『射雕英雄伝』(2002年版)を第31話(全42話)まで見ました。中国ドラマでもこれは理解しやすい。ただし、親子関係、師弟関係、義兄弟関係なんていうのは、一体どういう感覚なのというぐらい変。でもこれは、日本のヤクザ映画をマサイ族がみても理解しがたいのと同じかもね。文化的背景が違えば当然だよね。それにこれらの人間関係は、フィクションであり、現実とは、ちょっとずれてると思うし、デフォルメされているところもあると思う。
来年中国へ短期留学の予定だけど、僕のようなジイさんが、異文化衝撃を耐えられるのだろうか? アスリート、研究者、エンジニアなどの異文化のなかでも、そのスキルと能力で自分の存在意義を確かめることができる人が、それに相応しいポジションで働くのであれば、問題はないかもしれないが、単なる年金生活者として、生活すればアイデンティティクライシスに陥る危険性がある。それを防ぐには、ワンパッケージの『我が内なる帝国』を持っていくか、もしくは身分と目的を確定する必要がある。僕の場合は学生として、中国語及び中国文化を勉強するということで、回避したい。一週間程度であれば、旅行者として、異文化を楽しめると思うけれど。