日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

「今、まさにパラダイムシフトが起こっているといえる」

2020-12-02 15:59:40 | 私の雑感あれこれ
先日、NHKアーカイブスで、「英雄たちの選択」を観ていたら、司会役でもある歴史学者の磯田道史さんが、テーマの話をしながらも、現在の社会の状況を、タイトルのように評されました。

明治4年に岩倉使節団と一緒にアメリカに向かった女子留学生山川捨松がテーマの回でした。
11年間の留学を終えて帰国すると、維新から間もない時の欧米に学べの思想が濃厚だった時代と、政情も変わっていて、鹿鳴館の華として活躍しつつも、アメリカで身に着けた教育をそのまま日本に根付かせるのは微妙に困難な様相になっていた、云々。

で、パラダイムシフト。

多分、こういうことかしらのイメージだったので、検索。

規範や価値観の変動がみられることらしいが、日本語に置き換えるのは難しいとのこと。

たまたま私の知っている戦後75年のうちの70年近くは平穏だったのかもしれない。
貨幣制度も学校制度も同じだし。

それらがガラリと変わる、という歴史はこれまでに何度もあった。
もちろん、その変動の大小はあるだろうけれど。

すると、この度の新型コロナの流行は、戦争を知らない人がほとんどの現代社会にあっての、大変革ということなのか。

国が、既に赤字だといっていたのに、コロナ禍で国債をドンドン発行していいのかしら、と思わないでもないが、乗り切るために必要、と言われれば、そういうものか、と市民としては受け止めるしかない。

どうなっていくのだろう。
飲食業、観光業、交通関係にもろにマイナスの影響が出ている。生活の目途が立たないと嘆いている人がいる一方で、お金が何兆円も対策費として出回っている。そして株価はバブル崩壊後以来の高値だとか。

農業人口が多かった時代から様変わりして、都会では飲食業などで働く人が増えているのも特徴なのだろうか。
地方の観光地では、都会からの観光客の存在が生計を支えてもいたわけです。

コロナ流行がワクチンができることで、もとに戻るのだろうか。

「密を避けて」営業、となると観光バスの売り上げも大変だろう。いつも利用しているホットヨガも、定員を3分の1に減らしていたのを、少しずつ増やしている。採算ベースが苦しいところ。

となると、これらのコスト増は料金の値上げになってバランスをとるしかない、のかな。
廉価な海外旅行も復活は ? 。
生活のイロイロなところで、見直しが始まってくる。

コロナの前は、あんな時代があったよね、と語ることになるのだろうか。

最近アラッ、と思ったことのひとつに、お歳暮を決めて清算するときに、これまでは担当者にカードを預けていたのに、今回は自分で読取り機にカードを通してお終いです。
これがさらに進むと、お店も無人でOKになりつつある、とそんな感覚になりました。
(ネットで買えば、既に無人ですものね)







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