日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

月曜日は映画が鑑賞会『歩いても 歩いても』を観る。

2020-01-22 07:50:06 | 絵画・マイギャラリー
今年は、映画鑑賞の提案をやめようかな~、という心境だったけれど、毎年のように、という雰囲気になって、
最近見た作品を提案することになった。
是枝裕和監督の作品。
小津作品の系列になるのだろうか、家族の折り合いがテーマ。

各々に割り当てられているセリフが冴えている。
と、感じる。
自分の中で、ここで、そこまで、グサッという? なんて自問する箇所もたびたび。

人の心を去来する感情として「わかる」けれど、口には出さないな~という部分の代弁をしてくれているかのようだ。

息子を偶然遭遇した海難事故で失った母の悔やみきれない気持ち。
「どうしようもないことだから」とどれだけ諭されても、彼女は、込みあがってくる悔しさの中で暮らし続けている。

父親の期待にそえていないことが、澱のようにくすぶっていて、素直になれない、収入不安定な二男。

「喰えているか」と朴訥に問いかける男親。

結局は、できるのは自分のことだけ、なのに、つい、家族の生活の平安まで気になって仕方がない、それが家族であり、暮らしていくということなのだろう。

セリフが冴えていると ↑ で書いたけれど、この映画はセリフの奥に、言葉にならない思いの塊があって、氷山の一角のように顔を出した部分が、音声となって、視聴者の耳に入るセリフなんじゃないかと、そう思えた。

映画を観た後、新年会として、イタリアンでランチ。
サラダセットをプラスして、さらに私は普段は追加しないケーキまで。ちょっと、自分に甘かった。苦笑

お店には2時半過ぎまで。帰ってきて、また、我が家で4時までおしゃべりしました。この段階では、お腹いっぱい。飲み物も不要な状況。若くないですね~。

時系列が混乱しますが、映画鑑賞の前のおしゃべり時に、自家製のかぶら寿司を出したら、美味しいと。
実は、2度目も発酵が不出来で、成功とはいえないのですが、みなさんの大甘の評価に嬉しかった~。









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