川柳マガジン ２０１８年２月号掲載句

<川柳マガジン２月号　掲載句>

　　リフォームで生まれ変わった古い服
　　　　　（印象吟　土橋　旗一　選・佳作）

　　脳トレも兼ねて手書きのラブレター
　　　　　（笑いのある川柳　高瀬　霜石　選、竹内　ゆみこ　選・佳作）
　
　　三日月であなたを刺した十日前
　　　　　（前衛川柳　奈良　一艘　選・佳作）

　　罠かけるしか仕方ない鹿の害
　　　　　（駄×洒落川柳　津田　暹　選・佳作）

　　生きる背をしっかり見せてくれた親
　　　　　（全国誌上句会「しっかり」　井上　信太朗　選・佳作）

　　ふたりいたぬくさを知っているひとり
　　　　　（全国誌上句会「雑詠」　赤松　ますみ　選、田辺　進水　選・佳作）

　　もういない人のくちぐせ真似る鳥
　　　　　（第１６期９回　川柳マガジンクラブ誌上句会「真似」
　　　　　　　高塚　英雄　選・七十秀）




これまで一度も出せずにいた江戸時代吟と前衛川柳を、
今回は四苦八苦しながら、とにかくも作って、出してみました。
江戸時代吟は選外でしたが、前衛川柳は１句選んでいただけました。
が…いまだに、前衛の何たるかが、とらえきれないでいます。
これも人それぞれの感覚でいいのかも知れません。
わたしもわたしなりに、感覚的につかめたらよいのですが。
まだ毎回出せそうにはありませんが、
時間をかけて、考えていきたいと思います。

クラブ誌上句会、今回は全没をまぬがれて１句だけですが入選♪
あまり上位にいると落ちつかない（似つかわしくない？）
気分でして、順位表に名前が載っているだけでも、
自分としては
スゴイ～！
と思っています。

　　

　　　
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