さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

第19回全日本川柳誌上大会&検査のご報告

2016-04-20 | 誌上大会

「第19回全日本川柳誌上大会」に参加させていただきました。

入選句と自選1句が掲載された平成柳多留第19集が到着。

この大会、第15回に続いて2回目の参加です。
あのときは、
お元気に生きておられた豊橋番傘の岡部英夫さんが
すすめて下さったのでした。

「参加すると、入選句と自選の1句が掲載された、
 全国の川柳作家の作品が集まって読みごたえのある、
 平成柳多留という作品集がもらえますよ」

と。

もっと何度も、ご一緒に参加したかったですね。

今回の入選句です。

「賑やか」

 ヒョウ柄の服のおばちゃんこれなんぼ

 (佐藤 古拙・選)

「節目」

 節目ごとやわらかくなるわたしの絵

 (大野 征子・選)

 あの日から要るものだけをそばに置く

 (上野 多惠子・選)

「みごと」「導く」「視線」の句は選外でした。
気に入ったものもあったのですが、深みが足りなかったかな。
 
 
「自選句」

 事なきのありがたさしみじみと知る


ところで、
今日は予約していた大腸内視鏡の検査を受けてきました。

正式な結果をきくのは来週ですが、
どうやら心配なさそうでほっとしています。
ご心配下さった方々には、おさわがせいたしました。
はからずも、今回の自選句をまた実感したかたちになりました。
わたしに多い「そのまんまやないか句」ですが…
つくったそのときは、
親の病気続きだった日々を過ごしての句でした。
自然災害や事故の多さも、意識にありました。

今回の検査を受けたいきさつですが、
わたしは14年前に子宮体がんで手術を受けており、
以来ずっと異常なく過ごしていますが、
先日、排便時でもなく、痛みも覚えもないごく少量の下血が
拭けば付く程度にみられたのでした。

わたしは便秘もしないほうなので、切れたわけでもなかろうし…
さてはポリープか、新たな大腸がんが?と不安になり、
ちょうどその翌日が定期受診の予約日だったので、
婦人科の先生に告げると、
同じ院内の消化器センター受診を手配して下さったのでした。

昨日からの空腹感と、
(検査前の決められた食事で、ちゃんと仕事をして動くには
 カロリーもボリュームもちょっと不足した感じです)
当日朝に時間をかけて服用する腸管洗浄液が想像以上に苦痛で
たいへんでした。

くすりによる排便よりも、検査そのものよりも
そちらのほうがわたしにはつらかったようです。
ひとによっても違うでしょうが、
なにごとも経験してみないとわからないことがたくさんあるなあと
実感。

すべてを体験というのはむりでも、
せっかく何かを経験したなら、それを
より患者さんやそのご家族、
自分の家族・友人・知人の気持ちに寄り添えるかたちで
お返しができたらと思います。



   
   にほんブログ村






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする