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「不老不死伝説」あれこれ

2007年09月06日 | Weblog
●ベニクラゲ~それは地球上で唯一 不老不死の生物

Q ベニクラゲとは?

A イタリアのサレント半島‥ここの海岸付近の海底洞窟に不思議な生物が生息しています。体長が1センチにも満たない小さなクラゲで、ベニクラゲと呼ばれています。ベニクラゲといっても、映像や写真で見るかぎり紅色ではなく、半透明の美しい体をしています。

この生命体‥数年前に不老不死であることが発見されたのです。不老不死といっても絶対に死なないというわけではなく、老衰で死ぬ寸前にさなぎのような状態になり、その中でぐんぐん細胞が若返り、やがて生まれたばかりの姿に戻って、再び成長を始めるということなのです。

人間でいえば、天寿を全うして亡くなる直前の老人が赤ちゃんの時代にまで若返り、また新しい人生を始めるということです。まるで魔法のような話ですが、この地球上にはその魔法を実現した生物が確かに存在しているのです。

1994年頃、ベニクラゲの研究をしていた レッチェ大学のボエロ博士は、偶然にこの事実を発見しました。学生が水槽に入れておいたクラゲの世話を忘れ、長時間ほったらかしにしたのです。全滅してしまっただろうと思って中をのぞいてみると、クラゲの死体は見あたらず、生まれたばかりの姿になってよみがえっていたのです。



●徐福(じょふく)伝説
・司馬遷の『史記』によると、秦の始皇帝に、「東方の三神山(蓬莱の国)に不老不死の霊薬がある」と具申し、始皇帝の命を受け、財宝と共に数千人を従えて秦から東方に船出した。到着した土地で、徐福は「平原広沢」の王となり中国には戻らなかったといわれている。


・「平原広沢」は日本であるともいわれており、日本各地に徐福の一行が上陸したという徐福伝説が伝えられている。たとえば、和歌山県の那智勝浦町や新宮市には古くから徐福伝説が残っているなど、各地に徐福伝説が残っているのである。



●竹取物語では不老不死の秘薬が物語の最後に登場する。

・別れの時、姫は御門(天皇)に不死の薬を贈った。しかし御門はそれを駿河の日本で一番高い山で焼くように命じた。それからあの山は「不死の山」(後の富士山)と呼ばれ、また、その山からは常に煙が上がるようになった。



●西洋の神話や物語‥ギリシア神話の英雄やニーベルンゲンの歌のジークフリートなど、不死身に近い人物は多々登場する。



●「ウロボロス」は不老不死の象徴
・古代の象徴の一つで、己の尾を噛んで環となったヘビもしくは竜を図案化したもの。今日の無限大の記号「∞」のモデルとなった。語源は古典ギリシア語で、「尾を飲み込む(蛇)」の意の「オウロボロス)」



●変若水(おちみず、をちみづ)
・飲めば若返るといわれた水。月の不死信仰に関わる霊薬の一つ。



●若返りの泉(Fountain of Youth)
・その水を飲むことで誰もが若返ると言われている伝説上の泉。他に「不老の泉」や「若さの泉」等と訳される場合がある。泉はフロリダにあると言われ、この泉にまつわる話はアメリカ合衆国に関連する中でも、最も長く続いている物語の一つである。



●賢者の石
・中世ヨーロッパの錬金術師が、鉛などの卑金属(金、銀以外の金属全般)を金に変える際の触媒となると考えた霊薬である。人間に不老不死の永遠の生命を与えるエリクサーであるとの解釈もある。


・J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ第1巻のタイトルは『ハリー・ポッターと賢者の石』で、賢者の石が重要なものとして登場する。



●聖杯伝説
・聖遺物には病気治癒などの奇跡をもたらすという信仰がある。伝説中の聖杯は、さらに通過すると音楽が鳴り美味な食事をもたらすなどといわれる。


・映画の『インディ・ジョーンズ』や『ダ・ヴィンチ・コード』等で取り上げられている。また、いわゆる陰謀論の中では、ヒトラーや歴史上の様々な人物が聖杯を探して争ったとされる。



●エリクサー
・錬金術において製造しようとする薬。飲めば不老不死の永遠の生命が得られると言われた霊薬、万能薬のこと。


・欧州の修道院に伝えられる薬草酒で薬効が特に強いものを特筆して称する。これらは、いまだに修道院内部でのみ作られ、製法や材料は門外不出となっている。甘味が強いことが多い。



●アムリタ(Amrita)
・インド神話に登場する神秘的な飲料の名で、飲む者に不死を与えるとされる。乳海攪拌によって醸造された。仏典では「阿密哩多」と音写され、漢訳では中国の伝説の飲料「甘露」の名で呼ばれた。



●ソーマ (soma)
・ヴェーダなどのインド神話上で、神々の飲料とされるある植物の液汁。ヴェーダの祭祀で用いられる一種の興奮飲料であり、原料の植物を指すこともある。



●ネクター(英:nectar)
・果実をすり潰して作られるソフトドリンクで、一般的な清涼飲料水とは異なり、非常に濃厚な味わいを持つ飲料である。以前は森永製菓の商標であった。


・語源は古代ギリシア神話におけるネクタル(ネクタール、神々が常食とする生命の酒・不老不死の霊薬である薬酒・滋養のある飲み物)よりとされる。



●錬丹術(煉丹術、れんたんじゅつ)
・中国の道士の術の一つ。辰砂などから抽出した硫化水銀(丹)を原料とし、服用すると不老不死の仙人になれ、金も作れる霊薬(仙丹)をつくる。錬丹術は不老長寿が主目的である。


・水銀の使用によって少なくとも6人の唐の皇帝が水銀中毒で死亡しているといわれている。辰砂は鮮やかな赤褐色を示すため、その色が血液につながるという思想があったものと思われる。不老不死を望んでいた秦の始皇帝もそれによって死期を早めたという説もある。



●内丹術(ないたんじゅつ)
・中国の錬金術である煉丹術で実際に炉などで丹(水銀)を使う方法を外丹とし、人体内で呼吸法により息をふいごとし気を丹田でを練って仙丹にし服用して不老不死の仙人となる道教の修行法である。



●西王母(せいおうぼ、さいおうぼ)
・中国に古くから信仰された女仙。
・不老不死の仙桃を管理する、艶やかにして麗しい天の女主人として、信仰を集める。西遊記にも登場する。



●軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)
・軍荼利明王に該当するのは甘露軍荼利菩薩、サンスクリットでいうアムリタ・クンダリンである。アムリタとは、不死の霊薬のこと、クンダリンは水瓶、あるいは、とぐろを巻いた蛇のこと。



●西遊記には‥
・西王母の蟠桃園(ばんとうえん)の仙桃
三千六百株の桃の木がありますが、手前の千二百株は実が小さくて三千年に一度熟し、食べると仙人になります。中の千二百株は六千年に一度熟します。食べれば不老長寿を得るのです。奥の千二百株は種が小さく肉厚で実も甘く、九千年に一度実を結びますが、食べれば天地と齢を等しくするのです。


・太上老君の金丹‥外丹法の最高峰。効力は不老不死。


・人参果(にんじんか)‥形はまるで人間の赤ん坊そっくりで、匂いを嗅ぐだけで360年、ひとつ食べれば4万7千年長生きできる。



●吸血鬼・ヴァンパイア
・民話や伝説に登場する架空の存在で、ヒトや動物の血を吸う怪物。多くのフィクションにおいて題材として取り上げられてきた。一般に吸血鬼は、一度死んだ人がなんらかの理由により不死者としてよみがえったものと考えられている。現代の吸血鬼・ヴァンパイアのイメージは東ヨーロッパの伝承に起源をもつものが強い。



●『人魚シリーズ』
・「週刊少年サンデー」に連載された高橋留美子の漫画作品で、「人魚」をテーマに置いた読切作品シリーズ。



●『火の鳥』
・手塚治虫著の漫画。火の鳥(不死鳥)をモチーフにした一連の作品からなっている。


・人智を超えた存在で、100年に一度自らを火で焼いて再生(幼くなる)する事で永遠に生き続ける。人語を解し、未来を見通す。また、その生血を飲めば、永遠の命を得る事ができるという。呼称は鳳凰・火焔鳥・フェニックス(不死鳥)など。時空を超えて羽ばたく超生命体として描かれる。


・モデルは実在のキヌバネドリ目キヌバネドリ科の鳥ケツァール。その身体は宇宙生命(コスモゾーン)で形成されており、関わった人々の魂をも吸収して体内で同化し生かし続ける事も可能。話によっては人との間に娘を得ていたりもする。



参考にしたHP
http://www2u.biglobe.ne.jp/~moozoo41/
ウィキペディア(Wikipedia)ほか


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