Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

カケヤを作り直しました!

2018年10月08日 22時42分50秒 | Weblog

2018年9月~

今年の夏は異常に暑かったのですが、2020年オリンピックの年に燃やす、巻きストーブの薪伐採や薪割りをボチボチと続けていました。

カケヤとは、杭を打ち込む木製の大きな木槌ですが、薪割りでも使います。斧の割れ目に、くさびを打ち込み、カケヤで叩き込み割ります。
『矢(くさび)の、(掛ける(作用を及ぼす))=カケヤ』。

昨年作ったカケヤ(椿材)が、2個とも疲労により割れてしまいました。



カケヤがないと薪割りは進みません。
薪のために貰った、イチョウと思われる玉切り丸太を材料に、作り直す事にしました。



エンジンチェーンソーは近所迷惑のため、電動チェーンソーの出番です。



4辺をカットし、ざっとした矩形のハンマーの頭にしました。



週末の実家で、エンジンチェーンソーで、爆音を気にすることなく、平面にしました。



電気カンナで、一応のツルツル面にしました。



商品では無いので、まあだいたいの仕上げです。
各辺:22cm×長さ:30cm 1個
各辺:24cm×長さ:32cm 1個 を作りました。



省力化のために、電気ドリルで穿孔します。
しかし、ドリルって垂直に入れるのは本当に難しいんです。



ドリルで一方から24cmも貫通できなく、丸い穴なので、ノミと木槌で裏表側から四角に開けます。
この木槌(サルスベリ)も手作りです。



今回の穿孔の難しいところは、柄の先と手前では大きさが違うことです。
同じ大きさの四角い穴なら抜けやすいため、先が大きく、手前が若干(約5mm)小さくなっています。
つまり、穴をどちらかを小さく掘れば抜けにくくなりますが、これを24cm角材に穴を通すのは難しいんです。



トンネル掘りは、両側から掘り進められますが、山の地下で穴を合流させるのは高度な測量技術が必要と聞きます。
曲げ尺で表裏から正確に□四角を描いても、ドリルやノミが曲がって入ったらずれてしまいます。
表側、裏側の両方から彫り進め、なんとか綺麗に貫通しました。



さっそく柄を通してみますが、一度では入りません。



抜いてみると、色鉛筆の赤が着きますので、そこがキツイところです。



そこをノミで削ります。



何度か繰り返すと、だんだん入っていきます。



これくらいで良いかな
最初から緩いと、どうしようもありませんので、キツイ位がちょうどいい




カケヤの作用面は、縁が欠けやすいので、L字金具で絞りを付けました。



商品では、こんな大きなモノは見かけません。
樫製ではありませんが、壊れたらまた作ります。
ちなみに、この大きさなら市販品で幾らくらいするのでしょうか
各辺:22cm×長さ:30cm 1個 10,000円
各辺:24cm×長さ:32cm 1個 12,000円 かな
取らぬ狸の皮算用でした。
さあ、オリンピック目指して、薪割り頑張るぞ





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