Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

カマの研ぎ方、カマの収納(カマ掛け)

2023年03月10日 22時02分28秒 | 日曜大工

2023年2月

またまた発見!
薪活で今年伐採し薪割りしたものを、昔の薪小屋に収納しようと片付けをしていた時、またまた赤鰯の鎌・カマが出てきました。
これまでの発見のように、果樹園や畑ならともかく、なぜに納屋に放置なのか?
たぶん親父が94~95才の頃の放置で、2~3年ぶりに日の目を見た事になります。
アッ! 赤鰯とは、真っ赤に錆びた日本刀や刃物の総称で、手入れの出来ない所有者やナマクラの様子を小馬鹿にした隠語でもあります。




よく見ると、黒錆(四酸化三鉄)が残って見えましたので、ワイヤーブラシで表面の赤錆だけを擦り落としました。
経験的に素人は、黒錆があっても、どこもそこも研ぎピカピカにして、『光っているだろう!』て自慢しがちですが、それこそ赤鰯と馬鹿にされます。

赤錆と黒錆の違い



とりあえず、無事な黒錆が現れました。
黒錆が、金属を赤錆から守ってくれるバリアーなのです。




別日ですが、これから、研ぎにかかりました。
その前に昔話。
14年ほど昔、単身赴任中の3年間、人吉市の鍛冶屋(岡秀:おかひで)通いで鍛造や、研ぎをタイギャ学ぶ事が出来ました。
鍛造と研ぎはセットものです。
2021年、その研ぎのノウハウを忘れじと、農家が使うだろう様々な刃物の研ぎ方をまとめた
【農業は、刃が命】を作って居りました。
せっかくなので、ここで紹介します。




もくじのとおり、農家が使う可能性のある刃物の研ぎ方をまとめました。




これは、鍛冶屋通い等、刃物の制作をブログにまとめたおまけです。
興味のある方は、どうぞQRコードを読み込んで覗いてください。




このマニュアルから、カマの研ぎ方のページだけ抜粋し掲載します。




手持ち砥石を使って、研ぎました。
本当はマニュアルに書いたように、映画(ターミネーター)で現代の地球に現れた時の裸のシュワちゃんポーズで左足で柄を踏みつけて研ぎます。
(注)裸になる必要はなく、ちゃんと服を着てやってください。
左手でカマの刃を支え、右手で砥石を持ちます。(利き手が砥石)
写真は、荒砥から中砥に移ったところです。

鎬(しのぎ)は新品の時には黒錆びで覆われている所ですので、
出来るだけ研ぎません。



返し または カエリ または 刃起こし が終わると、裏表ひっくり返し、 均し または カエリトリ
をします。すると、ゾロリ・ザックリと食い込む切れ味が戻ります。
ちょっと黒錆も落とした所もありますね。




農家を巡る時に、コンテナ等の箱に投げ入れてあるカマを見かけますが、先入れの刃に後入れの峰が当たります。
重ね入れは刃物同士で刃こぼれを作るようなものです。
このタイプは往々にして赤鰯です。

昔から、カマを収納する 『カマ掛け』(リンゴ箱に、麦わらを詰めて、それに刃を差し込むタイプなど在り) がありましたが、親父の死後もあちこちから刃物が出てきて、
収納出来なくなりました。

そこで、整理整頓し、新たに自分なりの カマ掛け を作ったのは、去年の事です。
あり合わせの木材と、竹で写真の様な感じで、流し『研ぎ場』の横に作りました。

一番右から、家事の火消しの鳶口とびくち(100年以上も昔のです:錆びだらけを磨きました)
上から下がっていて柄だけしか写っていませんが、植林山の根ざらえ等に使う大鎌です。(刈り払い機の普及前は、大鎌でした)
グリップを巻いている、ナタガマ。(木の枝が切れる)
そして、草刈りカマです。

下の段には、右から、
剪定ばさみ・芽切ばさみ・包丁・草取りガマ(平ねじりカマ・つる首ねじりカマ)を掛けられるようにしました。
これで上手く、整理整頓が出来ました。
でもしばらく使っていると、研いだカマ類が、ちょっとしたことで手前に落ちてヒヤリハットの思いをすることがありました。




ケガをする前にと直ぐに改善にかかりました。
上手く、整理整頓が出来ました。

主な材料は、ビニル被覆の柔らかい針金とネジです。
写真の様にラジオペンチで曲げて、ネジ釘で固定し、?の丸いカーブでカマの口金部分を押さえ(ホールド)ます。




これで、落下は皆無になりました。
使う時は、引っ張ればすぐに針金が変形してカマが取れますし、戻す時はちょっと針金を抑えるとホールド出来ます。




草取りガマは固定に手こずりました。
平ねじりカマは、身幅(刀身)が広くアゴの角もあるために横棒の竹に刃・アゴがかかります。
でも、首が細長い金属のために、針金の?かかりに遊びが大きく同じ方法ではダメでした。
そこで、弁当に付属の直径5mmの竹の丸箸を利用し、4.8mmのドリルで穴を開けて
、狭いスリットのハサマリを作りました。
これで、大丈夫となりました。




次に、つる首ねじりカマは身幅(刀身)が狭いのと角ばったアゴが無く、ちょっとした角度が原因で、丸竹にも引っ掛かりません。
そこで、発泡素材の管を切って、ネジ止めし、この切り開いたところに金属の首を突っ込み、固定(ホールド)するようにしました。




剪定ばさみ類は、止め金・止め輪 をネジの頭に引っ掛かけます。



包丁は結球野菜の収穫等で、良く使います。
柄の尻にドリルで穴を開けて、径の小さなネジの頭を通し引っ掛けることにしました。



道具は使っている時よりも、保管の時間が圧倒的に長いものです。
その保管方法や場所、環境が悪いために、ほとんどが保管中のダメさで赤鰯になります。
赤鰯は物ではなく、その人を指していて間違いありません。

カマの刃が乗っているのは、廃棄のブラシで、廃油を湿しています。
刃物を使った後は、洗って、出来れば研いで、乾かし、油を塗って次の作業に備えます。




ギャング映画等の壁に仕込まれた銃砲セットの様ですが、板前さんの包丁セットに近いです。



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#梅ちぎり







ツールカートの作成 前編

2023年03月07日 23時01分30秒 | 日曜大工

2023年2月~3月

自慢じゃないけど、ホームセンターには丸一日でも居られます。
2月のある日、ホームセンター・ハンズマンをウロウロしていたら、【ツールカート】が目に入りました。
ツールカートとは、様々な工具をわかりやすく、取り出しやすく整理整頓をする工具棚っていう感じです。

『これが、約4,000円か~。もう少し大きいがいいなあ。持っている材料を使えばそれ以下の予算で作れそう。オーバーしても、もっと容量・面積が広い方が使いやすい。』




それから、暇を見てエクセルで図面を描きました。
図面は在ってもなくても作れるのですが、あればイメージでも具体的なシミュレーションが出来ます。
行き当たりばったりで失敗し、釘やネジを抜いたり、ミスを犯して材料ダメにして変更するよりも綺麗に出来ます。




その足で、今度は建材コーナーに向かいました。
コンパネの物色です。

ちょうどロシアのウクライナ侵攻から1年目の頃で、建材も3割ほど値上がりしていました。



ツールカートの4本の柱は、熊本地震被災の改装で外した、階段の手すりが最適です。
何かのためにと保管していて良かった。
ただし、加工には厄介な丸柱となります。




作業台は、広くて便利な軽トラックの荷台です。
これから、80cm2本、90cm2本を切り出しました。




この板は、子どもたちが使っていた不要の2段ベッドをバラシた材料です。



図面の下のキャスターを取り付ける底板の、幅の広い板(下板)です。
ドリルスタンドに、電気ドリルを固定し、柱の直径48mmに合わせて、フリーホールソーを47mm位(23.5mm)に調整。
12mmの深さで彫り下げました。



4つの柱穴を彫り下げました。



ノミを使って、くり抜きます。



ややキツメの径にしていましたので、カーボン紙を挟んで柱のキツイ所(黒く着色)を削り調整しました。



柱はキッチリマッチして刺さり、自立しています。



柱と柱穴のジャストフィットの組み合わせのため、A・B・C・Dを書いておきます。



下板と柱を大きな木ねじで固定しました。



4本の柱が立ちましたが、左右を連結させねばなりません。




木材の継ぎ方・連結にはいろいろありますが、嵌ったら抜けない【蟻形相欠き継ぎ】
で、左右を連結することにしました。
その為に、下板に突っ込む台形(オス)を左右端に罫書(ケガキ)しました。




蟻形のオスを切り出すのは簡単です。



蟻形のメスは、オスを象って罫書するのが一番確実です。



蟻形の台形は、直角と、斜めに2回鋸を入れます。
正目の板であれば、コンコンと叩いたり、ノミを入れると綺麗に台形が出来ます。




表面に凸凹があれば削って平面にしますが、ナイフの曲面の刃先が綺麗に削れます。



オス・メス嵌めるのは、ユルユルよりも、ややキツメで蟻形を作ります。
カーボン紙で墨付けしての調整でジャストフィットを目指します。




キッチリとオスメス組合い、台座部分が出来ました。




柱を戻しました。



中古品ですが、前に自在キャスター、後ろに一方向のキャスターを付けました。
50mm径・1個の耐荷重50kg×4個=200kg の道具を載せても大丈夫です。



この続きの工作は、また時間を見つけてとなります。
晴耕雨工・・・・早く完成させた~い。


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#梅ちぎり

 

 


梅ちぎりの安全足場建設

2023年03月03日 00時02分36秒 | 日曜大工

2023年1月~2月

実家には、樹齢50~60年の梅の木が2本あります。
昔の人は、果樹は敷地内の端っこに植える癖があり、2本とも屋敷の角地に植わっています。
これはその1本ですが、毎年納屋の瓦の上に登っての手ちぎりをしています。



上の写真で、瓦の上の背中の人が写っていますが、瓦の上で手を伸ばしても届かない所は、【道板(ミチイタ)】をして、これに乗ってちぎるのです。



ところが【道板】は、枝にかけるので、ちょっとした体重移動で面が傾いたりズレたりで、不安定なのです。



親父は90歳過ぎても、この道板に登って梅ちぎりしていましたが、さすがに危ない。
かといって、自分一人では労力に限界を感じていました。

そこで5年ほど前から、Facebook友達に呼びかけました。

手弁当で、ちぎった梅は全部持ち帰りOK!

それからは、人海戦術で2本の大木の収穫は一日で終わるようになりました。
楽になったものの、【落下転倒事故が起きたらどうする!】が付きまとうと共に、
危険な所の梅はちぎるのを諦めていたのです。



梅ちぎりの日のお昼ご飯は、それぞれ持ち寄った料理がならび賑やかです。
集まってくれるFacebook友達にとっては、楽しいイベントかもしれません。
でも、どうにか改善しなければ続けられないと思っていました。



それから、梅の木の下で、上を見たり傾斜のある地面を見たりを何度もしました。
入り乱れる梅の枝の中に架空の柱や梁を描き、頭の中に図面を描きました。
柱や梁の材料は、以前壊した納屋の丸柱の残骸です。



ホームセンターから連結する、スクリューボルト(長さ15、20センチ)を購入しました。



2023年2月12日

先ず、4本の通し柱を立てます。
直径10~15センチ、長さ4メートルの柱を立てようとしますが、握って位置を維持してくれる人は居ません。
梯子に上り上の方を梅の枝にヒモで固定するも、何度も重みで倒れました。



固い通し柱と固い胴差を連結しようにも、いきなりスクリューボルトはねじ込めません。
先ずはドリル穿孔です。
持ってくれている人が居ないので、ロープで約3メートルの位置に吊って穿孔。
梯子に登り、ドリルの径を9ミリ、11ミリ、12ミリと使い分けます。
ラチェットレンチ🔧でスクリューボルトを締め付けます。
緩過ぎず、キツ過ぎずの梯子の空中穿孔作業だけで疲れました。



傾斜面で、水平に胴差を固定するのは大変でした。
このクソ重い角柱の時は、何度も滑り落ちたりしました。



梅の枝にロープを掛けて吊り上げ固定し、やっと連結。大変でした。

筋交いスジカイを入れて、耐横揺れの強度を高めました。




コンクリートの土台は、このために昨年末作っていたものです。



まっすぐ立てる垂直の柱を『通し柱』、横に水平に渡し、通し柱と連結した『胴差』、胴差しに乗せた丸柱を『床梁』 と言います。
長い床梁を上げるのも大変でした。



ちょっと休憩で、離れて見たところです。
火事の後に残った柱ではありません。
床梁には、後日床を作ります。
さて、床材はどうしよう~!



2023年2月18日

この日は、朝から空を観て雨ばかり気にしてました。
そしてこの1週間、床材の事を考えていました。
午前中、その床材として 竹を切り出しました。
遅い昼メシ食べてから、直ぐに軽トラックから竹を下ろして、フーっ💦



食後の休憩もほどほどにして、今度は、廃油と刷毛を持って、先週の梅の木へ!
今日の竹を足場(床梁)に乗せたら、もう防腐処理は出来ないから、先に廃油を塗ることにしました。
先ずは、目の前の四本の通し柱からです。



次に、横に渡した胴差。
そして、その上の床梁を全部塗りました。
この床梁には、今日の丸竹を敷き詰めます。

足場が悪いのと、塗った面も、梯子にこぼれた廃油も滑って、危ない!危ない!
ヒヤリハットも数回あり、写真も2枚のみです。

2023年2月25日

週おきにしか作業できないのが辛いところです。
今日は、床に竹を敷き詰めるのが目標です。

胴差 に 床梁 を、13センチの長いコーススレッドで固定します。
が、いきなりネジこもうとしてもコーススレッドは貫通しません。
先ずは、長いドリルで、誘導の穿孔をします。



当初の計画では、梅の花が咲く前でしたが、遅れてしまいました。




竹切りした午前中の竹から厳選した、約40本をいよいよ、約3mの上の床梁に乗せます。
やり方は、梅の木に立てかけては、梯子で上に上がり~。




不安定な床梁に跨って1本ずつ引き上げる。
それに一方に、根元だけ向けると平行にならないので、根本・先と交互に。
そのためには、床梁に跨った状態で枝を避けながら回転させて向きを整える・・・
無くなれば、また下に降りて、竹を運んで、梯子を上って竹を引き上げる・・・・
という厄介な事を約5回も繰り返して、なんとか上げてしまいました。




梅の花も一斉に咲きそろっていました。
この部分は下から床に上る多収の枝を優先して、仕方なく竹の隙間も出来ました。



床板(丸竹)は全部4mで通したいのですが、何本かの幹が床を貫通しますので、切らねばなりません。
この鋸も、隙間から2回も地面に落下して、また下ったり上ったりしました。




この切り詰めた竹の一方を踏むと、跳ね上がり危険のなので、両側はネジ固定しました。



床下?からの、丸竹床の眺めです。



夕方4時でやっと完成しました。
ゴロンと寝転び、地上3メートルの高さで、しげしげと花見をしました。



何も処理していない丸竹が、何年もつかわかりませんが、たぶん3年間でしょう。
余裕があれば、後日、雨よけのシートをはります。

それにしても、花見で一杯って感じで、花見宴会に使ってみたくなりました。



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竹切り

2023年03月02日 12時42分38秒 | 日曜大工

2023年2月18日

明日は雨と聞いて、早朝から竹伐りジジイとなってました。
軽トラックに、道具や燃料を積み込みました。

4メートルを80本、6メートルを4本やっとこさ伐りだし、やっとこさ軽トラックに積んで、やっとこさ帰宅出来ました。

ナタ2本は、鍛冶の手作りです。



毎年栗、柿園に侵入してくる真竹と孟宗竹です。
駆除と竹の有効利用が目的です。



何に使うのか?
第一は、梅ちぎりの安全足場を作りかけていますが、床板の板の代わりに敷き詰める材料。
次に、キウイ棚、山芋棚、、いろいろです。



チェーンソーで、ビャンビャン伐り倒します。伐るのは楽な方です。
枝を落として、規定の長さに切り搬出するのと、余分な捨てる先の竹の移動が大変なんです。
そして生竹は、重たいのです。
上でツタが絡まったり、栗の木枝に挟まると、泣きます!



持参したメジャーで4メートルの定規📏竹で作りました。

次々と測り、次々と切り落とします。



この切り捨てた余分な竹を邪魔にならない所へ運ぶのに、同じ時間がかかります。
もう、汗ダラダラでメガネに溜まります。
いつまでも腐らないので、竹粉砕チッパーが欲しいです。



朝8時から4時間~ほとんど休憩なし。
お昼12時を過ぎてしまいました。

積むのも大変なんです。



長い竹は、キウイ棚、山芋棚、、に使いたいと思います。



半分は荷台の後ろに出ていて、前タイヤが浮きがちです。
長いのは、、ハンドルが取られますので、ゆっくり帰宅しました。
汗だくなんで、シャワー浴びて、遅い昼メシとなりました。




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自家製ラー油作ったぞ~

2023年02月28日 22時06分50秒 | 日曜大工

2023年1月30日


昨年は唐辛子(タカノツメ)の苗がたくさん出来てしまい、育ててしまいました。
もともと、タケノコを湯がく時に大量に使うので、たくさんあっても困るものではありませんでした。

ある日、五木村の中村美華さんの『食べるラー油』に刺激されて、自分で作ってみようと準備していました。

自家製の唐辛子(タカノツメ)を綺麗に選別して、10g準備。
大変だったのが、別の粉末の一味唐辛子100gを作る過程です。
ミキサーの蓋を取ると同時に舞い上がる粉で、撮影どころではありませんでした。




参考にしたのはこのサイトです。

自家製ラー油の作り方を「四川料理のスゴイ人」に教わってきた【ハマる味】 - メシ通 | ホットペッパーグルメ (hotpepper.jp)

【材料】自家製ラー油(500ml分)

  • サラダ油 500ml

(香味油づくり)

  • 長ネギ 100g 青い部分がベストだそうで、100gには2本の長ネギを使いました。
  • 生姜 40g 皮付きのままで、5mmくらいの厚さでスライス。
  • 鷹の爪 10g タネも入れる・辛さの好みで増減ですが、分かりません。
  • 花椒  3g もっと辛くしたい人は1.5倍だそう。

(唐辛子)

  • 一味唐辛子 100g(タカノツメをミキサーにかけて作りました)
  • 水 30ml  なんで水?・・・・あとで納得。
     
    材料、丁半揃いました!



    これは、山椒の花の粉末、3gです。



    長ネギの葉の部分を100グラム。



    ショウガも、5ミリの厚さにカットして、



    (香味油づくり)


    ネギやショウガなどは香味野菜と言うそうですが、熱した油にはそれぞれの香りが移っていくそうです。




    花椒を 最後に入れました。
    ここまでは、ガンガン熱しました。




    ネギの萎れ具合を見て、やや弱めました。
    このままガンガン強火を続けると、油に香りが移る前に材料が焦げるそうで、油が沸いたら火力4(弱火)にしました。




    自家製ピーナッツは、ザルの中で揚げました。
    投げ込んでも良いのですが、ピーナッツは香味野菜と違い食べるラー油の食材なので、焦げるとまずいし、ネギの下に隠れると、箸で分別するのが大変と思ったからです。




    ピーナッツが良い色になったら外して、いよいよ香味野菜を濾しますが、熱くて危なくて写真は撮れませんでした。




    濾した、香味野菜。
    カリカリ、カラカラです。




    濾した油です。



    一方、香味油の沸騰まで
    の段階でステンレスのボウルに一味唐辛子100gを準備しておいて、そこに水を30m入れて、しんなりとなじませて置きました。

    軽く握って団子になるくらいがなじみの目安です。
    なぜ水を入れるかっていうと、乾燥した粉に沸いてる油をそのまま入れると焦げるから、焦がさないための水だそうです。ガッテン!

    いよいよ熱い濾した香味油を注ぎこみました。
    ハチの巣をつついたように、ジャー、ジャーっと、泡立つように一味唐辛子が揚がっていきます。




    ちょっと、怖い作業でしたが、無事に注ぎ込めました。




    揚げピーナッツをまな板で細断して、混ぜました。




    瓶詰めですが、食べるラー油なので、具材も入れなければなりません。
    粉末用に作られた漏斗は足部の口径が大きいので、この粉体漏斗(ふんたいろうと)を使いました。



    500ccの油でしたが、具材のために容量が膨らみ、2瓶に分けて詰めることになりました。
    完成~い
    さあ、頑張って使わねば。




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自作コンクリートアンカー

2023年01月17日 20時52分43秒 | 日曜大工

2022年12月17日

この日の午前中、大根漬けを終えてました。
午後は、コンクリートアンカーづくりをしました。

アンカーとは土台ですが、キウイ棚の土台づくりです。

この日のために、一斗缶を集めていました。
一斗缶を新品で買えば、2000円位しますが、これらは夏に自宅の屋根を塗装したペイントの空き缶2缶に、無人ヘリの燃料の空き缶6缶です。




一斗缶の大きさは、日本産業規格(JIS規格)で、天板、地板は一辺の長さが238mm、高さは349mm、容量は19.25リットルと定められています。
内容物は18リットル入るから、一斗缶という訳です。



さて、単管パイプ倉庫には、一斗缶のまま使いましたが、キウイ棚の土台なので、半分に切ることにしました。
ディスクグラインダーで、真ん中から切断です(写真は、屋根を塗ったペンキ缶)

ところが、無人ヘリの燃料の空き缶を切断するときには、爆発的炎が噴き出し、冷や汗をかきました。
無人ヘリの燃料(グローエンジンの燃料)の主成分はメタノール、ニトロメタン(ニトロ)、オイル、添加剤なので引火性が高く、切断の火花で燃え上がったのです。



半分に切断し16個の半切り缶が16個出来ました。
あとは、コンクリートの容量の計算です。

16缶×9リットル=144リットル



この塩ビ管を缶の中央に立て、それに単管や、孟宗竹を立てる計画です。
足りない塩ビ管とコンクリート・砂・子砂利を計画的に買い求めていました。




100%生コンを流し込むと、140リットル位必要になるのですが、割れ瓦、石、金物を集めて【上げ底?】をすることにしました。



廃棄物である、割れ瓦、石、金物の有効利用が出来ました。



コンクリート・砂・子砂利の割合は、1:3:3(3~)+水 として。
余裕を見越して、2:6:6袋ずつ買いました。




ミキサーの容量も限度があるので、コンクリート・砂・子砂利の割合は、0.5:1.5:1.5袋ずつ入れました。
このミキサーもスイッチ部が壊れて、錆びだらけのものを貰ってレストアしたものです。
スコップで混ぜ混ぜの生コンづくりの大変さを思うと大活躍です。

コンクリートミキサーのレストア



柄杓で掬い取り、棒でつつきながら流し込みました。



柄杓で掬い取り、棒でつつきながら流し込みました。



流し込みやすいように、やや水分を多くして正解でした。



2023年 年が明けるまで放置していました。



1個15kgになり、ボブキャットを使って、畑に運びました。

キウイが芽吹く前まで、これを土台にして、棚を作るのが宿題です。

 

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恒例のダイコン漬け

2023年01月16日 21時33分43秒 | 日曜大工

2022年12月17日

さあ、今年も大根を作りすぎた。(出来すぎた)

だいたい種の袋入りは、家庭菜園でも多すぎる。
20粒くらい入って、安く販売できないだろうか?
順調に育ったものの、漬物には小ぶりで細身が適しているので、選別・収穫して干していた。
長期保存を意識して、ひらがなの つの字に曲がるようになり、漬け方決行!



実家の庭先に、動線に叶うように道具をレイアウトして、漬け方決行!
先ずは、葉を切り落としていきます。



ダイコンは数本をまとめて計量台に乗せて、記録。
数回繰り返して合計して、全量の重さを把握します。



それに合わせて、米ぬかを計量!



食塩を計量!



砂糖(キザラ)を計量!



別容器に、これら調味料を混ぜます。
香味材料に、ユズの乾皮を入れました。



町のスーパーにはなかなか置いてない、澤庵漬けの素 を田舎のスーパーで買い求めました。
これまた、四斗樽用規格 で一般家庭では多すぎる分量サイズ。
でも、分割して使うしかありません。



個人的には、中・長期保存が好きなので、 つの字 になるまで干していました。
天候に恵まれ、2週間くらいで萎びていました。



澤庵漬けの素 の箱を、展開すると、漬け方が書いてあります。
まあ、他にもインターネットでいろいろと見てはいます。



澤庵漬けの素 を混ぜました。



良~く混ぜ合わせると、ターメリックの黄色い色素は目立たなくなります。
先ず、漬け樽の底に、混ぜ合わせたヌカ床を敷きます。



長いダイコンは、円周の外側に、短いものは内側に並べて、密に並べます。



が、隙間は空くので、そこに切り落とした葉を突っ込みます。



ヌカ床をふりかけます。
これを大根がなくなるまでサンドウィッチで繰り返します。



最後は、多めにとっておいたヌカ床を敷き詰め、手のひらで良く押さえて空気を追い出します。



ビニル袋の口を、空気を追い出しながら絞めて、捻じって封をします。



全体のレイアウトはこんな感じです。



先祖代々の漬物石(石臼の上臼の、もの入れの穴に)、電線(VVFケーブル2.0mm×3線
)を通してあります。
これを、2つ乗せました。




乾燥させたダイコンですので、漬かるのは3月頃を想定しています。
ちょっと待ち長いですが、楽しみにしています。


2023年1月3日

まだ、3週間も経っていないのに、水は上がっていたので試しに上げてみたダイコン漬けです。
浅漬けって感じですが、これからじっくりと味が染みてくるでしょう。
ちょっと待ち長いので、来年は生しいダイコンで漬けてみたいと思います。


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年忘れ石垣築き!

2023年01月13日 22時31分15秒 | 日曜大工

2022年12月晦日

2021年秋まで、実家の木戸口(入り口)は狭くて困っていました。
(親父は、「俺の目が黒いうちは!」と弄ることを許さなかったのです。)
2021年10月末の親父(96才)の施設入所を機に、拡張工事を始めました。
ところが施設入所してからわずか2週間で突然に亡くなってしまいました。

悠長に構えていた処に、49日の法事までには完成させねば親戚が来る!
と急いで完成させたのが、2021年12月18日でした。

でも、余った石の置き場に困り、ずっとただ積んだままにしていました。



今年のうちに、1年も放置したこの石をどうにか処分しなければなりません。
と言っても、時間が出来たのは既に晦日の30日です。
早朝から来て、作戦を練りました。
①余っている砂岩の丸石と阿蘇凝灰岩の切り石のうち、デカイ凝灰岩を出来るだけ使おう。
②砂岩の丸石は、たぶん余るが、いつでも動かせるので上に積もう。

で、作業開始です。



黒いホース(畑への道路横断配水ホース)から左側の丸石を、排除しました。
その空間に黒い凝灰岩を新たに筑きたいのです。
元の石垣の配置の記憶は無くなり、元の組み合わせは面(ツラ)も辺も合いません。
2次元の紙のパズルでもない、3次元の重たい立体です。
やり直しに石の向きを変えたり、諦めて石を入れ替えるにも一苦労です。

石垣築きは、見た目の面合わせも大事ですが、石の裏の見えない石垣の詰め物の石

『グリ石』が大事です。
並べた石の先(奥)には、引っ込み防止のための受け石は胴飼(どうがい)

隣の石との△の空間を埋める、飛び出し防止の目止め石は、艫飼(ともがい)

総称して飼石(かいいし)をして安定させねばなりません。
樫の木の叩き込み棒とハンマーで、胴飼を築込んでいきます。




台形や三角の面を試行錯誤で組み合わせて、だんだんと重ねていきます。
(撮影のたびに手袋脱がねばならないので、写真は数枚です)




おや~!自然薯が出てきました。
作業途中で、芋掘りしている暇は無いのですが~。




山芋掘り名人の技術は捨てて、仕方なくポキポキと折りながら、短時間で自然薯を確保しました



畑への配水ホースから左側カーブをなだらかに出来ました。



残った砂岩の丸い石もつなぎました。
余った土は上から隙間に突きこみます。
(これからの雨で、だんだんと空間が埋まります)




余分な石がスッキリ無くなりました。



突貫工事で急いで、昼前半日で完成しました。
これで、正月が来ます。




そもそもの石余り原因となった、ちょうど1年前の拡張工事です。

木戸口(門)拡張工事(No4:完成)

 

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竹で水道ポンプ小屋を作る

2022年12月15日 21時46分37秒 | 日曜大工

2022年12月上旬

実家の水道は、庭に掘ったボーリングの水なので、水道ポンプで汲み上げています。
親父が作っていたそのポンプ小屋も老朽化のあげく、今年の台風で飛ばされてしまっていました。
凍結時期の♪冬が来る前に~♪が、宿題でした。

【木6、竹8】の伐採時期を完全に逃して、やっと孟宗竹を伐り出したのは先月11月の事。
遊んでいたわけじゃないけど、貧乏暇なし作業に追われていました。
早くも寒波の天気予報も聞かれる12月になり、やっと作業に取り掛かりました。
材料は自生する孟宗竹で設計。柱にする丸竹を90cm2本、80cm2本の長さに切り。
端切れの竹からは、竹釘を作る予定でした。



屋根にする半割りの竹を準備して茹で始めました。
茹でるのは、虫食い防止で少しでも長持ちさせる為です。
この日の朝は、気温2℃と冷え込んでいて、この焚火で温もれました。




畑に設置した臨時の竈と半割ドラム缶鍋

竈は山からいくらでも出てくる、軽石の塊です。
ドラム缶の半割りの水の容量は、約80リットル。
沸騰させるにはバンバン燃やして約1時間もかかります。
沸く間は、竹割と畑作業です。

ドラム缶の半割




やっと沸きましたので、茹で始めました。
ドラム缶には半割竹をは対角線で斜めにしないと入りきれず、1回につき6本。
約30分茹でるので、なかなか数がこなせません。




煮える目安は、葉緑素の緑が退色して、表面に油の被膜が浮き出る事で判断しています。
冷めたすき焼き鍋の縁に、油膜が着く様に、竹の表面に油膜が固まっています。




完成イメージ図と材料を軽トラックの荷台に乗せて、いざ組み立て開始です。
木材は、納屋のアチコチから寄せ集めました。
(田舎の親父は、なんでもとって(保存して)いますので、こんな時には在庫が豊富です。)




先ずは、柱と柱を繋ぐ木を突っ込む、ほぞ穴づくりです。
ドリルでぐるりと空けて、ノミで穿(うが)ちます。



四角のほぞ穴の内側を、身の薄いナイフ(ヤスリをナイフにしたもの)で、綺麗にし、ほぞ木の大きさに合わせます。



2本の柱が連結出来たところで、現場に合うかを確認しました。
ちょうどいい感じです。




そうやって、次々と柱を連結しました。



また、現場で確認です。
ちょうど台座のコンクリートに収まります。




ヨガミもない確認が出来たので、竹の柱と木の連結棒をコーススレッド・ネジで固定します。
ガッチリとした枠が出来ました。



これは、屋根が片屋根なので、斜めの垂木の傾斜に合わせて、水平断面の竹を斜めにカットしているところです。



斜めの屋根が乗る、垂木も出来ました。



現場に設置する前に、半割の竹を乗せてみました。
ひっくり返し?いや、これは雨水受け(雨樋)です。




半割の竹をこれに被せます。



こんな感じで、雨水はポンプを濡らすことなく流れ落ちるはずです。
市販の波板を買えば、数百円で出来るなんてことないのですが。
(風情を愉しみます)




これは側面です。
もともと、竹垣をこの竹(6分割)で作ろうと、2年前のドラム缶の半割鍋で茹でて作っていたものです。
虫食い一つありませんでしたので、これを4面に貼ります。




いきなり釘を打つと割れるので、1mmドリルで穴をあけ、釘止めしました。
竹釘は、釘を作るだけでも大変なので、諦めて金属化粧釘にしました。




前後の壁が貼れました。
隙間は気にしない。




両側面は、片屋根なので、余った竹を斜めにカットしました。



釘を打っていると、中空の中央付近では(ブヨン~ブヨン~)と反動して、なかなか打ち込めません。
そこで、支柱の椹木(あてぎ)をして、下から反作用で釘が抜かる様にしました。




さっそくポンプに被せてみました。
バッチリです。




防寒用には、ぼろ布等でカバーするのが一番ですが、準備不足でした。
そこで、シュレッダーの袋で取り合えず寒波を凌ぐことにしました。




半割の竹で屋根を葺きました。
最上部の7本は、押さえとして乗せました。
実は、斜めの屋根の端っこは
【けらば部】というのですが、端っこの半割りけらばは引っかかっているだけです。
簡単にずり落ちるので、こうして針金で結んで固定しました。




完成しました!



台風の時期には、屋根にブロックでも乗せようと思います。

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熊本県農業試験場・農業講習所跡地のその後

2022年10月04日 22時52分20秒 | 日曜大工

令和4年9月20日

台風第14号 9月19日は丸一日職場で災害待機でした。
 翌日は、農作物・
農業施設被害調査で、JA熊本市 くまなん支店集合の班となっていました。
幸い、調査範囲では大きな被害は無く、午前中で解散できました。
 昼ご飯をどこかで食べようと、直ぐ近くの
『イオンタウン西熊本』で、食べることにしました。
 実は、45年ほど前の
高卒後から20才に成るまで、この地に2年間住み、この周辺は徒歩で歩き回っていた所です。
 ここは、熊本県農業研究センター&農業大学校の前身である、農業試験場&農業講習所の跡地
(約51ヘクタール)に、2009年 (平成21年)10月1日にオープンされました。
 就職同期採用職員が4年制大学卒ばかりなので、学歴の話題になるとその場から逃げていました。
自分の最終学歴が農業講習所最後の卒業生
2年制の短大卒)であることは、自分の口からは絶対言わない様にして、現役を40年間やり過ごしてきました。
 学歴が低いなら、
4年制大学卒に負けない生き方をする! それが現職時代の生き方にもなりました。
今となれば既に定年して再任用の身ですので、ここでSNSで全く知らない人にもカミングアウトしてもどうでも良いと思えるようになりました。
 そんな学歴の事よりも、この地の事はHP等のどこにも書いて無く、こうして誰かがブログででも記録しないと、母校の事、この地の歴史は埋もれてしまうと思い、昔のことを思い出し書き留めることとしました。

イオンタウン西熊本をグーグルマップで見た空からの全容です。
約51ヘクタールあり、
農業試験場&農業講習所の敷地の真ん中を、鹿児島本線(後に九州新幹線も並走)が貫いていました。

イオンタウン西熊本に、レイヤーで農業試験場&農業講習所を記憶の限り重ねてみました。
当時の住所は、
熊本市上の郷町2丁目?番地でした。


東側のショッピングモールの北側に門がありますが、道向かいに駄菓子屋さんがあり、若くて綺麗な姉さんが居ました。
その右隣には散髪屋さんがあり、その頃は髪の毛も豊富で、【子門真人】 みたいにしていた時もありました。



門を入ると、左手に体育館、職員室(教室)の棟、その先に学生寮が2棟ありました。
学生寮の北側の棟は(A・B・C・D号室各部屋6人部屋)、南
側の棟は(E・F・G・H号室各部屋6人部屋)で、作りは昔の兵舎に近いもので、プライベートもへったくれもありませんでした。
写真は、イメージですが、北側の棟は左右に畳の段があり、布団を敷いていました。
枕元に私物の箱を置き、その上には針金を引っ張った、衣紋かけでした。
部屋の前は廊下で、竹刀を持った寮長(3人)による巡回の起床と就寝の点呼があり、部屋ごとに一列に並んで居ました。
(高校の同級生は、誰に起こされるでもなく、自由奔放な学生生活を送っている事だろう・・・・・。)
と、ずっと思っていました。ちなみに勉強部屋は、別に長机の部屋がありましたが、廊下から明かりが丸見えなので、
『わーっ!勉強しよる!』と、チャチャが入り、落ち着いて勉強もできませんでした。



本来2年生になれば、退寮して下宿生活となるのですが、僕らの下級生は、農業大学校1期生となり、そのまま2年間の寮生活となりました。
ダイソーイオンタウン辺りに、寮長室、調理師の荒木さんの住み込み部屋、風呂や、洗濯室、卓球が出来る娯楽部屋、そして食堂がありました。
入寮当時、この食堂では2年生による不定期の「近頃、たるんどる!」または「連帯責任!」と、『入魂正座』が行われ、ザラザラの床での正座を60分くらいさせられ、みんな苦悶の唸り声で脂汗を流しながら耐えていました。
つくづく、『間違ったところに来てしまった!』と後悔したものでした。
ペットショップワンラブの前辺りがテニスコートや駐車場で、軟式テニスをやっていました。



門に戻って、右手に
農業試験場本館、作業棟、グランドがありました。
真ん中の通路両側には、直径60~80cm、高さ15mほどのデカい
ワシントンヤシが10本ほどありました。

 

試験場といえども、野菜部・果樹部等は別の場所に支場としてあり、ここには作物部と農業機械・土壌肥料部・化学部がありました。
ちなみに2年生では、化学第1部を専攻し、土壌肥料関係で、K先生やM先生の指導で、卒論「プリンスメロンの発酵果の発生と硝酸態窒素の関係」を書きました。
他のエリアは、作物部の広大な試験水田でした。
水田の端っこ(南側)、試験場職員住宅辺りには、
現在、新しく出来た熊本港線が走っています。



入学歓迎会では、北側の棟とテニスコートの間の空き地で、飲み会でした。
新入生は全員未成年でしたが、その頃は『一気飲み』の走りで、2年生からの強要で『いっき、いっき、いっき!』の掛け声でで、みんなゲーゲー吐きながらも飲まされました。
まあ、今の時代では考えられない歓迎会でした。
※この後、他の大学で”H.G”さんが、一気飲みの急性アルコール中毒で亡くなる事件が起き、一気飲みは下火になっていきました。
さてさて、今の近代的なショッピングモールからは想像も出来ませんが、どこの住宅地も大昔は山や原野だったろうし、町や村であっても、何代もスクラップ&ビルドで今の建物がある訳です。
この
イオンタウン西熊本の建物上?下?においても、確かに45年程前までは、農業試験場の業務が行われ、農業講習所の学生は悶々・ワイワイとしながら青春生活していたのです。

筆舌し難いいろんな事がありましたが、入学早々は、【カルチャーショック&苦痛&恐怖】で始まったと言っても間違いありません。
さて?この高見からの風景は?
右下5時の方向に、
イオンタウン西熊本が位置します。

入学して、1~2か月は、【苦痛の早朝トレーニング・マラソン】があり、これもきつかった思い出です。
薄葉橋を渡っての折り返しコースは約3.5キロ。熊本西大橋回りは約4.5キロあり、起床6時?の寝起きのまま庭に出て走り出し、街中を列を作って走るのは異様な目で見られていました。
走り終えて帰ってきたら、朝食の時間となりましたが、食べる気もしない状態で、20才前一番痩せていた頃の体重は40kg台でした。



そんな事を思い出しながら、駐車場でぐるりと撮影しました。
ここは、当時の野球場の中になり、学生寮方向を見ています。

ここから見えるダイソーイオンタウン辺りは、寮長室、調理師の荒木さんの住み込み部屋、風呂や、洗濯室、卓球が出来る娯楽部屋、そして食堂があった所です。

ソフトバンクさんの方向には、農業機械庫、グランド(主に農機試運転の)がありました。



この辺りは、試験田の中ですが、つばきグリル・倉式珈琲店辺りには、堆肥舎・農舎がありました。

この ホテルニューガイヤ西熊本駅前 辺りは、試験田の南の端っこで、当時の試験場職員(パチンコ先生のHさん宅には何度かお邪魔しました!)の長屋の住宅があった所です。

この ゆず庵(寿司しゃぶしゃぶ)が、線路東側では試験田の端っこで、西熊本駅との間には今では広い片側3車線の熊本港線 が作られています。
元は、3mくらいの舗装もしてない田舎道がありました。

熊本港線向こうの、西熊本駅前交番と西熊本駅辺りには、民家がありましたが、開発のために立ち退かれたと思います。



以上、ひょんな事から、青春時代を過ごした懐かしい場所を訪れることが出来ました。
あの頃、普通高校でもっと勉強しておけば、こんな処に来ることもなかったのに・・・・と悔やんだ時期もありましたが、ここで2年間過ごしたから、ものの考え方が広がりました。悪い環境でしたが集中して勉強し、就職でき、その後家族を養い、今の自分があるとも思っています。
歴史や思い出は、風景が変わろうとも、記憶がある限り、その人の立つ、そこの座標に残ります。
今や記憶が無くなりつつありますので、その前にと記録に残しました。
間違った施設の配置とか、ご指摘があればコメント願います。


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老犬、フィガロ君のための歩行器作りました!

2022年09月18日 16時46分30秒 | 日曜大工

2022年9月17日

16日の夜の夫婦の会話で、歩けなくなった高齢犬キャバリア(16才)のフィガロ君のために、『こんなの作りきるね?14,000円すっとたい。ポチッとしたら、明日にでも届くけど!ポチッとしたら、明日にでも届くけど!ポチッ!』
と、挑発的な事を言い出しました!




ラインに送られたURLを見ると、とても14,000円するような材料じゃない。
自在キャスターも1個100円くらいのありふれた代物!



ただ、素人が一枚板をこんなに曲げることは出来ません。
でも、削り出しなら心当たりがありました。
クヌギの大木を伐採したときに、厚さ20cmくらいの矩形の塊が出来たので、将来何かの彫刻材料にしようと、薪割り機で割らず残している材があることを思い出しました。

『明日から休みだから、作ってやるよ!』
そう返すと、『何日もかかるようだったら、ポチッとしたら、直ぐに届くんだから!ポチッ!』
とまあ、頼んでいるくせに、14,000円にビビらせる様に急がせている。

さっそく、実家に走り、久しぶりにチェーンソーを始動しました。
この塊です。




そのままでは厚すぎるので、半割りにしました。
乾燥したクヌギとあって固い、固い。

形の描画とある程度の成形のために、電気カンナでカンナを2~3回振った時、『ブチッ!』と音がしたかと思ったら、全然刃が回転していません。
親父の使っていた45年物のマキタのカンナベルトが切れていました。



仕方なく、チョウナを使って大まか成形です。
チョウナは丸柱のハツリや、板のハツリに使いますが、うっかり滑らすと、自分の爪先に打ち込む可能性があるので、危険な道具です。
慎重にハツリました。



ある程度平面になると描画をして、チェーンソーでの削り出しです。



チェーンソーは、刃の当て方、角度次第で、切断だけでなく曲面の削りにも適しています。



形が見えてきたら、ベルトサンダーを使って、ザラザラのチェーンソー肌を滑らかにしました。



ベルトサンダーは、窪んだ凹面には使えないので、ディスクグラインダーに木工サンダーを取り付けて、窪んだ凹面も滑らかにしました。



ここで1日目のお昼時間になりました。
昼ご飯食べたら、休憩もせずに、ホームセンターナフコに走りました。
自在キャスターを4個買い、さっそく取り付けです。




水平な板面ならなんてことないのですが、曲面に4個のキャスターを4点が同時に水平になるよう取り付けるのは難しいです。
とりあえず、基準の1個を水平になるよう四角に穿って(うがって)固定しました。



あとの3個は、何度もひっくり返して水平、4個所接地点を試行錯誤で深さ、角度を調整しました。
既に夕方となり、台風14号のためにガソリン満タンも気になり、タイムオーバーとなりました。
『ポチッとしたら、明日にでも届くけど!ポチッ!ポチッ!』に苛まれました。




2022年9月18日

その夜、妻に見せたら、『とっても上手に出来ているけど、フィガロ君には重たい、もう少し軽く・小さくして!』
というリクエスト。
二度手間にならないように、妻に線引きをさせました。

やれやれです。今日は台風14号対策をしようと思っていたのに、先ずはこれを完成させることにしました。




固いクヌギですので、手鋸を諦めて、ジグソーで曲線カットしました。



『フィガロ君には重たい・・・・!』
今更、薄く削るのは大変です。

軽量化で一般的な方法は、穴あけです。
ホールソーで、支障のない部分に穴を開けました。



11個所の穴を開けて、軽量化しました。



実は、最初の削り出し段階から、幹に亀裂が走っている事は分かっていました。
木工ボンドで接着補強はしていましたが、やはり弱い!

『千切り(チギリ):バタフライジョイント』で連結することにしました。

(^^♪『あなた~誰とちぎりますか~』 (五木ひろし)

前準備として、15mm角棒から3つの、バタフライ(鼓ツヅミ型)のコマを作りました。




小さなコマでは、バタフライ(鼓型)のコマを削り出せないので、長い棒のまま連続して刻みを入れます。



これを切り離して、バタフライ(鼓型)のコマが出来ました。



ビビ割れ部分の連結に、バタフライ(鼓型)のコマを象り線引きして、彫刻刀でほぞ穴を開けます。



この黒い紙は、カーボン紙です。
ある程度、きつい状態でほぞ穴を開けたら、こうやってゴリゴリすると、きつい部分が黒くなりますので、そこをまた少し削ります。
面倒ですがこれを数回繰り返すと、ジャストフィットします。




3カ所のバタフライ(鼓型)のコマが綺麗に打ち込まれました。木工ボンドも併用して、強い連結となりました。



乾いたので出っ張り部分に、サンダーをかけて平面にし、木工ボンドも併用して、強い連結となりました。



腰ベルトは妻が作り、軽量化のために開けた穴を利用して、腰ベルトも着いて完成です。



フィガロ君は、まだ何をされているのか分かりません。
しばらくしたら、水飲みや食事の場所には自分で移動できるでしょう。



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モアの穴塞ぎ・リベンジ編2

2022年08月22日 22時28分34秒 | 日曜大工

2022年8月20・21日

前回報告の失敗

モアの穴塞ぎ・失敗編

してから、ホームセンターで鉄板を探していました。
見つけたものは、45cm×45cm×3ミリのタイル型鉄板でしたが、これを切って曲面に成型するのは難しいと思いました。

さらに探していると、90cm×3cm×3ミリの棒・板状の物が見つかりました。
『広い鉄板を切って叩くのは難しいけど、焼き物のヒモ積みの要領で一段ずつ積み上げたら、曲面に合わせて成型し易いだろう!』
と、買い求めました。



さて、長さを決めて切断しなければなりませんが、普通メジャーで長さを測りますが、両手を使わなければならないこともあり、養生テープで測りました。

養生テープを鉄の棒に貼り、ディスクグラインダーで切断しました。



今度は成型です。
木の丸太の割れ目に突っ込んで、曲げていきます。
鉄板を持つ左手も、金槌を持つ右手も、ビンビン来ます。
少し曲げては、本体に充てて少しずつ形を合わせていきました。

何度も当ててみては、また叩きの修正を繰り返して、大体の局面に形を合わせていきました。



問題は、一番下のココです。
繋がった部分なので、その高さに合わせて、布施当ても引っ込まさなければ、一番下の辺が宙に浮きます。



そこで、切込みを入れて、しっかり嵌まるようにしました。
バイスに挟んで、ディスクグランダーで曲がる部分に、切込みを多数入れました。



鉄レールのアンビルにも当てて、微妙なカーブを象りました。
一番下の段が決まりました。



いよいよ溶接ですが、前回までの溶接で、バッテリーの限界を感じていましので、新しく3個とも新調しました。
12年も昔から使っていたので限界でした。 バッテリー溶接機 



『カン・カン・カ~ン・カ~ン』と、何度も叩いていると、映画 アイアンマン で、主人公のトニー・スタークが拉致されて、洞窟の中でアイアンマンのヘルメットを作っているシーンを思い出しました。
溶接準備完了です。



溶接シーンは危険で撮影できないので、結果写真のみです。
見た目は綺麗ではありませんが、がっちりと溶接できているのでOkです。



2か所、6枚の鉄板の溶接が終わり、綺麗に塗装をしました。



新品の輝きです。



刃の固定部分のボルトナット、も塗りました。
乾いたところで、いざ、栗園で実践です。



段ボール防草した所では、下草刈りの必要はありません。



梅雨入り前に一度は刈ったのですが、既にカヤやセイタカアワダチソウが胸の高さまで伸びています。



いよいよ、モア発進!
順調に刈り進みます。
イノシシの蒐場(ヌタバ)凹で土を噛んだので、心配して確認してみました。
異常なし!やはり3ミリの鉄板は強いです。



それからしばらく調子良く刈っていたところ、突然『ガ・ガ・ガ・ガ~!』とすごい音と、衝撃もびっくりして緊急停止しました。
なんと、刃がありません!
2本の刃が、2つともありません!
原因は、地籍柱(コンクリートの境界標)を刈っていました。
『なんでギャンとこに、ギャンとがあっとか~!』

と、栗園の中で叫んでみても、何も始まりません。
『刃、刃、ボルト・ナット、ボルト・ナット~、何も無い!遠心力で吹き飛んで、草の中に混じったら、見つかるのは絶望的!』

落胆と絶望の中で、草や土を漁っていると、千切れたボルトの残骸と、幸いにも刃が見つかりました



悔やんでいても、何も解決しない。
ともかく、機械の問題は、部品で解決するしかありません。
モアは、そのまま放置して、今日の作業終了宣言!

それから、汗ドロドロの体を綺麗にして、新しいボルトナット、ワッシャー、ばね座金、割ピンを買いにホームセンターに走りました。

月21日

『モアの作業は、刃を失くしたら終わり!』

を経験しましたので、予備の一組を作っておくことにしました。



先ずの仕事は、ボルトへ割ピンを通すために、穴をあける事です。
ボルトのネジ山を削って、平面部分を作りました。



ドリルでの穿孔は、0.5ミリで誘導の穴を途中まで開け、1ミリドリルで貫通穿孔、2ミリドリルで目的の径に仕上げました。



割ピンも通り、準備が出来ました。



予備の一組を持って、出発です。



それからは、一気に刈り取りに集中しましたので、写真無し!
これは、時間短縮のために実家に帰ることなく、軽トラックの上での昼ご飯です。
大量の水分は必携です。

それに、水色キャップは食塩です。
汗ばっかり大量にかき、水分ばかり飲んでいると、手足がしびれて来てボーっとなり神経伝達がおかしくなるのを経験します。
熱中症のナトリウム不足の障害です。それから食塩を摂ることにしています。
クーラーボックスの中は、お昼ご飯や、ペットボトル氷を巻いた冷たいタオルが入っています。
誰もいないので、裸になって汗を拭いて、冷たいタオルでクールダウンして、着替えて、木漏れ日の下でランチです。



この日は、スコール的雨も降りましたが、午後はずっと晴天ですぐに汗だくになりました。
モアによる下草刈りは終わりましたが、土手、傾斜地の刈り取りはやはり刈り払い機の出番です。



これは、週1の収穫ではほとんどイノシシにやられるので、ネットを1.5mくらいの高さに張って、途中で受け止める策です。
去年は、孟宗竹で4辺を張っていましたが、ともかく竹を切り出すだけでも大変なので、今年は、ヒモで栗の幹・枝に上手に張り、水平に張る方法に実験的に取り組みました。



夕方帰宅してからの洗浄です。こんな時に怠け者が言い訳をし始めます。
『もうキツカ、限界、洗わんでよかたい!
『なんば言いよるか!今日使ったなら今日のうちに綺麗にしとかやんたい!終わるまで飯食ったらいかん!

怠け者は打ちのめされて、綺麗にやり遂げました。
乾いた後日に、注油します。
次回の出番は、柿園の10月です。



両親はJAに出荷していましたが、僕は出来ません。
ほとんどは、イノシシ子ども食堂です。
この日、薄暗くなるまで拾ったのがこれです。
上3つが虫食い無し、下の丸い金属の中が虫食いです。

約15kg、近所に配るしかないどうしようもない栗です。

これから毎日それくらいが餌になります。
家族の理解も得られず、時間を遣い、お金にならない、負の遺産に追い回されている自分!
計画していた、8月20、21日まで下草刈り出来た達成感よりも、空しい疲労しかありません。



 
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モアの穴塞ぎ・失敗編

2022年08月17日 21時18分21秒 | 日曜大工

2022年8月上旬

土・百姓ということもあり、親父が残した、栗園(約20a)・柿園(約20a)からの収穫物は、お金に換える機会を逃しています。
なのに下草刈りを年に最低2回はしなければ、山に戻ります。
仕方なくやってはいますが、刈り払い機でやることに、体力と時間を見つける事に限界を感じていました。

とうとう、2022年2月末に中古のモアを買いました。



中古機械屋さんには、バーナイフの刃と、フリーの刃の2種類がありましたが、エンジンの具合を優先してフリーの刃タイプを選びました。
使う前に気づいてましたが、回転盤のこの穴は大したことはないだろうと思っていました。
ところが、使った後には、大量の土や、千切れた草が中にたまって、それを洗い流す大変さに気づきました。




このままでは、錆がひどくなり寿命も短くなる。
どうにかしなければ!
そこで、穴に金属板のカバーをして塞ぐことに決めました。

先ずはカレンダーを切り、型紙を作りました。




塞ぐ鉄板は、一斗缶の端切れです。
捨てるつもりでグニャグニャだったものを、木づちで叩いて平面にしました。



型紙を当てて、罫書きしました。



トタン切りハサミで、難なく切れました。



0.27mmの薄さの板を4枚準備しました。



局面に充てるので、縁には余りが生じるので、重なり代(シロ)の切込みを入れました。



こんな感じで、局面に貼りつくように密着出来ました。



板金屋さんみたいに、カンカン叩いて、局面に這わせます。



思いのほか綺麗に密着出来ました。



溶接で接着するとして、電導よろしく表面を磨きました。



使うのは、ひと昔前に作った バッテリー溶接機 の出番です。



先ずは、四隅を着けて・・4辺の固定・・のつもりが、穴が開いてしまいます。

数センチおきにとめれば、外れないだろう・・・・のつもりが、穴が開いている所は、実はちょこっとしか着いていません。
『これでは、回転での草との衝撃で、あっという間に剥がれ飛んでしまう!』

原因は、
12ボルトの直列3連結なので、36ボルト、この短絡ショートでは、最大200A近くの大電流が一気に流れる。
それには、0.27mmの薄さの鉄板を使うこと自体、甘かったのです。


今回は一枚の試みで諦めました。
また機会を見つけて、2mm程度の鉄板を使うことで出直すことにしました。




果たして、2mm程度の鉄板を曲げて、この曲面に添わせる事が出来るのか・・・・・?

栗園の栗は、すでに落ち始めている頃です。

遊んでいたわけでもないのに、なんやかんやと、とうとう間に合わなかった感じがします。
今度の土・日、8月20、21日まで下草刈り出来るのか?


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愛犬フィガロ君のためのスロープづくり

2022年08月14日 13時44分46秒 | 日曜大工

2022年8月12日

我が家の愛犬フィガロ君は、すっかり高齢となり、後ろ足が萎えてきました。
散歩もままならぬ状態です。
玄関から上にも上がれなくなりました。

妻からのリクエストで、スロープを作ることにしました。
この台を使うことにしました。



台の片方の脚を切れば、斜めに出来ます。



これでスロープは完成
ですが、そんな楽勝は許されません。



縁の高さは、垂木を敷いたり、ネジの調整でできますが、どうしても V字の隙間が出来てしまいます。
足が入ってしまいます。



V字の隙間を埋めるものはないか?
退職時に貰った、机上札を使うことにしました。
隙間の幅に合わせて、縦引き切断しました。




鋭角の頂点で半割りにノコ挽きするのは難しいものです
手作りノコ で、綺麗に切断できました。



切り出した、三角柱(棒)を、長いコーススレッドで固定しました。



ノコ挽きした、ザラザラの面をカンナでツルツルにしました。



ピッタリと塞げました。
ついでに、三角柱(棒)を切り出した端切れを組み合わせて、高さ調整のネジ脚が水平に当たる角度を見つけて、敷き台(足継ぎ)を作りました。




さて、スロープの板面はスベスベですので、フィガロ君は滑って登れないでしょう。
そこで、竹を使って引っ掛かり(足掛け) を入れる事にしました。
使う竹は、実家の納屋から抜き取った、藁吹き屋根の使われていた100年くらい前の古竹です。
囲炉裏を使っている藁吹き屋根材なら、煤竹 となり、珍重されるものです。




ちなみにこの 竹割ナタ も手作りです。



割った竹の縁は鋭く尖っていて、ケガをしますので、丁寧に面取りです。
撮影が出来ませんでしたが、竹ひごを作ったり、これくらいの棒の面取りは、膝・腿の上に刃を置き、それに棒の方を動かし、刃に当てる方が綺麗に削げます。
刃物を持って削ぐと、必ず深く切り込んで、鉛筆を削る様に細まってしまいます。




9本の丸みのある 引っ掛かり が出来ました。
接着剤で固定しました。




竹が微妙に浮くので、重たい 自作の レールアンビル を乗せて、密着させました。
レールは鍛冶用に作りました。
材料のレールは、facebook友でもある、Oさんから貰ったものです。




翌日、接着を確認し、完成です。



設置してみました。
安定度には問題ありません。
さて、フィガロ君は喜んでくれるでしょうか




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アダプターの断線を繋ぐ!

2022年07月18日 22時17分09秒 | 日曜大工

2022年7月18日

アダプター(低電圧変電器)が電化製品生活の馴染みになって50年近くなるだろうか?

中学、高校時代からお世話になっているが、決まって一番曲がる所が断線するのがネック。

これはfacebook友達からの依頼の、Mac Book Pro というタブレット用のアダプターです。

誰でもひび割れたりすると、こんなに素人テープ補強しますよね。

そのうち、完全断線し全然起動しなくなり、アダプターのみ買い替えたりします。
僕も経験ありで、何度も修理してきましたので、この修理を請け負いました。


テープ補強を開いてみると、マイナス極の撚線(よりせん&編み線)が確かに断線しています。

さらに、シース絶縁体と言われる、化繊の網が巻いてあり、ハンダづけで治そうとしても、シース絶縁体が邪魔して上手く着きません。



本体側とコード側の、化繊の網をナイフやピンセットで根本から切り取り、導線のみにします。
ビニルシースに巻かれたプラス極は、ラジオペンチで引っ張ってみて、内部で断線していないか確かめます。
テスターで導通テストもしますが、断線していても、細い導線1本でも付いていれば通電しますので、物理的に引っ張ってみて、抜けてくる電線がないかを確認する方が確実と、経験的に判断しています。




ハンダ付けする方法は、予め本体側とコード側の計4本の先端を、ハンダ付けしておく方が確実に付きやすいです。
特に本体側の電線は短い所で断線カットですので、双方の線をねじろ合ってのハンダ付けは出来ません。



これは、熱圧縮チューブ  というものです。
以前は無かったので、接着剤とストローを使って、ショート防止と被覆をしていましたが、これは密着出来ます。
径の違う、2種類を選びました。




先ず、プラス側に小さな径の熱圧縮チューブ を縦に切れ目を入れて、被せました。
全体を被覆する大きな径の熱圧縮チューブ は、先にコードに通しておきます。
この順番を忘れると、せっかく繋がったコードを再び溶かさねばならなくなります。
(そんな出戻り失敗を何度もしてきました)




プラス電線のハンダ付けは撮影忘れです。
小さな径の熱圧縮チューブ を根元までしっかり被せ、ショート防止です。
マイナス電線のハンダ付けは、気を遣わなくてはなりません。
電線に余裕は無いし、コテの接触で小さな径の熱圧縮チューブを焼いて、穴が空きかねません。
そこでワニ口(グチ)クリップ を使います。
2つの線は熱くて指では摘んではいられませんし、これで挟むと近くの線を焼くこともありません。
しかも、ハンダが溶けたら自然と閉じ圧着し、冷めて固まるまで放置出来ます。




ハンダが溶けて、自然と圧着し固まりました。
以前(少年時代)は、ラジオペンチでやっていたのですが、固まったと思って緩めたらポロっと外れたりと失敗を繰り返していました。




先にコードに通しておいた、全体を被覆する大きな径の熱圧縮チューブ を引き上げ、本体根本まで密着させます。



ヒートガンの出番です。
ヒートガンの種類は色々ありますが、この小さなサイズ(350℃)で、殆ど事足りています。
大きなものはかえって電工には使いにくいです。(肥後弁:ヤッコガス(焼き焦がす))




ドライヤみたいなノズルを装着して、スイッチオン!



熱圧縮チューブ が、みるみる圧縮してきました!
完成です!



さて、作業に入る前から気になる事がありました。
Mac Book Pro のアダプター本体を読むと、インプット100~250ボルト、アウトプット12ボルトと刻印してあります。
事前の接続前の30ボルトレンジ測定で、8.5ボルトしか出力できていませんでした。
依頼主には、修理前にこのことを伝えていました。
『結線はするけど、電圧不足は内部の素子の問題・アダプターを開けてもどうにもならないから、僕は結線することしか出来ません。』と。

修理の成功は、とりあえず使ってもらっての結論となります。



半田ごて・テスター・・・これだけで、何個のアダプターを修理してきたでしょうか?
元はあっという間に取り戻せますので、あなたも挑戦! 



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