※ つれづれなるままに

日頃の気ままな記録です。
気楽にお付き合い頂ければ嬉しいです。

ONE LOVE プロジェクト

2013-02-25 16:03:06 | 集い
ONE LOVEプロジェクトについて
前にも紹介したのですが、もう少し詳しく
お知らせします。

マミさんたちは収入の確保をする為に
土を煉って1枚1枚レンガを作り、ホテルを
建てました。

ルワンダにはマウンテンゴリラが生息して
いて、自然が豊かなので観光にも力を入れています。

やっとホテルも少し波に乗りかけたかなと思える頃、
近くに流れる川が氾濫を起こし、ホテルが水浸しに
なって使えない状態になってしまいました。

でも、また皆で力を合わせてレンガ造りの
ホテルを高台に建てました。ゲストルームや
レストランもあり、観光客も徐々に来てくれる
ようになったそうです。

足の不自由な人に、杖や車いすが必要ですが、
障害者が運転できるように改造した車も増やして
います。

部品はアメリカや韓国産ですが、ただ渡すのでは
なく、改造の仕方を教えて働く道を広げています。

地雷で足を無くした人が多いのですが、触って
手を飛ばしちゃった子もいて、障害者の3割は
子供だということで、日本にいては想像するのも
難しいくらい悲惨な中で生活をしている人たちが
いるという事を知るだけでも考え方が変わってきそうです。

One Loveに義足を作りに来た人には
「義足を履いて歩けるようになったら最初に何を
したい?」と聞くそうです。

48歳の男性は「私は今まで両手で杖を使って
歩いていたので、嫁さんと手を繋いで歩いたことが
ありません。だから、一度でいいから手を繋いで
歩いてみたいです。」っと。

何て、素朴な願い! それならば One Love が
叶えてあげましょうと、型取り、仮合わせ、
義足歩行練習 ぎこちない歩き方で何度も何度も
微調整しながら練習して、やっと歩けるように
なるそうです。

最後にマミさんは「スワヒリ語は私がいますので
安心して来てください。」と、優しい眼差しで
話していたのが印象的でした。