春夏秋冬お散歩日記

ガーデニングと愛犬のお散歩。徒然なるままに…

謹賀新年2015

2015年01月10日 | 秋の開花2014と冬剪定2015

あけましておめでとうございます。今年もよろしく
ロウバイと松、真冬に咲くホーム・アンド・ガーデンの花とリュクサンブールのツボミとともに。


「・・・今年は雪が多いな・・・」雪の中の鉢バラと一緒のデンキチ二歳。
近頃は、これまでうまくできなかった自転車運動をやっと覚えて、飼い主やオッサンとともに田舎の農道を全力疾走しています
自転車をこぐ飼い主の方がバテバテで筋肉痛「これをキッカケに痩せろや」byデンキチ
朝はさっちゃんとともに1時間半近く歩きます。これについては、デンではなくてさっちゃん""すごいがな


こちらは現在も家の中に飾ってあるフォックスフェイスの枝。
三本植えて(鉢植え二本、地植え一本)、大きな実が付いて黄色くなったのは一本だけでした


今年は去年12月から引き続いている、いわゆる「親家片(おやかた)」でドタバタのウチです。 
すずの父方のバアちゃんち、すなわち、さっちゃんの義実家であるド田舎の家の片付け、放置蔵及び小屋の片付けという大ミッション
ジイちゃんバアちゃんはとっくに故人なので、とにかく手を動かして片付けるしかない!!(ウチのオッサンやる気なし
 
さっちゃんと二人で運んだもの・・・
焼却場に持ち込んだもの総量 1トン(ボロ布団・座布団・衣類・プラ類・不燃物など800kg、桶・椅子・机・お釜のフタなど木製品200kg)
運んだ45Lゴミ袋 102袋

回収ボックスに投げ込んだ古紙古本類 365kg 
潰したダンボール箱 90kg分

金属系のゴミは大小問わず、すべてリサイクル業者が持って行ってくれました。非常に助かった。軽トラ4杯分。
(冷蔵庫二台、洗濯機、ステレオ、家具調テレビ二台は当然に有料でござる)

父方のジイちゃんバアちゃんちは戦後、大貧乏・窮乏生活に陥ったため、そのトラウマからどうやら物を捨てられなくなったらしい。
壊れた家電、ボロ布団、衣類、雑多な昭和的贈答品、プラのパック類、各種缶など、そのまま置いていた。
「いつか使う、役に立つ・・・いつか子供たちが使だろうから置いとこう・・・」というセンスで、それが最後まで変わらんかったらしい。
そして、他所んちから預かって10年以上放置された物品の数々・・・気の毒にさっちゃんは眠れないほど悩んでた
広くて収納のキャパが無駄に大きいことも災いし、それにくわえて息子たるオッサンの無関心・不作為が重なって、
田舎の家は見た目すっきり、内実、モノだらけの「隠れゴミ屋敷」と化していたのでした。


片付けを始める直前に、毎年バラを見に来てくださるHさん母娘がなんと田舎まで来てくださって、良い物品を選び出してくれました。
Hさんはなんと母娘ともども骨董好きで、絵や陶器漆器、壺など「ちがいの分かる」人々だった!
あの真っ暗でホコリまみれの蔵に二人で入ってもらって、陶器漆器など品物をすべてチェックしてくれました。
すず、さっちゃんともに骨董にはまっっったく縁なき衆生であり、二人の熱心さにただただ驚き桃の木でありました
そして・・・二種類の御膳セット、陶器、漆器、屏風、お軸、壺(気味が悪いくらい汚れとった)など選んでくれました!
そして、なんとご自宅でクリーニングまでして下さった!!
蔵に仕舞われたまま半世紀かそれ以上経ってホコリまみれ、時間の経過により、動かすだけでバラバラ壊れる傷んだ木箱に入った古い品物・・・
良さの分からぬ自分たちだけであったなら、このようなものは他の雑多なものと一緒くたにゴミに出したか、庭で燃やしとったはずでした。
それが改めて価値を見出され日の目を見て、ウチも含めてあちこちのお家で、もう一度活躍できる・・・

蔵の掃除は正直、自分でもよくやったなと思うくらい、いろいろとキツく 
すずは直孫だけど、さっちゃんには義実家の掃除ということで嫁さんの立場である彼女の憂鬱は見るも気の毒なくらいだったので、
Hさんの目利きが、自分にとっては一連のキツイ作業の中での、たった一つの喜ばしいこと、大げさやけど救いでもありましたです。
それに、ひいじいさんやらが集めたり、気合入れてエイヤと手に入れたであろう品物を粗末にすることなく生かせる・・・
うれしいし、ありがたいことです Hさん、Rちゃん、本当にありがとうございました
現在も、なにやらミイラのように布が貼られた壺(すず、さち的には正直、気味が悪かった)
「カタチが良い!!」と言って、きれいにして下さってる最中です

まだこれからも蔵の掃除が続きますが、か~な~り終わってきました。よぅ、がんばった

しっかし、マニア道というのはエライもんやなぁと思いました。
Hさん、大喜びで真っ暗な蔵に入って行かはったもんなぁ・・・楽しかった楽しかったー言うて、年賀状にも「楽しかった」て書いてたし(笑)。
まあ、マニアに関しては人のこと言えんか・・・


現在、田舎は雪の中で片付けもボチボチ・・・こちらでは冬の剪定が始まっております。
 
まずは元気な御方・・・

ディスタント・ドラムス2014年の冬剪定 一本立ちになっています。

ディスタント・ドラムスの秋の開花
今年は春も秋もそこそこに咲いてくれました。うれしいベーサルシュートも出たし、株は元気と思われます。7号とんでもないポット。

2015年のディスタント・ドラムス冬剪定
植え替え終わってます。同じ7号とんポット。ベーサルがビューンと出て枝増えた!!飼い主ニンマリ
しかしながら、このベーサルシュート、秋の開花で房咲きになることなく、つい先日まで一輪咲きで遅れて咲いていました。
あいもかわらずカイガラムシに取り憑かれて幾星霜のデンズガーデンなので、剪定後に石灰硫黄合剤を塗っています。


次は、もしかして復活したな御方・・・

みやこ 2014年の冬剪定

みやこ 春の開花
やっぱり今年の開花も一輪咲きになってしまいました。根っこが大きくならず6号とんでもないポット。
もう何年も、みやこさん本来のスプレー咲きにお目にかかってないなぁ・・・
しかし、この後、一体何が起こったのか、俄然やる気を出した?みやこさん!!

みやこ 秋の開花

うおおおーー ベーサルシュートの花房!
ベーサルとサイドシュートが出て、その先に何年かぶりの房咲きに他の枝も花多いがな
一体どうしたんやー、苦節3年、ついに復活したのかそれとも・・・この異常な活性っぷり・・・まさかガンシュやなかろうな
・・・などなど、飼い主の頭にいろいろな余計な想いがめぐりました
花持ちが超良いので、この後も長く々々咲いてくれました。

みやこ 2015年冬剪定
根っこも張ったので7号とんでもないポットに鉢を大きくしました。イモはなかったと思うんやけど、全部確認したわけではない・・・!
真ん中の緑の枝がベーサルシュート。さて、今年の春にはどうなるか


パッとせんかった御方・・・

ジュリアの2015年冬剪定
わかりにくいですが、左が姉株、右が妹株です。妹株はあいかわらず大きくならず、新苗からの姉株が立派になってます。 
去年の春も期待したんですが、ブラインド大王炸裂して、剛直な御身体にもかかわらず、ほとんど開花なしでした。
 秋は良い花が遅くにポツリ・・・ポツリと咲きました。
姉株はサイドシュートも出して、更に立派な御身体になられました。鉢を大きくして、8号懸崖スリット鉢。
さて、今年の春は捲土重来できるか


最後に問題を抱えた御方・・・

根室の朝 2014年冬剪定 順調に育ってるのに、植え替えで少しネコブが見られた。

根室の朝 春の開花
素晴らしい香りで、よく咲いてくれたので、正直、飼い主はネコブのことを忘れてた!!7号懸崖スリット鉢。
ところが、秋にほとんど動かなかったので、俄然、ネコブの件を思い出して心配になる飼い主!
 
根室の朝 2015年冬剪定
懸念していた植え替えの際、ネコブが根っこ全体に広がっているのを発見ああ、やはり・・・
ネコブ持ちやって分かってたのに!!去年は何も対策しなかったのが悔やまれた!何を恐れていたのか・・・。
この冬の植え替えで分かったんですが、ネコブは軽い症状だと勝手に消えて無くなってしまうことが結構あるみたいです。
ウチのネコブが出ていた株で、この冬にはすっかり治っていたものが複数ありました。
しかし・・・全体に広がると、しつこくなってくるようだ
大好きな根室の朝・・・しかも元気に育っていたものをみすみす・・・ぐやじい~~~

今年は対策として、ピーキャットさんで教えていただいた方法・・・根っこを水洗いして土をすべて落とし、
地上部軽く剪定、ネコブの根っこをできるだけ除去して、木酢液100倍液に5分ほど漬ける・・・を行いました。
かつ、これは自己判断で、土にネマトリンを混ぜて植え付けました。根っこ自体は立派なので7号懸崖スリット鉢。
かつ、その上に、ニームカランジャをバラまいて放線菌を生やしてます。現在、マルチの下の表面土は真綿みたいです。
これでもかーーーと悔恨と怨念のおもむくままに二重三重のチャンポン対策を採りました。
さあ、今年こそネコブとおさらばするわよーーーヽ(`Д´#)ノ 


冬剪定も田舎の片付けもまだまだ続く・・・to be continued...  そうだ、去年の秋花のアップもだ!


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