โรตี ローティ
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タイではいろんな場所で見かける、ローティ屋さん。
タイ風のクレープを売る屋台だ。
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注文すると、寝かせておいた生地を、職人芸で薄く薄く透けるくらいにのばし、
熱い鉄板で焼いてくれる。
中に何も入れないプレーン、バナナ入り、卵入りが主だが、
チェンマイなど外国人が多い場所ではチョコ入りマンゴ入りなど
外国人向けのトッピングもある。
油たっぷり、バターも追加しながら焼くローティは、こってりとしているが
口触りはカリカリ サクサク。
コンデンスミルクとさらに砂糖までかけるので、とっても甘い。
調べてみるとタイ、マレーシア、シンガポール、インドなどで食べられる
こういう生地のものをローティと言うらしい。
タイのいろんな街角の屋台で売られているが、売っている人はインド系の人が多いように見える。
私の住む、東北部イサーン、コンケン。
アパートの前のソイ(細い路地のこと)にも、夕方になると毎日、
夫婦で仲良くローティを焼く屋台が出る。
やはり、インド系。
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売っているおじさんに「タイのお菓子なの?」と聞いてみたら
「ちがうよ。インドのお菓子だよ。」と言われた。
なるほど、ルーツはインドなのかも。
それなら、インド系の人たちがローティを売っていることに納得だ。
近所のローティ屋台は夕方になるとバイクでやってくる。
配属先から帰ると買い物に歩く私はすっかり顔なじみで、
「サーイ。今日も元気か。」
「サーイ。日本の津波では家族は無事か?」
と、毎日声をかけてくれる。
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ちょっとカロリーが高そうなので、いつもは控えているが、
無性に食べたくなる時があり、時々おじさんに作ってもらう。
作る様子を見るのも楽しみの一つ。
バナナと卵入りのローティがお気に入りで、
プレーンなら 20バーツ(60円程度)。
バナナと卵が入ると、35バーツ(105円程度)。
タイ人にとってもおなじみのお菓子なので、屋台が出ると
お客の足が絶えない。
お母さんに連れられて子どもたちも現れて
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切なそうな顔。 そんなにローティが食べたいのかな。
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目力の強いこの子も、ローティ目当て。
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じーっと見つめる先には ローティ。
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のぞき込む先には、屋台のおじさんが作るローティ。
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がまんできない。ローティはやくちょうだい。
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