ここまでの経緯は・・・
極楽!厳冬期本沢温泉雲上の湯 その1 アプローチ
出発から5時間の予定だったのですが、ほぼ半分の時間で本沢温泉に到着
このテーブルにザックを置き、スパッツを脱ぎました。
入り口横の温度計は期待を大きく上回って厳冬期というより「春到来!」
玄関に置いてある消毒液で手を消毒し、
ベルを鳴らして宿の人を呼び、受付をしました。
「すみません、予定より早くついてしまったもので・・・」
「いえいえ、全然構いませんよ!」
「まずは体温測定させて頂きます。」
錆鉄人35.2℃!天女34.7℃!
おでこで測るレーザー式温度計なんていいかげんな上に、
しかも我々は0℃近い山の中を長時間歩いていたのですから!
館内ではマスク着用や夕食、消灯、朝食の時間やシャクナゲの湯の入湯時間などていねいに説明してくれ・・・
さらには、枕カバーとそれを持って帰るためのビニール袋をくれました。
そして部屋に案内してくれました。
玄関の右横から数段の階段を下りて廊下を渡り・・・
トイレはこの廊下の途中の入り口から地階に下りて下さいと説明され
左に曲がって階段を上った所が「新館の個室」で
この日の最初の宿泊客の我々は「御来光」の部屋に案内されました。
広さは6畳、ガラス戸は2つセットになっています。
日光が当たっていて部屋は暖かかったのですが、右側が南でしばらくしたら日光が入り込まなくなりました。
枕カバーとビニール袋
押し入れには4人分の布団と毛布
敷布団は2枚敷くことにしました。
とりあえず、ザックから梅酒とおつまみを取り出し
コッヘルに水を入れ、階段を上がった所に置いてあるストーブの上で温めました。
火力は「芯」が下にセットしてあるようで、
不完全燃焼の一歩手前のような弱い火力なのでお湯が沸騰する事はありませんでしたが、
カップラーメンがちゃんと出来る温度にはなりました。
階段の下と上にストーブがあって暖かいので、部屋は開けておく事にしました。
引き続きお湯を沸かして・・・梅酒をお湯割りを何杯か飲みました。
(350mlしか持ってこなかったので、チビチビ飲みます。)
窓の外の景色
部屋の温度は・・・
なんと極寒の天女さんちの寝室より暖かい!
今日のお客は3組との事ですが、まだほかの客は到着していません。
今のうちに露天風呂に行く事にしました。
「昨日泊まった親子連れは、アイゼンを付けなかったので怖くて行けなかったと言っていたので
心配ならアイゼンを付けて行ってください。」
「大丈夫です。我々は5年ほど前の2月にもアイゼンなして入っていますから。」
「露天風呂は土砂崩れで移動しているので、その時よりは急な道になっています。」
との事だったので、一応ストックを持って行く事にしました。
(硫黄岳や天狗に登るのではないので、アイゼンなんか持って来ていませんから!)
以下は、「その3 極楽露天風呂編」に続きます!
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