銀杏の葉が散り始めてきた重慶。
自転車をこぎながら、
両脇の木をながめ、
景色が流れていくのを見るのが
ささやかな楽しみでした。
初めての『一風堂』
何か懐かしい感じがしたと思って、
重慶に戻ってきた長女に
「サービス悪かったで」
と話したら、
「日本におるとき、一緒に行ったやんかっ」
だってさ。
道理で、なんか懐かしい響きやったんや。
実家の近所に『一風堂』ありき。
リピーターにならないかぎり、
店の名前は覚えられへんわ
そういえば、今年の夏休み、
父と長女、あんころもちと入って、ラーメン食ったやんかっ。
しかも、
平日の13時過ぎとったのに、
あっついかんかん照りのなか、
ドアの外で並んだやないか
ほんまに、こっちの思い込み注文で
ぼけてて、
『あっ、注文間違えた』
って
ごにょごにょ独り言で言ったのに、
若くて、しっかりした笑顔の怖いチーフのおねえちゃん、
おんせんたまご、
サービスしてくれたやんか
なんも、覚えてないんか
ゲソ磯辺揚げ
生中飲みたかったので、
メニューの中にある揚げ物とにらめっこしてたら、
「あっ、それとそれ、ありません」
と
悪魔のようなほほえみで女子店員に言われた。
『手羽先のから揚げ』と『チキン南蛮』
がないと
『今日だけないの?売り切れ?もう販売しないの?』
と
詳しく聞きましたら、
『売り切れ』と言われた
15時前くらい
待ち時間、アフタヌーンティータイムなのに
店内の席空いてるのに20分。
サーブする人数制限してるようですな
二品目、ポテトグラタンの卵落とし
を食べている途中、
はーっけん
『手羽先のから揚げ』が運ばれていく~
わたしらより、後に来たゲストなのに?
売り切れって、言ってたよね。
理由、確認したよね
ふーん、
そうくるんや
店内に入ったときも、
ボックス席に座りたいいうたら、
『まだ、片付けてないから、こっちのほうがきれいよ』
と
入口付近のソファ席、
両隣にゲストいるテーブルに案内してくれたけど。
結局、
落ち着かないので、やっぱり
空いているボックス席にチェンジさせてくれいうたら、
『まもなく、掃除するから、料理ほこりかぶるけどええんかいな』
って
聞かれて、
『かまいませんけど』
言うたら、
他の二人の店員がわざわざ、移動できない理由説明にきてくれはって、
しまいに
『なんで、そんなに席うつりたいんですかっ?』
って、逆切れしてはりましたな。
しぶしぶ案内してくれたんはいいけど、
一番奥にボスらしきスタッフが一人で座ってはったけど、
そっちには行かへんと、
ほんまに、
三か所あるボックス席のうち、
わたしらのボックス席だけに
ほうきもって、テーブルの下、にこにこしながら、掃きにきたよね。。
『うわ~、めっちゃ汚い~』
って、
足どけてあげたけど、
塵取りになんもごみ入ってへんかったけどね
チーフらしき人、ランチタイムの後も、
お客はん、とってはるっていうてはったけど、、
ランチタイムの後で、
食事しているゲストのそばで、
掃除してはんねんね
味千ラーメンさんと
おんなじ事してはるんや。
しかも、
オーナー日本人でっか?
って聞いたら、
めん玉むき出して、
「うちは、香港資本ですっ」
「オーナーは重慶人どすっ」
って、
その掃除してはった女子店員さん、
むきになって言わはった。
あっ、せやからか
この一連の、
なんか分かれへんけど、不快感満載
この雰囲気。
この女子店員さん、
次来た時には
いてはるかどうかわからへんし、
この一件、
忘れたころ
またふらふら来てまうかも
アインシュタインいわく、
教育とは、
学校で習ったことを
すべて忘れた後に
残っているところのものである
『教訓とは、、』
『一風堂』で経験したことを
すべて忘れた後に
残っているところのものである