『パンはもういやや』
と言い始めた
長女の朝食
丸い大根の方が煮ると甘いんですが
おろすと、苦くなってしまい
お醤油にお砂糖をちょっぴり入れてみた。
久しぶり、
ごま油でサクッと炒めたごはん。
上海で働いていた頃、
長女は、小1でしたが、
夕食に作りすぎた白ごはんを
ごま油で炒めて、毎日、和食を作ってた。
そのごま風味、
今だから話した、という長女いわく、
ごま油、トラウマになってたらしく
当時は実は嫌いだったと。
よく黙って食ってくれてたな、と
今更反省
ごはんは、
『おいしい、おいしい』
と言って食べるのが
吸収も、心の栄養にもなる。
弟の三つになる娘の『ジャイ子』
母いわく、
おばばとお留守番の時は
二口か三口くらい、
ささっと食べるまねして、
「はい、ごちそうさま」
「お母さんな、ご飯食べたらおかし食べていいって、言うてん」
と
このやり方、
弟ん地に戻った後、しばらく続いたらしく
おかん、弟に怒られたらしい
で、
おかん曰く、
「普段、お嫁さんがおいしいごはん作らんから、食欲ないんや」
それって、あんたのことちゃいますの
(心の声)
親が作ってくれたものは
なんでも食べることも大切ですが
子供が食べてくれるように
心をどれだけくだいて、どれだけ工夫をこらすか
時間との闘いや。
子供の好きな料理を栄養バランスよく作れる
お母さんの子供は
好き嫌いないと思う。
やっと、悟った、今日この頃。
長女、お惣菜(心の声要領主義)
を食べながら
「おいしい」
とニッコリ
働いている時は、
いっしょにテーブルに着く時間や
食事の時間は、どうしてもずれるわけで
うちにいるのに
テーブルに長女一人
の時がほとんどだった。
その間に家事すませんと、
とか
教案作らんとあかん、
とか、
なにかとせわしなかった。
でも、
今は、
食べる時間が違う朝でも、
長女がテーブルについたら、
コーヒーでも飲みながら、
長女とのわずかな会話の時間を楽しんでいる。
『ママ、あんた、ベイマックスのひろのおばさんに似てるで
その目玉むき出した、いじわるい表情、ヘアスタイル、髪の色
いろいろぐちゃぐちゃ言うて、よくハグしてくるやろ』
相変わらず、韓国ドラマから抜けられない長女。
たいていのドラマには
必ず、化粧の濃い
意地悪い中年の女性が出てくるんですが
よく
『ママに似てるで』
と
娘二人に言われている。
顔が似ているんじゃなくて『表情』
そんなに怖い顔してるんだろうか、
かわいい赤ちゃん見て、
筋肉やわらげないとあかんね