日本へ帰国する前
休みがとれないから、
と
あわてて企画、
いつものように、前日くらいに企画。
四川人夫の夢、
それは、
一家で自分たちの車で郊外へドライブすること。
車持ってる家庭なんて重慶では珍しくなく
一家に二台なんて
けっこうふつう。
でも、うちは
本人の使うひまもなく、
重慶の運転マナーの悪さは、
ここでマスターしたら
中国全国どこでも問題ない、
と言われるくらいのワースト省。
なので、さらさら
免許もとる気持ちもなかった私たち。
そして、
苦節2年。
すぐにかなえられてしまった夢。
出発する前なんて、
感慨深げに、
「一家で初めて旅行する(自家用車で)」
と、一言。
なんか、とてつもなく、
すごいことのように、思えてきたで
今回の初・郊外ドライブ地は、
世界遺産『大足石刻』
五か所あるうち、保存状態の一番いい磨崖仏群と言われる
『宝頂山』へ。
片道120㌔
高速は時速80㌔(初めて)をキープしつつ、
大足県の一般道路は、信号少なければ50㌔を目安に
休憩1か所、片道2時間半かけての
ドライブでした。
高速代40元かかりました。
大型観光バスだと、
高速は100㌔くらいでとばして、
1時間半くらいだそうです。
ご参考される方は少ないかもしれませんが。
「重慶での運転マナー」
重慶式運転について、ご紹介しときます。
気を付けよう重慶市内ルール
タクシー乗ったかたなら、経験済み。
追い越し車線とか、緊急車線(日本語)は無視です。
わが道を行く。
トラックなんて、ルールでは標識にも『右側走行』
とありますが
産業道路では、100㌔車線を
どうどうとぶんぶん飛ばしています。
スピードチェック監視カメラのないところ
など、ちゃんと心得ているのでしょうか。
以前、一回だけ、
心当たりのない「しかえし?」
と思ったくらい、妙な運転を仕掛ける
大型トラックに遭遇、
トラックの後方ボディを
追い越しざまにぶつけてきたような感じの運転、
こちらがスピード落として、
積んでるものが落ちてとばっちりをこうむらないよう、
先に行ってもらおうとスピード落としながら走っていましたが、
前後は一台も走っていないのに
あちらも、なぜかゆっくり、
故障か、ケータイか、原因はわかりせんが、
次の交差点までは近寄らないよう
やつが直進するまで、近寄りませんでした。
偶然かもしれませんけど、
トラックには前後、近寄らないことです。
他の車が追い越しするときは、
助手席側から、
ウィンカー出さずに、
急に『ばりこみ(関西弁)』してきます。
市内にでれば、必ず見かける風景。
それで、車の前方を当てて降りて問答している人見かけます。
しかも、割り込み、超・ずはやい。
とくに、タクシー。
重慶で見かけるタクシー、横や前方のボディがへこんでいる車
修理もしてなくて、
けっこう見かけます。
ずーっと前で車線変更すればいいのに。
と思いますが、
前がつまっている場合、一台でも先に並びたい、
並ばない人の確率が多い重慶にいる人の習慣(そうでない人もいるから)が
運転にも、よーくあらわれています。
地方に行くと、
オートバイと自転車が生活ラインになっているので
車道の真ん中をどうどうと走っています。
ちなみに、重慶市内では
ライダーは、
左側車線の隅っこをぬうようにして走っています。
そして、これにプラス『逆走』が加わります。
『逆走』とは
対向車線の車が
対向車線を越えて、追い越ししようとする場合、
こちら車線におかまいなく。
突然、対向車線の車がUターンして
こちらの車線に入ってくる、
ウィンカー出さずに。
突然に
オートバイも、対向車線でもすみっこ走ればいいものを
もともと真ん中走っているので、
こちらの車線に突然、入って、横切ろうとする
Uターンして、こちらの車線を走るのでなくて
横切る
ここまで、見たら、
『やっぱ、重慶では運転しない方がいい』
と思うでしょう。
リスクは低い方がいいに決まってます。
でも、ドライブ好きな人は?
もっと、観察眼がつきますよ。
わたしには、
後ろにも目がついている
と思えるほど、
注意して見ています。
大足石刻出るとき、
四川人夫は、もう2年ほど、
こちらへガイドで来ていないので
すっかり様変わりして、どこが混んでいるか分からなくて
『無法地帯』へ突入。
『逆走』ストリート、
と呼びたくなるほど、
オートバイ、人間、犬、が
わんさか出てくる。
これを見ると、
やっぱり運転はやめた方がいいわい
と思うでしょう。
でも、運転好きな人は
スピード落とせばいいんだけど、
待ってたら一向に進めない。
免許あるのに、
助手席でも
やっぱり前しか見られない四川人夫
わたしの運転にいたく関心してくれた。
泊まったホテル
期待してないので
意外に良かった。
朝食。
森林浴できた。
こんな感じでガイド。
あちこち修復中。
『比べる図鑑』ならって、比べてみて。