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フェルメール展-堪能しました。

2008-08-20 22:38:17 | 展覧会
世間一般はお盆休みの8月15日に東京都美術館で開催されているフェルメール展に行ってきました。ちょうど金曜日で夜8時まで開いていたので。
午後6時半くらいについたけれど、運良くか、案の定か、待ち時間ゼロで入れました。~光の天才画家とデルフトの巨匠たち~と副題がついているように、同時代のデルフトの画家たちの絵も出品されている。そう思ってみるせいか分からないが、フェルメールの作品はやさしい光に溢れているような気がする。
「作品は概ね小さくて、白黒の床に、左から光がさして右側に人物が配されている」との先入観があったけれど、大きな作品もあり、初期作品は宗教画があったり、建物があったりして意外な気がした。とにかくもこれだけ多くの作品が見られるのはうれしい。いちばんいいなと思ったのは、「手紙を書く婦人と召使い」。

あと、出口付近に絵画で描かれたデルフト新教会の内部とか、旧教会の眺望を同じ角度で写真に撮ったものが絵のコピーと並べて紹介されていた。300年以上前に描かれた風景がほぼそのまま残っていて写真に撮れるということもすごいが、絵の方がずっと、実物に近いような気がするのはなんでだろう。写真だと見たい物が小さすぎる気がする。人間の目は見たい物を強調して見ているのだろうか。
コメント
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