ろっくぶっくのいつものように

身のまわりの出来事、思うこと、などなど。
絵手紙を始めました。見てください。

視界良好、畳の香り

2010-11-29 15:15:50 | 雑記(モノ)
集合住宅の大規模修繕のために組まれていた足場が取り払われました。3か月ぶりくらいです。うーむ、そういえばこんな風になにも遮るものもなく見えていたんだなあ。
ここ数日で、障子の張り替え、足場のネット外し、畳替え、そして今日の足場解体と続きました。畳は薄めの抹茶色で、いわゆる青畳というのでしょうか、何とも言えずいいにおいがします。びっくりしたのは障子で、前回の張り替えから多分7-8年ですが、はがしてみて大驚愕の変色具合でした。桟のところが白抜きのようになって、結構なグレーでした。日に焼けたのか、ほこりを吸ったのかは定かではありませんが、新しく張り替えた障子の白いこと。部屋がぐっと明るくなった感じです。
畳屋さんによると、畳のにおいは、半年くらいは続くのだそうですが、人間の鼻はすぐに慣れてしまうとのこと。せいぜい今のうちに堪能いたしましょう。
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土、土、土-『園芸家12ヵ月』 by カレル・チャペック

2008-09-05 12:35:27 | 雑記(モノ)
『園芸家12ヵ月』。チェコの哲学者にして作家のカレル・チャペックが書いたエッセイ(と言っていいか)。これがなんとも軽妙洒脱な文章でとっても楽しい。1月の園芸家、2月の園芸家、、、と月毎に園芸家がいかに寒暖や、日照りや、嵐や、その他諸々の気まぐれな自然と格闘しながら過ごす様が描かれている。出てくる植物の種類もとんでもなく多い。でも、木や花ではなくて、ひたすら土に愛情を注いでいる。黒々としてふっくらと、かつ、しっとりと湿り気をおびて云々とあり、園芸家はそのためにひたすら地面を這いずり回る。ほとんど土フェチといった感じさえする。中でも11月の園芸家の章がすごく好き。これが冬眠だって、とんでもない。下へ向かって育っているのだ。などなど。
ふんだんにある挿絵もとっても素敵。これは画家で詩人のお兄さんヨゼフ・チャペックの描いたもの。
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あら煮美味でした-新潟加島屋本店(と鍋茶屋)

2008-01-14 12:41:28 | 雑記(モノ)
新潟に所用があって行ったついでに、本店でしか売っていないという塩鮭の切り出しを目当てに加島屋本店に行きました。駅ビル内の加島屋で本店の場所を聞きました。本町の先、第四銀行のところを右に曲がって2ブロック目というので、行ったところ、なにやら、通りの反対側に木造3階建てくらいの立派な建物がある。さすがに本店は由緒ありそげなたたずまいだと感心していたら、そうではなくて、こちら側のビルの1階に加島屋本店はありました。お目当ての「塩鮭の切り出し」は、当分入荷予定なしとのことで、「鮭の切り出し(味噌漬け)」を買って、その他にも「キングサーモンのあら煮」だの、「甘エビのから揚げ」だの、買ってしまいました。そのあら煮のおいしかったこと。サーモンの中骨はほろほろと口の中で砕けるし、大根に汁が充分にしみこんでいる。汁も最後までしっかりすすりました。幸せな気分になります。
 さて、加島屋本店の通りを挟んで向かいの由緒ありげな建物、どうも裏側らしくて、看板も何も無い。陽暉楼(ようきろう)という映画に出てくるような、なんだか花魁が登場しそうなそんな雰囲気の建物です。(陽暉楼という映画、本編は観ていないし、このあたりかなりイメージで書いています。)近くで見ようと道路の反対側に渡ったら、建物1階の壁のところに町内地図見たいのがあって、鍋茶屋との記述ありました。あぁ、名前だけは聞いたことがあった「鍋茶屋」だ。江戸時代から続く料亭「鍋茶屋」でした。建物は保存文化財になっているらしい。外から見ても本当にすばらしい。中のしつらいも是非見たいと思います。かなり敷居が高いけれど、いつかは行ってみたいです。
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よみがえる100年前の世界-BS奇跡の映像

2008-01-09 22:27:33 | 雑記(モノ)
NHK BS1の世界のドキュメンタリー「奇跡の映像ーよみがえる100年前の世界」がすごいです。さすがイギリスBBC制作という感じです。一代で財を成したフランス人の資産家アルベール・カーンが当時の最新技術であるカラー写真とモノクロ映像(後にはカラー映像になる)を大量に使って世界の姿を残したというもの。専用のカメラマンを全世界に派遣し記録を撮らせている。1月6日(日)から始まって、13日(日)まで連夜の放送となる。20世紀初頭の20数年の記録があるらしい。そういう記録を残そうと計画し実行するところもすごいけれど、しっかり維持管理しているのはもっとすごいと思う。今日の放送は、第1次大戦に巻き込まれたフランスの様子が主だった。市民の何気ない姿をとった写真も静かな中に強く耐えている意思のようなものも見える気がするし、勝利に沸くパリの市民たちの映像は本当に貴重なものだと思う。次回の放送からはカラー映像も出てくるようだし、楽しみです。
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碓氷峠めがね橋-優美でした

2007-09-14 12:10:29 | 雑記(モノ)
旧信越本線の難所碓氷峠にかかるレンガ造りの橋。行ってまいりました。形が本当にきれい。

長野新幹線ができる前の信越本線の車窓から一瞬見たことはあったけれど、今回は旧国道18号(の更に旧道か?)からアクセスしました。

緑濃い山の中にレンガ造りの4連の橋が見えてくる。道路沿いの狭い駐車場に車を止めて、道路から見上げる。アーチが何とも優美な線を描いている。レンガの色も微妙な濃淡があり美しい。あらっ、橋の上に人の顔が見える。道路沿いの端の下に、説明の看板があり、更に奥まったところに、「50メートル先登り口あり」(ややうろ覚え)の標識がある。それにしたがって奥の方に行くと、幅数メートルの階段が整備されていて、橋の上に行かれるようになっている。橋の上には椅子に座った年配の方がいて、「説明ボランティア(無料)」のようなことが書いてある。少し先には2-3人の人がいて若い人の説明を聞いている。橋は、線路一本分の幅で、内側に胸の高さくらいにステンレスのパイプの手すりがある。橋自体の手すり(?)は、おなかぐらいの高さなので、確かにこの内側がないとちょっとこわいかもしれない。でもこのパイプの手すりは下から見上げたときには見えない。うまい高さの設定になっている。

上から眺めて、すごいよねーとか言って、ボランティアさんに橋の先のトンネルは中に入れるのですかと聞いたら、横川まで遊歩道になっているという。「横川までの遊歩道全部は歩かないにしても、橋を渡った次のトンネル(第5トンネル)は240メートルほどなので、是非そこまでは行って戻ってきて下さい」とのことで、行って戻ってきた。トンネルの中は、待避所があったり、コードを通した跡だろうか、壁から金具が出ている箇所があったりする。トンネル壁面は、出入り口付近はセメントで補修されているものの、中の方はレンガ面が美しい。戻ってくると、その若いボランティアさんが「よろしければ、詳しく説明いたしましょうか」と言って実にうれしそうな顔をした。それでは、と言って、橋の片側の第6トンネルの前に行って説明を聞いた。結構、薀蓄もので楽しかった。いわく、
・両側の鉄道はできていて、横川-軽井沢間のみ残っていたのを、戦争で日本海側に物資を運ぶ必要に迫られて、すごい短期間で作った。
・ループ式や、スイッチバック式など検討されたが、距離が短く工期や資金が短縮できるということで、直線で結んでアプト式とした。国道18号線の道路にほぼ沿っているので、道路から資材を運び込んで突貫工事をした。
・めがね橋は1891年4月に着工して12月に完成した。レンガ約200万個。横川-軽井沢間約11kmで5個の橋と26個のトンネル(数はやや不確か)全体でも、1年半だか2年くらいで完成したらしい。
・レンガの技術が明治に入ってきて、焼く技術と積む技術が最高潮に達した時期に造られたもので、ひじょうに完成度が高い。
・石炭を炊いての蒸気機関車が動力で、上るときは、客車4両を前につけて最後尾から蒸気機関車が押し上げる形となる。逆に、下るときは、先頭に蒸気機関車が来てブレーキの役を果たす。
・トンネルが煙突の役目を果たしてしまい、煙が上に行き客車の乗客がたまらない。そのため、トンネルの下側の入り口にカーテンをして、列車の運行のあわせて人手で開閉をした。これで下から空気が行かないため、真空に近い状態になり、煙が下にたまる。第6トンネルの入り口の壁にそのカーテンをつるした金具が少し残ってました。
・時速がゆっくりなので、トンネルの中では酸欠状態になる。そのため、日本で一番早く電化されたのがこの横川-軽井沢間である。まだ、電力が売られていない時期で、この電車のためだけに火力発電をして電力を供給した。但し、トンネルは蒸気機関車用に作られていたため、パンタグラフをつけた列車が通れるだけの高さがない。壁の供給盤(?)から電力を取った。
・めがね橋から、横川まで、旧線路跡が約6kmの遊歩道になっている。
・唱歌の「もみじ」(出だしは「秋の夕日に照る山もみじ」)は、東大の国語の先生だった高野辰之氏に依頼して作ったとの事で、碓氷峠のもみじを歌っている。「濃いも薄い(碓氷)も数ある中に」と歌詞の中に「碓氷」を読み込んでいる。京都の作られた赤いもみじではなく、自然の色とりどりの黄葉である。標高差があるので、一箇所が終わっていても、他のところではまだきれいなもみじが楽しめる。
・これだけ保存するのは大変だろう、費用もかかるだろうという質問には「町がやっている。自分はボランティアとして説明をしているので、そのあたりのことは分からない」との答えだった。
・めがね橋は重要文化財に指定されている。富岡の製糸工場跡と合わせて世界遺産に登録しようという働きかけをしている。
・こんなにすばらしい建造物なのに、橋げたのレンガの部分に落書きが結構ある。困ったものだ。(ここまでうろ覚えの部分もあり、数字等確認していないので、不確かです。)

新緑や紅葉の時期はさぞかしきれいだと思う。時期に合わせて「めがねバス」が運行されているみたい。バスでめがね橋まで行って、後は遊歩道をのんびり歩いてくるのはすごくいいかもしれない。




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紫蘇ジュース-夏にさっぱり

2007-07-31 23:57:48 | 雑記(モノ)
赤紫蘇を煮出してジュースを作った。氷を入れて、少し水で薄めて、とってもさっぱりして美味です。色も透明な濃い赤がくっきりきれい。暑い夏にも向かっていけそうな感じです。
レシピ:
1.水2リトッルに酢2カップを入れ、沸騰させる。
2.赤紫蘇の葉だけを取って、よく洗い、1の中に入れ2-3分煮る。
  紫蘇の葉の量は、お店で売ってる一束分。両手でやっと掴めるくらいなので
  結構な量です。
3.赤く色が出てくるので、葉を漉す。
4.3の液に砂糖500-800グラムを入れ、30分ほど煮詰める。

出来て、冷めたらビンに入れて冷蔵庫で冷やす。
氷を入れて、水で1.5倍くらいに薄める。
炭酸水でもおいしいと思う。
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高幡不動の山アジサイ

2006-07-06 22:15:35 | 雑記(モノ)
東京都日野市、高幡不動のアジサイを見て来ました。ひと山アジサイ園といった感じで結構な規模で驚きました。今年は例年より少し遅いのでしょうか、7月に入ってもまだ十分花がきれいでした。ピンクは少数で、青系の花が多いです。普通のアジサイと、額アジサイ、白くて少し花が房のようになっている柏葉アジサイなどなど。あと、山アジサイ園があって、多くの種類の山アジサイがありました。こちらは花の盛りは過ぎたようでちょっと残念でしたが、でも、小さめの花で、それ程密集してなく、葉も小さめ、ということで、可憐で幽(かそけ)き感じです。来年は、こちらの花の盛りにまた来て見たいです。
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あれっ?曲がり過ぎ!?

2006-06-02 00:25:02 | 雑記(モノ)
近くの駅の線路の間にあるカーブの標識(?)です。「1曲」とあって、第一カーブを示しているのだと思うのですが、「曲」の字の横棒が2本なのです。15センチ位の白い角柱に黒く彫ってあります。最初見たときは、「あれっ、曲がるって字は横が2本だっけ」って思って、ああ、そうかもしれない、いや待てよ、と自信がなくなったり、見ているうちになんだか分からなくなってきます。彫った人が間違えたんじゃなくて、発注したほうの人がきっと間違えたんでしょう。
でも、案外、線路業界ではこの字を使ってたりするのかも。(まさか!)考え出すと夜も眠れません。この駅工事中なので、そう遠くないうちになくなります。ちょっと残念です。
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タイ土産

2006-03-18 21:55:29 | 雑記(モノ)
これもスノードームと云うのでしょうが、さすがにタイには雪は似合わないのか、ドームの中を舞うのはキラキラとした小片です。玄関にアルベロベロのスノードームと並べておいてあるのですが、帰ってきたときにたいていどちらかをひっくり返して雪(あるいはキラキラ)を降らせて見ています。結構なごみます。
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「會津八一の絵手紙」-Special Thanks!

2005-12-14 23:10:35 | 雑記(モノ)
新潟土産に「『會津八一の絵手紙』小池邦夫編」を貰いました。参考になるかと思って、ということですが、恐れ多くて、参考にはなりません。でも、とてもうれしいです。以前、新潟市會津八一記念館で見た書がとても印象に残っています。
「かすみたつ はまのまさごを ふみさくみ かゆきかくゆき おもひぞわがする」もうひとつ、よく覚えていないのですが「さくさくと」が入っていて、やはり全部平仮名の歌があったと思います。(忘却力強し)
この本で紹介されている自筆絵葉書に自画像が何点か出てきます。筆の線画のでさっと描いたようなかんじのものですが、記念館で見た何点かの写真の雰囲気がとてもよく出ていて、とても素敵です。

私の絵手紙の方は、會津八一とは関係なくて、アークヒルズのイルミネーションです。
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