ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

アジアの純情

2007年07月16日 17時35分00秒 | 足球
アジアカップの日本の第3戦、対ベトナムのキックオフが近づいてきました。

ベトナムのリードル監督のコメントにもあるように、ベトナムにとっては一世一代の大勝負になるでしょう。ブラジルやイタリアのようなチームと試合をすることなど現実的でないベトナムにとっては、日本は対戦可能な最強のチームです。その相手とグループ1位通過を賭けてホームで戦うことができる機会など、最初で最後かもしれません。目の前の日本だけでなく、カタールの途中経過も意識しなければならないので、ベトナムにとって難しいゲームになるでしょうが、悔いのないサッカーを日本にぶつけてほしいですし、日本もその思いに恥じないチームであってほしいと願っています。

これらアジアの国々と日本の関係は、日本と世界の強豪の関係とそう違わないはずです。アジアカップをワールドカップに重ね合わせてみると、今の日本がベトナムの選手や監督のようなピュアな気持ちで世界に挑戦しているのか、疑問に思わざるを得ません。日本が1位抜けするかどうかなんてケチな話ばかりしてないで、アジアから学ぶことだってたくさんあるんだって認識が必要です。格下にされて嫌なことを格上のチームにぶつけてみるような学習能力が、今の日本にはありません。それではいつまでたっても内弁慶で終わってしまうのではないでしょうか。

パチモンのベトナムのユニフォームを持っていることですし、今日はベトナムにも肩入れしようと思っています。公式大会なので結果はどうでもいいとは言いませんが、それ以上に大切なものがあるんだってことを、実力以上の結果を求めがちな(要するに盲目だってこと)日本のファンに見せつけてほしいものです。

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1 コメント

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自己レス (シモネッタ)
2007-07-16 23:49:31
「アジアの純情」という番組があるみたいですね。本当は「アジアの純真」と書きたかったのですが。
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