ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

ナビスコカップ 準々決勝 第2戦 FC東京×横浜

2007年07月14日 23時34分28秒 | 観戦記録
Jリーグ ヤマザキナビスコカップ 準々決勝 第2戦
FC東京 2-4(0-1,2-3) 横浜F・マリノス
2007年7月14日
味の素スタジアム

●ホームのはずが…

第1戦の後に楽観的な書き込みをしてしまいましたが、それはあくまで次戦が東京のホームゲームであるという前提に基づいていました。しかし今日の天気は雨。しまった、そういう落とし穴があったか。この状態では、東京お得意のイケイケサッカーができません。ということで、実質的にホームアドバンテージのない状態で第2戦を迎えることとなりました。アウェーで得た1点のアドバンテージが悪い方向に向かうのではないかという気さえしてきました。

ボクシングにたとえると、泥のリングに上げられたようなものです。軽快なフットワークを練習してきたとしても無駄です。必要なのは、相手をロープに押し込めた上で連打すること、防御の際はその逆で、ロープ際から速やかに抜け出すことです。そして壮絶な打ち合いは、先にいいパンチを当てた横浜の勝利に終わりました。

天気がよかったり、ホーム・アウェーの順序が逆だったりすれば、また違った結果になった可能性も大きいだろうという意味では、東京に取って不運だったと思います。

●それでも必然の結果

ただし、この日味スタで試合があり、天気が雨だというのは横浜にとっても同じ条件でした。何が試合をひっくり返す要因となったのでしょうか。

こういうコンディションでは、できれば自陣ゴールから遠いところでゲームを展開させたいでしょうし、リスクを負うよりもミスをしないことが優先されるでしょう。ただ、消極的になってしまっては、相手に勢いを与えることになりかねません。

東京は守りの際にセカンドボールが拾えず、ペナルティエリア付近で膠着してしまっていたのが気にかかっていたのですが、案の定失点してしまいました。攻めている時間帯は相手ゴール近くで試合を進めることができていたのにもかかわらず、シュートとラストパスの精度において、山瀬に劣りました。

東京としては先に点を取ればほぼ試合を決められる有利な立場にあったのですから、それを活かせなかったのが悔やまれます。今日のコンディションでは毎度毎度馬鹿正直にサイドから攻撃する必要もなかったのですから、最初から2トップにしておけばよかったのにとも思います。そして今日に限って言えば、平山もしくはワンチョペ(笑)をゴール前に置いてた方が、相手は嫌がったかもしれませんね。

まだいけるという期待があったのも0-2まで。立て続けに3,4点目を失った辺りは、プロとしては反省してほしいところです。ホームゲームですからね。
普段と異なるコンディションで普段通りのサッカーをしようとしてもできないのが東京の実力であり、1点ビハインドという状況でやるべきタスクをきっちりやってきた横浜に軍配が上がったのは、決して運だけではないといえるでしょう。

僕としてはナビスコというタイトルには何の価値も感じていないので、負けたことはショックではありません。リーグに集中できていいと思っているくらいです。ただし、今回の赤っ恥、リーグ後半戦で浮上するための糧にしてほしいものです。

2007年の観戦試合数: 14

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