リューブログ

家を継ぐ、ということ

我が家は来年で築45年の木造家屋だ。典型的な日本家屋と言っていいだろう。

土地の広さは75坪、延床面積は知らん!田舎なので、といっても政令指定都市だぞ、不便なりにも満足している。

私が21歳の時に父親が、23歳の時に母親が相次いで病死したことで今の家を継ぐことが自動的に決まってしまった。
妹がいるが、そこは田舎なので長男の私が後を継ぐというのが既定路線だ。

うちの家は母親側の祖父が大工だったこともあって、なんとなく安く建てることができたようだ。その後、私が大学生の時に「離れ」を増築、車庫もできている。それでも近所の兼業農家の家と比べると小さい方だ。

部屋の数は全部で8室。他に台所、風呂、トイレ、物置といった感じ。

ただ昔ながらの日本家屋なので壁が少なく襖や障子で収納的なものは押入れが主だ。
なんせ一人暮らしだから、ほとんどの部屋を使っていない。日常的に使うと言えば3部屋ぐらいか。2階なんてほとんど上がらないから、誰かが勝手に住んでいてもわからない。

令和の今なら何も家を継がなくてもと言えるだろう。
が、30年前ともなると、しかも田舎ではなかなかそうはいかなくて、やはり「家」と言うものに縛られる。
当時の私もなんとなくしっかりせんとな~と思っていた。まあ、それが今現在のようになるとは当の本人も予想していなかったが、、、。

30年前と言えば、まだネットもなくて情報も少なく今まで通りの生活スタイルを踏襲するのが普通だったし疑いもなかった。

今ならそこまでの慣習に囚われることもないだろうか。

最近のもっぱらの心配と言うか懸念は、家の老朽化に伴う補修だ。
ところが、1人暮しやから、まあええか、となっているのが現状だ。
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