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リューブログ

アラフィフおっさんの日々思ったり趣味の日々

庵野秀明展へ

2022-05-29 07:03:13 | 思ったり

庵野秀明展に行ってきました。

「シン・ウルトラマン」を観たこともあり、昨年からの卒業できずに拗らせた「シン・エヴァンゲリオン」や「シン・ゴジラ」もあって行ってみるかということで。

ちなみに2019年の冨野由悠季の世界にも行ったことがあります。

今更ですが、実は庵野秀明はあまり好きではなかった。

「オネアミスの翼」から「トップをねらえ!」までは「ガイナックス」として面白いアニメだなと観てました。「ふしぎの海のナディア」もリアルタイムで観てたのですが、当時は「なんで総集編やねん?」と思った記憶が強く総集編が2回ほどあったと思ったんですが、調べると1回だけのようです。この辺りから「庵野秀明」の名前が前面に出てきたと思います。

そこから「新世紀エヴァンゲリオン」になるんですかが、こちらは「ナディア」のイメージもあって少し出遅れた感じで見始めたのですが、面白いのにあのラストは??という感じで、その後旧劇を観たのですがついていけず、庵野作品とは距離をとります。

新劇エヴァも一応観ましたが、序と破はそれほどでもなあと思い、Qで一気に変化したので世間とは反対に続きが楽しみだったのですが、それにはかなり時間を要します。

私の中では「シン・ゴジラ」で庵野作品としては最初の「完結」した作品で、映画の上映時間でしっかり終わる作品で、しかも面白い。

その後の「シンエヴァ」もちゃんと終わったし、面白かった。

「シン・ウルトラマン」もしかり。続編の考察も聞くが、あれで終わっても十分だと思う。

 

場内は映像に関しては撮影不可でしたが、展示物に関してはほとんどが撮影OKでした。

敢えて舞台裏を演出していると思われる壁。

 

 

詳細はぜひ行ってもらうとして。

今回の展示は庵野自身の発案ではないと思うので、第三者的な視点でかき集めた資料の展示になるとは思うが、それでも内容は膨大。庵野自身が書いたり描いたりしたものも多く、原画の精細さにはあらためてビックリする。

NHKの番組でも庵野自身が言っていたが、映像としての見せ方やアングル、といったものに注力しているのがよくわかる。

が、個人的には例えば「シン・エヴァ」の終わらせ方の発想とかストーリー面に関して知りたいところではあるんだが、当の本人からもそういったコメントはほぼなく、そのあたりは視聴者に委ねられているのかなという感じだ。聞くのも話すのも野暮なのかもしれない。

あべのハルカス、初めて行ったのだが美術館のある19階には少しベランダ?があるのだが、そこから上を見てもまだまだ上に階層がある。

どの方面を見ているかはわからないが、景色は良い。

 


GW ソロツーリング

2022-05-24 07:35:19 | バイク

GW中にも出勤していた関係で6日の平日は休みとなりました。

ならばとツーリングに行こうと思うも、特に行きたい場所もなく。それでも朝6時半には家を出て西に走りだします。

当初は鳥取県を超えて島根方面かと思い滝野社ICから中国道、それから鳥取道へと走ります。

下り加西SAでコーヒーを。

そのまま鳥取道を走るも、途中で降りて道の駅でトイレ休憩。気温が12度でちょっと寒い。

何気なく寄った道の駅「あわくらんど」は風車が奇麗だった。

寒さもあって島根を断念、大山を目指すことに。

途中で給油。た、高い、、、、

鳥取道を智頭で降りて適当に走っていたら9号線まで出てしまう。目の前は日本海だ。

青山郷昌ふるさと館に着いてしまう。数年前にも一度来たことがあるが、この日は小さなお子さんを連れた家族連れが多く、おっさんはさすがにいたたまれなくなりすぐに退散。

その後は南下して大山へ。

地元ナンバーのライダーの後を走りながら大山を半周。初めての道は楽しい。

後ろにそびえるのが大山、のはず。長野県とかもそうだが、大きな山が見えるという景色は素晴らしい。

その後津山方面へ。

こどもの日らしく、鯉のぼりがあげてあった。

この時点でお昼を過ぎていたのだが、昼飯は食わずに途中の道の駅で

大福とクリームパンで済ませた。

道の駅ちくさでZガンダムを見て帰路に就く。

429号線は信号もない快走路で良かった。

423キロとまあまあの距離となった。

 

 


「シン・ウルトラマン」感想 ※ネタバレあり※

2022-05-21 06:55:00 | ムービー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シン・ウルトラマン」を観に行ってきました。

解説や考察など多くの方がブログや動画で書いたり語ったりされますが、私はあくまで「感想」です。

それでもネタバレを含みますのでご注意ください。

さて、今回の「シン・ウルトラマン」ですが、予告を観た気分で行くと見事に想像とは裏切られました。予告を観たからと言ってストーリーを想像する訳ではないですが、予告から伝わるイメージとは違いました。

その違和感がストーリー中盤の長澤まさみが巨大化するところで決定的になり、メフィラス星人がラスボスと思いきや実にあっさりと途中退場してしまうのには驚きました。

ゼットンがあのような形で出てきたのも、それもゾフィーが持ってきて、それがラスボスになるというのも、オリジナルに準拠している面もありながらもビックリするポイントでした。

全体的なストーリー展開は後で考えれば理にかなっているし、それぞれの禍威獣、外星人の役割もストーリー上必要だとわかるのですが、初見ではそれが非常に理解しにくい、というか予告からのイメージと少し違うなという気がします。

個人的なイメージでは初代ウルトラマンは怪獣がメイン、セブンで星人が適役のメインというのが強いので中盤以降の星人とのやり取りについては少し違和感を感じたのかもしれません。

特撮と言いながらその映像の多くはCGだったと思います。確実ではないですが、本当の特撮と言えるのはウルトラマンの飛行シーンだけではないですかね?間違ってたらごめんなさい。

現代のウルトラマンらしく出てくるガジェット類は現代的になっているのも、SNSでの拡散や動画投稿も非常に今風だと思います。

が、現代風にするがゆえに当時のウルトラマンでは通用していたことが作中では「あれ?」という感じになってしまうのはしょうがないんでしょうか。

例えばウルトラマンが倒す2体目の禍威獣で神永がウルトラマンに変身すべくいきなり席を退出するのは、禍特対が実行部隊ではなく諮問機関となった作中では「誰も止めんの?」と思ってしまったのは設定の変更もあるがシラケた箇所でもある。

前述しましたが、長澤まさみが巨大化するシーンは正直滑稽でしかなかった。それがフジ隊員が巨大化するというエピソードの再現であったとしても、うーん?と感じざるを得なかった。

「シン・ゴジラ」での石川さとみの演技はとかく話題になりがちだが、あれは周りが抑えた演技だったから余計に目立ったのだが、今回も長澤まさみが少し痛い演技だった気もする。

公安からの出向という設定だが、妙に軽いキャラなのはウルトラマンである神永がほぼ無表情の演技だったことから余計に目立った。もう一人の女性キャラである船縁も似たような軽いノリだが、作中の扱いでは長澤まさみの方が多いので更に強調されてしまうのかもしれない。あと、なぜに尻を叩く??

とはいえ、登場人物が全員感情を抑えた演技をしてしまうとそれは押井守作品になってしまうので難しいところではあるかもしれない。

その反面としてメフィラスの山本耕史の演技が際立つ結果となったと思う。

 

なんだか批判ばかりなってしまって恐縮だが、ではそもそも面白くなかったのかと聞かれれば「面白かった」と答える。

でも1回観た感想では、ストーリーがいびつでまとまりきれてない感じが強く、上映時間がもう少し長ければと思うのは色んな要素を詰め込みすぎたせいだろうか?なにせ禍威獣が2体、外星人が2体、それにゾフィーにゼットンが出てくるのだ。

「シン・ゴジラ」ではゴジラに対する日本の対応というわかりやすい図式だったが、ウルトラマンではウルトラマンの心理、外星人の策略、禍特対と政府、という描かなければならない要素と関係が多すぎたのかもしれない。ウルトラマンは序盤では何を考えているか感じているかの描写は少ない。

余談だが、竹野内豊がまた政府要人で出てきたり島田久作が総理大臣になってたりするのは「シン・ゴジラ」を観た人ならニヤリとなるところではある。これを考察としてしまうと時間軸がとかメンドクサイことになるのが、個人的には制作側のお遊びだと思う。

今回、庵野秀明は企画脚本、総監修という立場で監督は樋口真嗣だったのだが、観る側にとっては「シン・ウルトラマン」もほぼ庵野作品という認識の人が多いのではないだろうか。良くも悪くも庵野秀明の影が大きく、本来監督である樋口真嗣の存在感が薄い。今までの関係を考えるとしょうがないのかもしれないが、「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン」のような感動はなかったかな。

パンフレットが売り切れていたので、もう一度観に行くかもしれない。

 

 


SUZUKI motoGP 撤退!

2022-05-14 11:27:43 | バイク

スペインGP後に突如とふって沸いたスズキのGP撤退のニュース。

今季はジョアン・ミル、アレックス・リンス共にランキング6位、4位と好調だ。このままシーズンが進めばチャンピオンも視野に入ってくるだろうという矢先の撤退報道。

折しも日本はGW中もあって、スズキからの公式見解もなく、それがさらにほうどうに真実味を持たせてしまった感は否めない。

GWが明け、スズキの公式にも撤退を協議中という発表があった。

 

F1でのホンダの参戦撤退はお家芸と化した感があるが、スズキも2015年に復帰したところであり、最近では優勝もありチャンピオンも輩出し、まさにこれからという時期にまさに冷や水を浴びせた格好だ。

理由としてはお決まりの経済的な面となるが、スズキほどの会社がドゥカティやKTMに資金面で劣るとは思えないのだが、そうもいかないのが現実なんだろう。

 

日本でのモータースポーツが文化として根付かないといわれて久しいが、それはメーカー自身がモータースポーツを育てようとしていないという側面もあるが、それ以上に日本人の文化としてモータースポーツを広げようとか参加しようとか応援しようという気質が他国に比べて少ないのが一番の問題であると思う。

オリンピックをはじめとするスポーツ全般では日本人は、「道具よりも体」を重要視しがちなきらいがあるので、それはモータースポーツでは車やバイクの性能でしょ、運転手は関係あんの?と一段下に見ている気がする。

他国でもその傾向はあるのかもしれないが、日本は特にその傾向が強いのかもしれない。

またスポンサーやパトロンという、もちろん他のスポーツにも存在するのだけども、存在も日本人には当たり前のように受け入れられているとは言えないのかもしれない。

 

とにもかくにも協議中とはいえ、ほぼ撤退は既成事実となってしまった。

まだシーズンがはじまってまだ6戦、残り15戦もあるこの時期発表したのは、スズキなりのライダー達の来シーズンへの心遣いだろう。

すでにシート争いは始まっていて、来期以降の契約が済んでいるライダーもいる。シーズン終了後ではもうシートは残っていないのだ。

リンス、ミルともに実力あるライダーなので、きっとシートを失うことはないだろうが、新チームの参入が無いと誰かを押し出すことになる。

撤退とはやはり非常に大きな波紋を呼ぶこととなる。

チームにとってはモチベーションの維持には苦労する今後となるだろうが、スズキ本社が撤退を後悔するような結果を出してほしい。