各モーターサイクルショーにて発表された「CB1000Fコンセプト」。噂では今年の秋には発売とか。早い!
基本的にはCB1000ホーネットの着せ替えなので、早くても不思議ではない。
色もシルバー、黒、ブルメタの3色らしい。ビキニカウル付きもあるとか。
価格はどうだろう、ホーネットがノーマル134万、SPが158万となっているので
SPぐらいの価格ではないだろうか?
Z900RSがノーマルが148万、一番高いSEが170万。
おそらく同等か下げてくるかと思う。
Z900RSは2018年モデルが130万、その後消費税が10%になったりと値上げになって148万。それでも今でも年間5000台以上売れる超ヒット作。
ホンダが後追いという立場故、価格的には同等、ETCがついて同額とかに設定しなければ、その牙城は崩せないのでは?
そこで川崎も指をくわえて見てるだけでは済まない。
モーターサイクルショーで発表された新型Z900。見た目は変わった印象がない。価格165万。
2017年では95万だったことを考えると大幅な値上げがされている。
おそらくZ900RSも準じたモデルチェンジが行われるだろう。
おそらく、デザイン的には大きな変化はしない。
売れている理由がデザインだから。
一番の懸念点はメーターのデザインだろう。
CB1000Fは今どきの四角い液晶メーターにしてきた。ここを揶揄する層もいるが、21世紀のバイクとしては普通だと思う。
ではZ900RSはどうか?
今のままの2眼メーターでは表示できる情報が少なすぎる気がする。かといって四角い液晶に変える勇気がカワサキにあるだろうか?
おそらく今のままではないかと思う。
どうにか整理してマルチファンクションメーターとして成立させるだろう。
一番は丸い液晶を使用してアナログメーターを再現しつつ、切り替えて様々な情報も表示できるというのが最高だが、そこまでコストを変えるとは思えないかな。
最悪なのは
ヤマハ BOLTのようなメーター。まさかこんなのにはならないとは思うが。
次に価格。
正直、ここが一番関心ある。
カワサキはいくらに設定してくるのか。
最近の物の値上がりは凄まじいものがあるが、特にカワサキのバイクは顕著ではないかと個人的に思っている。
カワサキ ニンジャ1100。モーターサイクルショーで発表されたが、その価格177万、SEなら198万!
人気モデルなので初代は2011年ぐらいからあるのだが、Z900RSと同じ2017年では130万だった。
それから毎年のように価格が上がり、今回はエンジンが100ccアップして177万~。
こちらも今までとそんなに見分けがつく変化はない。
200万もするバイクなのにハンドル回りの配線がごちゃついてる。
塗装の質は高そうだけども、ちょっと高すぎる印象ではある。
Z900が165万
ニンジャ1100が177万と198万
ここからZ900RSの価格を想像するに、ノーマルで175万、SEで198万というところ狙っているのではないか?
順調に売れているモデルだし、電スロ化、クルコン装備等で商品価値を高めつつ、しっかり値上げもしてきそうだ。
そこで登場するCB1000F。
こちらの価格次第では、Z900RSの牙城も一気に崩れそうではある。
そろそろ乗り換え需要もあるだろうし、価格が安いCB1000Fになびくユーザーもあるだろう。
人気も同じぐらいあるだろうし、カワサキは選択を迫られることとなった。
強気の価格設定で、同社のモデルと足並み揃えて販売するのか、CBに対抗して戦略的価格を提示するのか。
どちらのモデルもオッサンホイホイモデルなので、この先20年を考えたら、こんなモデルばかり売れるのも心配ではあるけども。