リューブログ

封印作品

封印作品と言うのを知っているだろうか?
発表時は問題がなかったが、後に差別問題などで重版がやめられたり回収されたり
放送中止やその存在自体がなかったことになった作品だ。ここではおもに特撮や漫画
をさす。
例を挙げるなら「ちびくろサンボ」が有名。僕も子供の頃によんだ絵本だ。
黒人差別を描いているとして販売が中止された。今では復活しているが同時期に
タカラのマークだったダッコちゃん、カルピスのマークであった黒人をモチーフにした
マークも変更された。

昔の放送では「キチガイ」も普通に聞かれたが、今では放送禁止らしい。差別を
助長するとかなんとか、、、。そんな差別を理由で封印されたのがウルトラセブンの
12話やブラックジャック。確かに被爆の問題や微妙なところであるが、当時の核に
対する拒否反応の強さを表している。
が、本当に差別を助長するのか?
昔に「キチガイ」や「メクラ」などを聞いたり話していたりしていた僕は差別
主義か?「ちびくろサンボ」や「ジャングル黒べえ」を観ていた僕は黒人を
差別しているか?
またそれらの作品をみて黒人の方々が不快な気持ちになるのか?
一方的に過剰な加害者意識に基づく妄想ではないのか?

差別問題だけではなく、金銭的、感情的な問題から封印された作品もある。
「キャンディ・キャンディ」や「オバケのQ太郎」だみんなが知っている
作品だけに意外だろうが、僕も知らなかった、事実単行本は販売されて
いない。
「キャンディ・キャンディ」は原作者と漫画家の間で著作権に関するトラブルに
なり最高裁まで行き結審したが、感情のもつれから作品の販売はされていない。
「オバケのQ太郎」はさらに複雑で藤子不二夫の解散が原因、というか二人は
ほとんど別々に作品を作っていたという方にびっくりした。
どちらも著作権に関する金銭的な感情が事の発端だと思うが、金は持てば
持つで問題出るなとしみじみ考えてしまった。
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