リューブログ

消防団 班長2回目へ

先日、消防団で草刈りを行った際に、

ここで説明しなければならないが、田舎なら消防団と並んで青年団が存在するところもあるとは思うが、うちは結局構成する住民が一緒になることから私が入団する以前から、消防団と青年団は一体化している。
なので、祭りの神輿やだんじりなども消防団が行うことになっている。
問題なのは、草刈りや祭りの行事の場合でも自治会から幾らかのお金が消防団に支払われており、それが当然のごとく飲み食いに回ること、消防団員の報酬とごちゃ混ぜになっている事である。


新規の入団が無くなって久しく、班長等の役職もついに全員が経験し、来年度以降は2回目になるとのことで話し合いがあった。

来年度以降は年齢的には50代後半の団員が2回目の班長を引き受けることになり、その後も団には残ることと一応決まった。

それもこれも新規入団がいないのが原因だが、一番若い団員で今30歳、それが一人、その上は34歳で30代がこの二人だけ!という惨状である。

もちろんこれは数年前からわかっていたことであるが、解決を先延ばしにした結果であって自業自得というしかない。

私が次になる時は60歳かも?

この話し合いの時にも、やはり「酒飲まして、コンパニオン付けたらええねん」という輩がいたが、それが今の時代にどれだけ嫌われているかが分かっていないのが田舎なのだろうな。

それでも今回、一つ気が付いたのは、消防団を続けたいという人は

「消防団の活動は一応やるが、ポン送が好きではない。この顔ぶれでたまにでも集まって、みんなで酒を飲みたい」

という事だ。

それも自分の懐を傷めず、(実際にはそうではないけども)人の金で好きな酒を飲める、しかも仕事を離れて知った顔で集まって宴会。


確かに、消防団以外で近所の人が集まって、身の上話や世間話などをすることはゼロと言っていいほどで、特に男性で年齢が離れている間なら尚更だろう。
こう考えると、消防団も地域のコミュニケーションのサークルと考えれば、報酬の問題はさておき、意義がある存在かもしれない。

私は親が早くに他界したこともあって、地域の付き合いを知らなかったので消防団に入って知ることも多かった。もし消防団に入ってなかったら、世間知らずのままだったかもしれない。まあ私の場合はレアなケースだとは思うが。


しかし、これは私の住んでいる場所の話で、今ツイッターで言われているような問題とはまた違う問題だ。

ただどこも団員減少の問題は共通のようで、その原因がただ住んでいる人が減ったとか若い人が地域から出て行ったとかだけではない、という所に問題があり、そこは大ナタを振るえば解決できるはずだと信じたい。

が、酒を飲むという既得権益を手放したくない層も確実にいるので難しいだろうな。



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