夜勤明けて少し寝た後、ZX-14Rのユーザー車検のため陸運局へ。
午後の4ラウンド目を予約しておいた。というか、この日は計測機器の検査の為午後からの車検しか受け付けていなかった。
とりあえず最初にテスター屋さんへ行って光軸調整をしてもらう。
あとからでもいいのだが、以前にLEDヘッドライトバルブに交換した時に自分で適当に光軸をいじったので、その調整だ。因みに純正のハロゲン球に交換した。光量不足で落ちてもつまらないので。
1000円払って調整終了。
ZX-14Rの場合、メーター横のカウルを外して行くのが良い。光軸調整がやりやすくなる。
ただバイクの場合は、特に前傾のポジションのバイクは乗車姿勢で調整してもらった方が良い。車検のラインでも同じ姿勢で検査するとピッタリだ。この時に状態を起こすと違う結果になる場合もある。
書類は事前に書いておいたのだが、こういった案内は助かる。
重量税、自賠責保険、検査料を支払う時にうっかりマスクを忘れてしまったことを思い出したが、窓口のお姉さん販売している所を尋ねたら、無料で頂けた。
今回、うっかり車検満了1か月手前で車検を受ける事となってしまい、次回車検は1か月早くのなるのだが、3月は車検場は多いので良しとする。この日も午後だけの検査だったので、バイクはともかく四輪は一杯だった。
手続きを済ませ車検ラインへ向かったが、ユーザー車検と思われる方も何人かいる。
いつも松葉杖をついた検査員の方がおられるのだが、この日は若い方だった。
そのせいか、今までは触ったことのない操作パネルを初めて触る事となった。と言っても、スピードメーターセンサーが前輪か後輪か、ヘッドライトが1灯か2灯かを選ぶだけだが、、、
ブレーキ、スピードメーター、光軸、排ガスと順調に合格し、これで終了かと思ったところで若い検査員に話しかけられた。
今までは車検のたびに純正マフラーに戻して通していたのだが、今回は車検対応マフラーなので書類を持ってそのまま初めて車検を受けたのだが、ここでひっかかった。
若い検査員曰く「マフラーの書類が違う。」
「え?」となったが、彼が言うにはカワサキは同型車種でも逆車はその輸出先で型式を変えており、ヨシムラはそれに対応して書類を複数用意しているとのことだった。
現実的には同型車種で、書類上の違いでしかないのだが、それでも対応した書類が必要だと。
思えば、マフラーを購入した時に書類が2つも入っていたのなぜだろうかと思った。
内容を見ても、どこがどう違うのかわからんかったのだが、今回はこの2つを持参していたのだった。
良く見ると確かに記載の違いがわかる。
しかしユーザーにとってはなぜ2種類あって、どう違うのか、自分のバイクがどちらなのかわからないだろう。
話ではカワサキに限ったことみたいなので、ホンダ等は違うのだろう。
私が2種類の書類を持っていたことで検査員もホッとした感じで、車検は無事合格。私の場合は持ち込みだったが、ショップに車検で出す場合も同じように必要だろう。
車検費用 光軸調整(テスター屋)1000円
車検印紙代 1700円
重量税 3800円
自賠責保険 9270円
計 15770円
以上となった。意外と安いと思うのではないだろうか。
もちろん整備は別なのであくまで車検を通す「だけ」なのだが。
車検制度についての賛否はあるが、少なくともショップに出すことで一通りの整備を受けられう事は大事だ。事故を防ぐ観点でも。
これが車検の無い250ccいかならどうだろうか?ユーザー自身が気を付けなければ、整備を受ける機会のないまま乗りっぱなしになることもあり得る。
車検制度の是非が金銭的負担面だけで語られるのなら、整備不良で起きた事故にはメーカーではなくユーザー自身が全責任を負う事が必要だ。
日本人の性質では自分で責任を負うよりも、誰かにお金を払ってやってもらう方があっているとは思う。
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