バイクをカスタム、チューニングしていく中でマフラー交換なのどは一般的ではある。
音の変化と車種によっては軽量化もあって、非常に体感しやすい。
我が愛車のZX-14Rは排気量相応に非常に重く取り回しの面では苦労する車種だ。
大型は乗り出すまでが億劫だ、というのを体現したバイクといってもいい。
そこでお勧めしたいのが、
アスクルシャフト交換
これが非常に効く。
色々なメーカーがアクスルシャフト出しているが、多くは走りが激変とある。
サーキット走行などの限界走行では違いも体感できるだろうが、多くの使用状況下においては取り回しでの違いは誰にでもわかるはずだ。とくに重量車では。
私の感覚では取り回し力量30%減と感じる。明らかに軽くなる。ガソリンが満タンとほぼ空の差以上、マフラー交換直後以上の軽さに感じる。
このアクスルシャフト、実は以前から交換していたのだが、今回新たに買い直したのでその報告である。
今まではP.E.O製のアクスルシャフトを使用していた。
前後アクスルとピボットと用意されているが、私は前後アクスルのみだ。前後で4万を切っていたと思う。
決して安いとは思わないが、それでも他のメーカーよりも安価だった。
その時のインプレはみんカラで書いている。初めにフロントを交換して、そのあとに後ろも交換した。
前後一緒に交換するのがお勧めだ。一番体感しやすいと思う。
ただP.E.O製の欠点はフロントのアクスルシャフトに専用工具が必要なことだ。
普通に売っている工具でも使えるかもしれないが、出先でのパンクやタイヤ交換を考えると車載する工具が増えるのは手間である。紛失のリスクもある。
もう一つの欠点、というわけでもないと思う。経年劣化だと思うのだが、シャフト自体の痩せ、あるいは削れだ。
スマホで撮ったのでわかり肉かもしれないが、ホイールベアリングの当たっている箇所で段差ができている。手で触ってもはっきりわかるレベル。
使用においては体感できる差はなかったのだが、、、。価格のわりに耐久性はないのか?という印象ではある。
ちなみに使用していたグリースはワコーズのMPG。P.E.Oでは専用のモリブデングリースを出しているようだが、さほど差はないだろう。
で、今回購入したのが
ヤフオクで落札した。
どうやら出品者自身が作成したものようだが、前後でP.E.Oのほぼ半額が相場となれば見逃せない。
その他の車種も出せれているようだ。チタン製もある。こちらは高く落札されている。
ここで各シャフトの重さを比較してみよう。
フロント 純正 426.4g
P.E.O製 613.5g
ヤフオク 565.5g
リア 純正 528.1g
P.E.O製 663.4g
ヤフオク 759.9g
社外品の2点は純正よりも重くなっているのは、クロモリ製だからだろうか?この重さが取りまわしの良さに繋がっているのだろう。
交換はホイールが取り外せるなら簡単レベル。
今回使用したグリースは
話題のベルハンマーを使ってみた。ちょう度2号だと思う。触った感じではワコーズのMPGよりも柔らかい。良く伸びる。
純正とは形状が違っているので、こちらも30mmのソケットを別途購入することになったのは想定外だった、、、
使用感は今までと全く変わらず、相変わらずの取り回しの軽さ。しかし走っても純正との差は感じない。P.E.O製との差も感じない。これで同じぐらいの耐久性なら十分ありだと思う。