実はこのバイクを買うまで、バイクらしいバイクはエイプ100以来だ。ましてや大型となるとゼファー750以来、10年ぐらい前だ。それがいきなり世界最速だ。いやがうえでも緊張する。納車の日は緊張した。なんせフルパワー、200馬力だ。
ところが、乗ってみると意外やフレンドリー。全く普通に運転できる。確かに車重260キロは重い。が一旦走り出してしまえば、重さを感じることなく走れる。パワーもあるがトルクが太いので楽ちん運転。すごい。
今の走行距離は4300キロほど。高速も龍神というワインディングも街乗りも一通り走ってみた。
結論を先に言うと、取り回しの重さに慣れれば毎日でも乗れる。すり抜けさえもそのボディの大きさに似合わず意外とこなしてしまう。確かに今の季節では水温は95度以上になり電ファンは容赦なく回るし、足首は走っても熱風を浴びる。が、運転と言うことで言えば普通に運転でき苦でもない。なんでもこなす。
高速では独壇場。その加速は類を見ず、一点の曇りもない加速には驚くばかりだ。ライダーが風と恐怖に我慢すればZX-14Rは300キロの世界まで連れて行ってくれるだろう。僕は我慢できないが、、、。安定した走りは車体の低重心が効いている。欠点は快適すぎて高速代がかさむことだ。
ワインディングはどうだ?たしかにロングホイールベースからくる動きの緩慢さはあるだろうが、意外と曲がると感じるのではないだろうか。龍神でもそこそこのペースで走れるのだから。ちなみにバイクでタイヤを溶かすような走りをしたのは、ZX-14Rで龍神で初めてだった。
トガッチがZZR1100に乗っているが、僕のZX-14Rに乗るたびにいい!という。僕がZZR1100に乗ると車体のスマートさと動きの軽さをすごく感じる。思うにタイヤのグリップが向上してそれに合わせた車体設計やディメンションになっているので、タイヤが良ければ現在のバイクの方がいいんではないだろうか?でも、バイクという形は車以上に昔から差がないと思うな。
と、まあZX-14Rはいい二輪車で借金して買っても後悔なし!ってことだ。
最新の画像もっと見る
最近の「バイク」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事