今日は朝からステムベアリングの作業だ。
初めての作業で、間違うと車体が転倒し被害甚大となりうるので事前の調査はかなりやっておいた。
長野二輪さん
http://www.naganonirin.com/home
同型のオーナーであるが、その作業は尊敬すべき点が多い。今回も大変役に立たせていただいた。
http://www.naganonirin.com/home/zx-14r/stem
こんな作業ができる人になりたい。
YouTubeからもきゅうさん
今回の作業をやる動機になった動画がこれ。これを見て自分でもできそうだと思った。が、この方も他の作業を見るとプロ並みだ。フレームまでバラバラにしているのは凄い。
この他の方も参考にさせていただいたが、諸先輩の情報公開のおかげで今回の作業ができたことをこの場でお礼申し上げたい。ありがとうございます。
ほんといい時代になったと思う。調べれば何でも知ることができるのだ。
さて、実際の作業は、
ステムまでたどり着くにはかなり遠い。カウル類を外していく。
フロントフォークを外して、バイクを吊りフロントスタンドを外す。今回のヤマ場1個目。赤いスタンドはアストロプロダクツの物。ポイント使って楽天で3500円ほどだった。タイダウンベルトはAmazonで安い物を、念のために2本かける。フレームにかけている。下からはパンタジャッキで支えている。
外した三又、下側のベアリングが見える。グリースが乾いているかと思いきや大丈夫だった。上側は更に大丈夫だった。
下側のアウターレース。打痕が見える。上側のアウターには打痕は見られなかった。
下側のインナーレース。こちらも打痕が見られる。同じく上側にはなかった。切れ目を入れているのは新品を打ち込む時に使用するため。
単管を使って無事打ち込めた。ヤマ場2個目。予想ではもっと手こずるかと思ったが、意外と順調に進んだ。
フレーム側。こちらも古いレースを当てがって打ち込む。下側はちょっと苦労した。体勢の問題だな。
グリースはワコーズ。たっぷり目に。
ここで問題発生。トップのナットが指定トルク55N/Mをかけられない。工具もよくないしナットも弱い感じだし、55N/mはかけ過ぎではないだろうか?とにかく締めると動きがすごく悪くなるのだ。なので外す時の感覚で締める。外す時は緩いと感じるほどだったのだ。
ここでは時間をかけてステムの動きを見ながら確かめる。しかし初めての作業なので何が正解なのかもわからない(笑)外れたりしなければいいのだ。
後は組み立てていくだけだ。
作業終了は暗くなった午後8時。丸一日かかってしまったが、大きなトラブルなく終わってよかった。試乗はまた今度。
この程度になるとバイク屋にお願いするのが一般的だとは思うが、自分でやると安く済むというのもあるが(実際には工具を買っているので安くは決してない)、自分でやりたい、作業が楽しいというのが一番だ。新しいことにチャレンジしている、それを達成するというのが楽しみなのだ。今回も一日楽しめたのだ。満足だ。
最新の画像もっと見る
最近の「バイク」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事