原作が連載中なのでそこからエピソードを取り出して２時間にするのは
至難の業だと思いますが、そこは上手くまとめていたと思います。
原作を追い越してるのも仕方ないでしょう。
が、原作を読んでない彼女もイマイチだったようで、一つの話としては
今一歩という感じですかね。
個人的には小栗旬がやはりミスキャストだと思います。例えば大泉洋なら
どうだっただろうか？と思わずにはいられません。小栗旬が特別嫌いなわけでは
ありませんが、今回の役どころである南波六太はダメな男で三枚目です。
荒川アンダーザブリッジでもそうでしたが、小栗旬は三枚目をやりたいのかも
しれませんが、いかんせん似合ってない。情けない表情の多い主人公南波六太に
やはり合わない。それはJAXSAの六太の写真が物語ってると思う。原作では
半笑いのしまらない顔だが。映画ではきりっとした顔にしてる。これが
大泉洋なら？と思わずにはいられない。
三枚目を演じたい小栗旬、そうはさせられない周りの環境、そして三枚目が
似合わない本人。
私が原作の作者なら、嫌な感じだな
