野球には、犠牲打というのがある。
バントやフライによって、打者自身はアウトになるが、
走者を進塁・得点させる打撃のことを指す。
サッカーも危機にはFWが下がって全員で守備することもある。
このように、時には本来の役割ではないことを積極的に行うのはなぜか?
「そんなの当たり前じゃん、勝つために必要だからだろ」と大半の人は答えるだろう。
正解!
そこにいるメンバーが、勝つという「成果」に焦点をあてているからだ。
ビジネスも一緒。
一つの成果は、多くの人の献身的努力によって生まれる。
自分の成果に対して周囲に感謝し、周囲の成果のために尽力する、
これこそがチーム(組織)で行う醍醐味。
団結する、強調する、献身的である、
これらは密接に関連している。
いずれも、目的達成、目標達成のために不可欠なものである。
ただただ表面的なやさしさや協力と違って、
目指すところに一緒に行くんだ!
という強い信念、意志に基づいた姿勢・態度、実行・実践、
そして辿りついた時に、真の協調、献身を感じることができるのではないだろうか。