つれづれ日記

心と目の記録

酒呑童子絵巻きー2

2014-02-02 10:16:03 | Weblog

 上の絵は酒呑童子の首を引っ提げて都に凱旋,多くの人に讃えられたという絵です。。

絵巻きの物語は、寛仁元年(1018年)帝から酒呑童子討伐の勅命を受けた
源頼光(948年―1021年)と家来は山伏に姿を変え
童子の館に向かう途中、氏神の化身と出会い、毒の酒と魔力を防ぐ兜を授かりました。
館につくと酒呑童子が人の姿に化けて登場し、山伏ならば身を打つ敵でないと
人肉や血の酒でもてなしました。

その絵が凄いのですが、ここでは載せられません。
さらった娘の肢だけ大きなまな板に乗せられていて
腿の方からスライスしてもてなすのです。

頼光らは正体がばれないよう、美味しそうにそれを食べ血のお酒を飲みます。

そして氏神から授かった毒酒を童子や家来たちにすすめ
毒がまわったのを機に童子のその首を1刀両断

首の跳んだその絵はまた凄いのです。