つれづれ日記

心と目の記録

小樽の運河

2006-09-29 12:18:13 | Weblog

  1990年作

1990年の9月28日と29日の2泊3日で北海道に行った。
ピレニーズのお仲間達に招かれての旅行だったが、初めての北海道は、外国に行ったような明るい雰囲気、皆様のお宅のピレニーズ7頭に逢い、楽しい3日間を過ごした。
観光ドライブで小樽運河の橋の上からの風景が、あまりに素敵なので写真を写した。
そして日本画習作展に6号に描いて出品したスケッチが、手許にあり、懐かしく眺める。

この場所が代表的なポイントだ知ったのは10年以上後のことで、今でもこのあたりがテレビなどでよく見られる。
 テレビ番組の中に「今日は何の日」というのがあるが、私にとっての9月29日は、小樽に行った日である。


松葉菊

2006-09-26 22:19:36 | Weblog

松葉菊

先日の道路の縁の玉簾の隣に咲いていた松葉菊。
初夏から永い間咲き続けて、株は広がり根元の方は枯れて醜い姿。しかし菊のような花は美しく道端を歩く人の目を楽しませてくれる。
繁殖力が旺盛で放っておいても越冬して益々増えるという。葉は松葉牡丹の葉に似て太くて短い。


玉すだれの花

2006-09-21 23:18:16 | Weblog

昨年4月15日撮影。
我家に咲いた花韮

昨日、毎日買い物に行く道端に一斉に白い花が咲き、花韮とそっくりなので驚いた。
花韮は4月に咲く花?早速今日デジカメで撮影し、検索したら「玉すだれ」であった。
我家の庭の玉すだれはピンク色で大きい花だった。
白やピンクの花を彼岸花科のゼフィランサス属なので
玉すだれと一般に言うらしい。
『白い花を玉に、細い葉が集まっている様子を「簾」にたとえた』と読んだ。本当に細い葉が見事に簾のように上に向って生えている。

玉簾の花は上向きに咲くので上から写した。花弁が6枚で花韮と似ているが、雌しべと雄しべが出ていて勢いが良い感じ。

 


珊瑚樹の赤い実に見ほれて

2006-09-16 22:34:26 | Weblog

船橋大神宮にお参りした。境内にある珊瑚樹の真っ赤な実の美しさ!

この赤い実が珊瑚のように見えることからその名がついたといわれる。火事の延焼を防ぐ為の防火樹として植えられると聞いた。スイカズラ科 ガマズミ属、

 

下枝の方は葉が紅葉し始まっていた。

 


見事な巨峰

2006-09-05 20:07:38 | Weblog

             夏季は富士の山荘でお暮らしのY様から、見事な巨峰が送られてきた。一房が700グラムもある立派な巨峰。
紫玉園の作者の案内書によると「葡萄の房には一切消毒はしてありません。葡萄の粒が白いのは”こう”という葡萄の粉ですから、安心してお召し上がりください」と。
豊かな自然と有機質主体で育てた、摘み取ったばかりの新鮮で甘くて、なんともいえない美味しい巨峰!
 Y様との長いお付き合いの日々を思い出しながら、巨峰の大きな粒を口に入れ、至福の時を頂いた。  


軽井沢の思い出

2006-09-04 21:41:11 | Weblog

昭和23年(1948年)の8月の夏の終りを女子大の軽井沢の寮で過ごした。まだ食糧難の時代だが、戦争が終わってみんな明るく夢は大きかった。
私は油絵の道具を持っていったので、雲場の池の端にイーゼルを立てて写生をした。この場所以外,池の両側は日本人は立ち入り禁止になっていて、進駐軍の家族の別荘地になっていた。
1998年に50年ぶりに軽井沢に行ったが、雲場の池の木々がうっそうと茂っていて、池の周りを観光客がぞろぞろと歩き、池の水は濁っていて本当にがっかりした。
色はあせ、絵の具がはがれた50年前に描いた絵をみながら、初めて軽井沢に行った思い出は限りなく広がる。
描いたのが8月の終りか9月の初めで寒かった記憶がある。丁度今頃の季節。
涼しくなって嬉しい反面、寂しく思うのは毎年の事。