つれづれ日記

心と目の記録

ヴィヴァルディの四季を歌う犬

2007-08-24 22:34:25 | Weblog

 マフィン君

親しい友人の、今は亡きピレニーズのマフィン君は、ヴィヴァルディ(1678~1741)作曲の協奏曲「四季」の「春」の曲を聴くと一緒に声を出して歌い、みなを驚かせました。
散歩に行く公園の橋で、渡るとこの曲が流れる橋があり、ある日マフィン君が突然音程をあわせて歌いだしたそうです。一人息子の歌う事にビックリしたTさまご夫妻は、CDを買って、車で一緒に出かけるときは必ずCDをかけるので、マフィン君は大きな声で嬉しそうに歌い上手になりました。
マフィン君のお誕生日に招待された時には、ネクタイをして、澄まして歌って聴かせてくれ、森林公園での犬の集会でも大勢の前で歌いました。
私はイギリスで発行されているピレニーズのマガジンに、長いこと日本のニュースを送っていますので、マフィンのことを書きました。その後証拠のビデオテープをT様はマガジンの編集者に送りました。
2002年に発行されたMrsジョイス スタナードの著書「ピレファナリァ」に、歌うマフィンのことが紹介され、世界中のピレニーズファンが読むので、さぞかし驚いた事でしょう。
ビデオテープには、CDで曲をかけると、ソファで寝ていたマフィンが飛び降りて、CDの前にすわり、歌いだす様子が写っています。
写真は、アメリカの本に載った写真を写しました。


「暗い日曜日」

2007-08-23 11:38:31 | Weblog
弟の私家版CD2の中のトラック5の「ジプシーメロディ」は、フランス映画「暗い日曜日」の中の曲で、弟が収録した7曲の1つである。
1933年にハンガリーで発表された、ヤーヴォル・ラース作詞、シェレッシュ・レジェー作曲による歌の作品である。
ウィキペディアのよると、曲調、歌詞共に陰鬱さを醸し出した本作は、内容は暗い日曜日に自殺を決意するというもので、ハンガリーではこの曲を聴いて多くの人が自殺したとされている。多数の自殺者が偶然にも生前にこの曲を聴いていたことなどから、ヨーロッパ各国で放送禁止にされたことは事実であるという。
ちなみこの曲がヒットした後に作曲者の恋人は自殺しており、本人も1968年1月に、ブタベストで投身自殺している。

私が興味を持ったのことで、弟は収録した全7曲を1枚のCDにいれて送ってくれた。他の6曲も美しく妖しく心にしみるが、私には、人を死へ誘う禁じられた旋律とは思えない。



パンフルート

2007-08-19 09:10:33 | Weblog

パンフルート

弟のCDのNO2にあった、Zamjirのパンフルートの演奏の場面を見たくて、動画サイトのYouTubeで検索したら、沢山出てきて、演奏会で聴いているように楽しかった。

パンフルートという楽器によって奏でられる、美しい音色の素晴らしさを世界に広めた名プレーヤーZamfil(1941年ルーマニア生まれ)は、1980年に初来日したそうだ。
 


ジェットストリームの1作目

2007-08-08 23:48:54 | Weblog

 

弟が1月に製作したCDの1作目のジャケット。

弟が昔、毎晩聴いていたジェットストリームには、様々な思いが重なっていて、かねてより企画していたCD作りが始まり、今年1月にようやく出来上がった。
城 達也のナレーションが入って、機長が各国を案内しながら音楽を流す仕組みだが、自作のナレーションを弟がやり、出だしのテーマミュウジック「ミスター ロンリー」はそのまま使い、後は好みの曲をつむいで、ナレーションを入れ作り上げた。

城 達也のナレーションは「地平線が消えて・・・・満天の星をいただく海が・・・・」で始まるので、ジャケットの絵に星空を描いたが、プリントしたら星がかすんでしまった。思いついたのがパソコンのオートシェープの星、これをを使ったらきらきら光って見え成功。

2作目のジャケットは、ばらばらに絵を描いてパソコン上で大小を調節しながら構成した図柄。

外地勤務の最後は音楽の都と言われるウィーンだった。
オペラ座や宮殿などでクラシック音楽を堪能したそうだけれど、心のひだの中にある懐かしい曲は、ヨーロッパの各地の民謡だったり、ジプシー音楽であることが、CDを聴くとうなずけた。


私家版・ジェットストリーム NO2

2007-08-07 10:00:14 | Weblog

  CDとカバーの絵

弟から私家版・ジェットストリームのCDの2作目、16曲が送られてきた。今年1月に出来た1作目は、ラテンが多かったが、2作目は東欧巡り、きわめつけのジプシーミュウジックも1曲くわえてあり、特にパンフルートによる、ルーマニアの民謡は初めて聴く美しい音色で、深く胸を揺さぶった。

弟は商社マンとしてドイツに15年以上暮らしたので、東欧の各地を訪ねた様々な思い出を胸に、曲を選び、ナレーションを入れて作り上げたCD。

ジャケットの絵も自分で描き、本人は苦労しながらどれほど楽しんで作ったことでしょう。

バラライカ、チィター、チェンバロと言う古い楽器の音色を充分に楽しませてもらった。