つれづれ日記

心と目の記録

もっと遊ぼうよ

2011-08-25 16:19:00 | Weblog

広いドッグランで2頭だけで楽しんだM君(右)とKちゃん、

「もっと遊ぼうよー」とKちゃんはMl君に話しました。
「うん、いいよ!遊ぼうね。」

この後すぐにM君は広いドッグランの中をギャロップで走りだし、
Kちゃんはフルスピードで後を追いかけ
2頭で思いっきり楽しく、走り回りました。
この日からKちゃんは恋に目覚めてしまいました。

微笑ましい2頭の表情に思わずパチリと。


14世紀のピレニーズらしい絵

2011-08-16 16:41:20 | Weblog

ガストン・フェビュスの「狩猟の書」の中挿絵80点近い絵のなかから
ようやく見つけた、ピレニーズらしい犬を発見しました。
画面の右下の白い犬の顔の表情、被毛の感じ、ふさふさした毛の尾、
背中にうすいオレンジの班があります。
被毛に少しのウエーブがかかっています。
1970年に私が初めて飼育したピレニーズは、英国系の犬で、
被毛は緩やかなウエーブがありました。
当時日本に初めて輸入されたA.CHのマックの毛は
まっすぐでした。現在は日本ではアメリカの血統が99%ですから
多分殆んど直毛だと思います。
此の絵の犬がピレニーズではないかと
イギリスのマガジンに載せましたら賛同を得ました。
30余年前から探していた絵を発見できて嬉しい感動を覚えました。


ガストン・フェビュスと犬

2011-08-06 13:49:30 | Weblog

中央に鎮座するご領主様、ガストン・フェビュス(1331-1391)に、
献呈された猟犬をご覧になっている場面だそうです。

有名な著書、フェビュスの5部からなる「狩猟の書」(1387-1389)には
精密で華麗な挿絵が80枚近くあるようで、
その中にピレニーズらしき犬を見つけ求めて30年以上の歳月が流れました。

2008年6月のブログに、この本の挿絵で「犬飼部達が、犬の手入れをしている、」
場面の絵を載せました。
顔はマスティフタイプの白い犬は居ても、被毛が短く、尾が細くて
違いましたが、ようやく見つけたのです。

あとで・・・・・


ルルド城の壁の彫り物

2011-08-05 16:50:19 | Weblog

   ルルド城     左の犬がピレニーズです。

14世紀にピレネー山脈一帯を領地とするフォア伯ガストン・フビュスはフランスの貴族で、
ピレネー地方のフォア城、ルルド城、オルテーズ城を、ピレニーズに護衛させた記録が、
歴史家のブルーで氏によって書かれています。
「その頃城は四角や丸い形の塔を持っていて、城壁によって保護されており
壁と塔の間には夜間は警護のために、2頭のピレニアン(ピレニーズ)が配置されていました。
武装した歩哨と並んで、特別の場所を与えられていました。
看守の巡廻に同伴して奇襲攻撃から城を守り、どの城館も
ピ゜レニアンの一団を、所有することを誇りにしたものです。」

写真は友人のHさんがピレネーを訪ねた時に、ルルド城で写したものです。
羊の群れを護るピレニアンを彫刻したものらしいです。