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つれづれ日記

心と目の記録

総選挙が終わって

2005-09-13 00:17:49 | Weblog
昨日11日、第44回総選挙は小泉自民の圧勝、296議席を得て選挙という最大の祭りは終わった。
昨日は夕方の雨の中を投票に行ったけれど、私は政治に疎く、読んでも聞いても頭に入らない困った人間だ。
沢山のピレニーズの生年月日や命日はすぐに覚えて頭には入る。
しかし政治のことは理解したつもりがすぐに分からなくなり政治音痴というのだろうか。みっともなくて人と話はできない。
今回の選挙は特別で日本中の人が関心を寄せたので、私も少し勉強になった。
朝から一日テレビで選挙の結果をとりあげ、討論したりして少しは興味がわいた。
人間は自分の好きなことは頭に入るが、関心のないことは記憶装置に収まらないらしい。

私は35年前にグレートピレニーズという犬種を飼って、よりよい飼育をしたいので、この犬の歴史を調べる事から始まった。
この犬の祖先は、紀元前200年頃にフェニキア人の貿易商人によってスペインに連れてこられ、フランスに渡り土着犬と混血しピレニアン(ピレニーズ)が誕生したというのが一般の説で、1407年に城館の番犬として働いた実録から始まり、1675年にルイ14世が宮廷犬として採用した記録など沢山のカラフルな歴史がある犬だ。
愛する犬種のために西洋史をあらためて勉強し、犬に関する歴史の年号は一度頭に入るときちんと記憶され、日本史の嫌いだった私は自分で驚いた。

政治に疎く、動物や植物に興味のある私は社会に対して一寸気がひける。
もっと政治について学ぶ努力をしないと社会人として無責任なことだと反省した。