Runrun日記

最近読んだ本ー日暮らし



テレビで、「ぼんくら2」なんてドラマをやっていた。「ぼんくら」の続編?
それなら、テレビで見る前に、原作を読まないと・・・

宮部みゆき 著作 「日暮らし」 講談社文庫

「ぼんくら」と同じで、最初は短編もどき。気が付くと長編小説になっていく。日頃の暮らしの中で、自分は役に立っていないと悲観して、おまんまが食べれなくなってしまったり、連れ合いに嫌われていると誤解し、嫌いの虫にかかり落ち込んでいく夫婦。「日暮らし」は難しい?
葵のところで女中をするお六の話。子盗り鬼で、少しずつ物語の本筋に入っていく? でもこの小説、横道にそれ過ぎじゃなぁい?
葵殺しと、お徳の商売の話とは関係ないし・・・。「ぼんくら」に引き続く、湊屋のごたごたと、葵殺しは結局関係なかったし・・・・。
物語りの縦糸と横糸を妙に絡げていくのが宮部みゆきワールド!
お徳が出て来ると、松阪慶子を思い浮かべれしまう。テレビの影響は凄まじい。
何事も内済にしてしまうのが気に食わない。問題はきちんと処理して置かないと、またゴタゴタは蒸し返す!
結局は人情物?

読み終えてから、ビデオに撮ってあった、テレビドラマは見ました。
テレビドラマにするとこういう感じか? 原作の方がもっと可笑しい!!
テレビドラマは、まだ続きます。 

この小説のお気に入り度:★★★★☆

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