飢えで苦しむ時MAFFは私達に何かをしてくれるのか？

平成22年。
西暦2010年。
輸出立国。
在省内利益。
不在国益。
定年退職技術者流出。
自由貿易協定。

昭和20年。
西暦1945年。
紀元2605年。
無差別に殺戮する空襲と原爆。
戦争犯罪者達によって日本は負けた。
軍国主義が滅んだ年。

外地から、臣民が帰ってきた。
その数、630万人。
満州、満州と騒いだ成果がこれだ。
勿論、朝鮮も含む数字。
大日本帝国は、台湾、朝鮮を含め人口１億と豪語していた時代。
外地人口、1000万人を超えない。
勿論、理不尽に命を落とした数十万の犠牲者もいたが……。

明治大正昭和三世代。
大日本帝国が、侵略を重ねた結果。
近隣諸国へ新天地と称し、人口移動を奨励した結果。
１億の10％も満たない有様。
狭い日本を飛び出し、新たな大地を踏みしめよう。
軍閥と官僚が結託した人口移動。
肥沃な土地には現地人。
押しのけ日本人は恨みを買った。
浅はかな官僚の計画では、日本の破滅は目に見えていた。
甘言を弄された臣民は西へ西へ。
新天地へ。

そして、敗戦。
命からがら、身一つ。
悔しい想いの帰国だ。
日本。
わが祖国。
乗船間際の土人による、ベルトの洗礼と罵詈雑言。
しかし、美しい祖国が待っている。
剥げ坊主から、緑豊かな土地へ。
懐かしい父祖の地。

上陸後、待ち受けていたのは。
飢餓地獄。
昭和20年代、百性人口は1000万。
百性達は、収穫を謳歌していた。
引揚者に「優しく米を渡すこと」は、決してなく。
優位に立った耽美な甘さに酔いしれる。
「収穫を収奪したいなら、お前の臭覚をよこせ」。
「金も体も着物も欲しいずら」。

さらに、農地改革は百性を改革した。
文化の伝承者、地方の豪農を改革した。
彼らは滅び、小賢しい者達が立ち回る。
民主主義という仮面を被り踊り続ける日本。
ダンスは済んだか。
ミンスとジミンの果てしない馬鹿踊り。

糞を支えたのが、彼らである。
自由貿易しか、日本が生き残る道はないのに。
MAFFは、百性210万人のために国を滅ぼそうとしている。
飢饉時、「優しく米を渡すこと」は、決してない百性の為に。