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私に好きなモノ その十六 無残絵 ひとつ

2008年07月16日 02時35分22秒 | Weblog
江戸時代は火付け、盗賊、辻斬り等が頻発する恐ろしい時代と言われてきましたが、、実際は今と比べ誠に平和な世の中であったようです。江戸時代は暗黒時代というのは、御維新以降、明治政府が流したデマゴーグのようで、貧しいながらも清潔で穏やかに生活した庶民を日本を訪問した数々の欧米人が書いております。

実際、世界随一の百万都市であるお江戸は、治安と司法の維持を担当する北町奉行、南町奉行合わせても与力等三百人前後しかいず、それで、治安が維持できたのですから、平和な時代でありました。

怖いお話は、庶民の娯楽である「読み本」を中心に、山東京伝や式亭三馬、滝沢馬琴等作家の手になる、作り話が中心ですね。

そこで、もうすぐお盆の季節でもありますから、手元にある歌川派の絵師による無残絵を少し紹介します。

ひ と つ



辻斬りです。こうした事件が頻発すれば大変でしょうが、お芝居の世界の出来事です。
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2 コメント

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こちらの辻斬りの画について (あや)
2015-06-02 00:12:52
はじめましてこんにちは。
こちらの無残画のタイトルや正式な作者などご存じでしょうか?
もしご存じでしたら教えてくださるとありがたいです。
返信する
今日は!! (夜鴉亭)
2015-06-02 14:06:55
書き込み有り難う御座います。入手すてはや七年。調べようとしてたのですが、残念ながら作者不明です。歌川系の誰かと存じますが…。
返信する

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