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ボルボ社の自動運転車両部隊がスペインの高速道路を走る

2012-05-29 | Weblog

 

(写真)リラックス運転の新たな時代の先触れになることを目指しているそうです

自動運転車列が、スペインの高速道路を200キロ走行しました。公道での初めてのテストでした。

車は、相互に無線でつながれていて、プロのドライバーが運転する先導車の後について走りました。

いわゆるロードトレイン形式の車列は、ボルボ社が開発を進めています。会社は将来広く利用されるようになるだろうと自信を持っています。

企画で、リラックス運転の先駆けを目指しています。

ボルボ社によると、運転手は、運転中に、ラップトップで仕事をしたり、本を読んだり、後部座席に座ってランチを楽しんだりすることができるそうです。

この自動車の隊列実験は、自動運転技術(Sartre - Safe Road Trains)として知られるヨーロッパ委員会リサーチ・プロジェクトの一部として実施されました。

隊列は3台の車と1台のトラックからなります。

「他の車の中で運転することが我々の企画の画期的な点です。実際わくわくしてきます。」と自動運転企画マネージャーがボルボ社で語りました。

「1日で200キロ走り、実験は成功しました。とても嬉しいです。」と彼女はつけ加えました。

車は、カメラや、先導車や隊列を組む他の車をモニターするためのレーダーやレーザーセンサーなどのような特別の機器を備えています。無線の連絡により、隊列を組む車はアクセルやブレーキを自動的に抑制して先導車と同じ道を正確に走ります。

隊列車は、車間わずか6メートルの間隔で、時速85キロで走りました。

「人々は、自動運転はサイエンス・フィクションと考えていますが、技術は実現可能なところまで進んでいます。純粋に概念的な話をすれば、自動運転は問題なく機能し、将来、ロードトレインをさまざまな場所で見かけるようになるでしょう。」とマネージャーは言います。

「我々は、既存のシステムを可能な限り変えない努力をしています。道路の整備をし直すことなく、また、車に高価な付属物を加えることがなくてもよいようにします。」

「企画の一部として開発したソフトウエアは別として、車と車の間に無線のネットワークを設定するだけでいいのです。今日ショールームで見られる他の車との違いはそれだけです。」

2009年以来のプロジェクトは、イギリスのリカルド、スペインのアプルス・イディアダ、ロボチカ、ドイツのアーヘン工科大学車両研究所(IKA)、スウェーデン国立研究所(SP)、ボルボテクノロジー、ボルボが参画し、共同事業として進められています。

全ての会社が、企画の車はおよそ10,000キロのテスト走行を行ったと言いました。

企画の最終目的は、多くの車が先導車に従って高速道路の専用ルートに沿って高速で走ることです。

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 まるで列車ですね。車は運転が楽しいのに運転をしないで好きなことをして楽しむのなら車ではなく列車に乗ればいいと思うのですが・・・

それに隊列車が自由に高速道路を走るとしたら、直進だけなのか、路線変更したりサービスエリアに入ったりもするのか。そうだとしたら、長い隊列は一般車にとって危険だと思いますが、その辺の説明がありません。(-"-)