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スーダンの死刑囚メリアム・イブラヒムさんが再逮捕される

2014-06-24 | Weblog

情報筋によると、月曜日に釈放された元死刑囚のスーダン人の女性がハルツーム空港で家族と共に逮捕された。

イブラヒムさんは、5月に、イスラム教を遺棄したとして絞首刑を言い渡され、国内外の怒りを呼んだ。

およそ40人の治安要員によってイブラヒムさんは夫のダニエル・ワニさんと二人の息子と共に拘束されたと情報筋。

一家でアメリカに行くつもりだったと夫のワニさん。

イブラヒムさんは、控訴裁判所が死刑判決を無効としたことを受けて釈放されていた。

彼女は、2月に、判決を受けて間もなく獄中で男の子を出産した。

イスラム教徒の父の元に生まれた27才のイブラヒムさんは2011年にクリスチャンのワニさんと結婚した。

スーダンの人口のほとんどがイスラム教徒で、1980年以来イスラム法が実施されている。

イブラヒムさんは正当なクリスチャンとして育てられたにもかかわらず、当局は彼女をイスラム教徒とみなしている。

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イスラム教は理解に苦しみます。イブラヒムさんは何故再逮捕されたのでしょうか、裁判所の判決を無視されて…??


ボウ・バーグダル軍曹が帰国

2014-06-14 | Weblog

(写真)釈放と決まって歓迎ムードを演出している人々

タリバンに5年間拘束されていた米国兵がドイツで回復の時間を過ごした後、治療を続けるためにテキサス州に到着した。

28才のボウ・バーグダル軍曹は、軍の社会復帰ミッションのために軍の医療センターに移送される。

今までは、彼はそこで家族に再開すると言われていた。

バーグダル軍曹はグアンタナモ・ベイに拘束されていた5人のタリバンの司令官との交換で解放されたが、この交換は大きな問題になっている。

軍曹は、木曜曜日の朝、米軍用機でラムステイン航空基地を離れ、金曜日の朝サン・アントニオに到着した。

米国陸軍は、2009年のアフガニスタンの軍事基地からの脱走の状況についての調査は彼の治療が終わったら行うとする声明を出した。仲間の兵士達は彼の脱走を批判している。

「我々は先ずバーグダル軍曹が必要な治療やサポートを受け続けられるようにしなければならない。」と国防省報道官が先の声明で伝えた。

彼は、解放されてからドイツの軍病院で療養していた。

米国軍の復帰プロセスについての記者会見で、国防部の心理学者は、そのプロセスを人が家庭や日々の生活に責任が取れるようになる前に任務の辛い日を乗り越えるのにいかに時間がかかるかという例で説明した。

戦争捕虜の彼は囚われている間に逃げ出す選択をする能力があったと心理学者。

「我々は彼らに予期する能力を与えることから始める。時には時間単位のスケジュールになる。」と軍の心理学者が匿名で語った。

民主党員も含めて捕虜の交換について批判する人々は、議会が交渉の知らせを受けなかった事実に抗議している。タリバンの捕虜を釈放することは危険過ぎると。

バーグダル軍曹が釈放されるとすぐ、コメンテーターや兵士達は彼を脱走者と呼んで罰するべきと主張した。

国防総省は、彼は許可なくパックティカ地方の陣地を離れたが、脱走する意図があったかどうかは不明だとした。 軍は、彼の拘束の状況を調査し、不正行為があれば告訴する可能性があると語った。

彼の家族は、死の脅迫状を受け取ったので、治安を憂慮してアイダホ州にある彼のホームタウンでの歓迎パーティを、取り止めた。

バーグダル軍曹は、釈放以来、公のコメントを出していないが、デイリィ・ビーストのウエブサイトが、拘束されている間に彼が国際赤十字社を通じて両親に送った2通の手紙のうち1通を公表した。

手紙の中で、彼は基地で健康状態が悪化したので脱出したと書いている。

ワシントンポストが発行した彼が脱出前に友人に送った手紙の抜粋には、彼が戦争に対する精神的ストレスと闘っていることが書かれている。

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何とも理解しがたい一件です。 5年間タリバンに拘束されていた一人の米兵と悪名高い危険人物とされているガンタナモ収容所に拘束されていたタリバンの司令官5人が交換釈放された。 

この捕虜の交換そのものが問題、それを議会に知らせることなく政府が実行したこと、解放された米兵は実は脱走兵だったかもしれないこと・・・解放された5人のタリバン司令官達は1年間はドバイから離れてはいけないと約束したと米政府は言っているようですが、彼らは結構自由な生活をしているとか。 

はてさて、オバマ大統領の胸のうちは?


日本が捕鯨再開か

2014-06-09 | Weblog

 

(写真)日本は科学的調査と称して1986年の禁止後も捕鯨を続けている

(写真)鯨肉の促進イベントで鯨を食べる林農水大臣(中央)

日本は南極での捕鯨を再開する方向で努力していると日本の安倍首相。

「鯨の調査を行うために商業捕鯨を再開したい。」と首相。

日本が主張している捕鯨計画は科学的調査に当たらないと国際裁判所(ICJ)が3月に決定した。

オーストラリアは、ニュージーランドの支持を得て2010年に日本を提訴した。

日本は、採決後、南極での捕鯨を中止したが、日本の北方海岸でミンククジラを捕まえている。これも研究が目的だとしている。

安倍首相は、南極での捕鯨に関する国際裁判所の判断をどのように理解しているのか分らないと記者が伝えている。

捕鯨を行なっている地方の人々が鯨を大事にしていることに触れて、安倍首相は、「日本のこの部分の文化が理解されていないことは残念だ。」と言った。

日本はJARPA IIとして知られている南極での捕鯨計画の下で2005年以来3,600頭のミンククジラを殺したとICJ。

JARPA II計画は科学的研究を目的としているとするが、その計画による科学的結果は明らかでない。しかも、日本は、自ら設定した捕獲量を実行していないとICJ。

裁判の間、オーストラリアは日本の計画は実際は商業捕鯨だと主張したが、日本はオーストラリアは裁判によって自国の文化基準を日本に当てはめようとしていると主張した。

日本は1986年の捕鯨に関する規制案を受け入れたが、科学的調査を認めるとする規定のもとで捕鯨を続けてきた。

ノルウエーとアイスランドは、その規定を拒否して商業捕鯨を続けている。

規制案は、先住民族が食糧として行う捕鯨は例外としているが、捕獲量は定められている。

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日本が捕鯨を再開しようとしていることを初めて知りました。もう今年は中止したのかと思っていました。 日本は世界に向けて日本の鯨文化をもっともっと丁寧に説明して理解を得なければなりません。でも、とても受け入れてもらえそうにないですね。