まるこの「時事和訳ブログ」

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おめでとうございます

2012-12-31 | Weblog

   昨年はご訪問ありがとうございました。

いろいろな事が多い年でしたので、訳してみたい記事が多く、選択しているうちに時間がなくなって訳文は短いものになったり、長い記事は読んで下さる方が退屈されるだろうと悩んだりした1年でした。 

日本の記事が、即、ニュースになって世界中に伝わりアクセス数が以外と多いのに驚きました。 胸が痛む事件ニュースが多く楽しい記事を探すのが大変でした。 

今年は楽しい記事が増えることを期待したいものです。

   今年もよろしくおつき合いお願い申し上げます

 

 


今年のウイキペディアで最も多く検索された記事

2012-12-29 | Weblog

 

 

(写真)英語版ではフェイスブックに関する記事が最も多い

 

(写真)インスタグラム(画像ソフト)のリストでトップだったのはタイのスワンナプーム空港

2012年のウイキペディアで最も多く読まれた記事の研究によると、オンライン百科事典の異なる言語版を通して人気があった記事に印象的な違いがあることが分ります。

英語版ではフェイスブックがトップで、日本ではアダルトビデオの女優がトップでした。

〝世界で最も危険なハイキング・トレール″と言われる中国のHua Shan山がオランダではトップでした。

対照的にドイツで最もクリックされたのはcul-de-sacs(行き止まり・袋小路の意?)でした。

情報はスエーデンのソフトウエアのエンジニアのガンナルソンさんがWikitrends企画として発行したものです。彼の国で最も検索されたのは自国スエーデンに関連する記事でした。

検索が低かったリストも明らかになりました。

イランや首都のテヘランやイランの新年の儀式についての記事がペルシャ語リストでトップでしたが、セックスや女性の割礼や同性愛もトップ10に入りました。

アラビア語版ではエジプトに関するものがトップで、それに続くのがムハンマド・アリ・パシャの歴史でした。彼は1805年に統治者になったオスマン軍の司令官で、多くの人に近代国家の創設者と考えられています。

インドネシア語版では、フットボールやバレーバールやバスケットボールなどのスポーツがトップ7に入っています。

イタリアでは、米国のテレビに関するものが多く、グレイズ・アナトミーがトップでゴシップ・ガールや吸血鬼の日記が続きました。

ロシア語版は自国についての記事がトップで、次はユー・チューブでした。しかし、〝ポルノサイト″や〝失業率″の検索は、地方のユーザーの生活により大きい関心があることを示しています。

日本のヒイラギのタイプがフランス語版でトップ、欧州地域開発基金はポーランドで3番目でした。

カナダのポップスターのジャスティン・ビーバーは、デンマーク語やノルウエー語版ではトップ10でしたが、英語・スペイン語・フランス語・ポルトガル語・イタリア語・スゥエーデン語やデンマーク語版では英国の少年バンドのワン・ディレクションが上でした。

フェイスブックの画像サービスソフトのインスタグラムも2012年のアクセス数を発表しました。テーマより位置に焦点を当てています。

バンコクのスワンナプーム空港が100,000枚以上写真付きでトップになり、次が市のシアム・パラゴン・ショッピングモールでした。

タイはごく最近3Gモバイル・ネットワーク・ライセンスをオークションにかけ、無料のwi-fi接続に焦点を当てています。すでに200,000以上の写真があり、5月までに国の80%をカバーする目標を発表しました。

「地方の多くのモバイル・インターネットユーザーはパソコンをほとんど利用しなかったので、彼らのモバイルやタブレットがウエブへの唯一ポータルです。だから常にウエブにアクセスできることは彼らにとって新鮮なのです。」とジョン・ラッセル氏。

米国は、カリフォルニアのデズニーランドやニューヨークのタイムズスクエアやサンフランシスコのAT&Tパークやロサンジェルスの国際空港やドジャー・スタジアムやステープル・センターやサンタモニカピアで写された写真のおかげでトップ10のうち7位になりました。

パリのエッフェル塔がヨーロッパの写真では唯一リストに載りました。

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ウイキペディアは私もよく使います。説明が詳しく分りやすいので便利です。

国によって調べる対象が異なるのは面白いですね。それにしても日本ではアダルト女優が多いというのは意外です。(*^_^*)


中国がインターネットのアクセス規制法案を可決

2012-12-28 | Weblog

 

(写真)多くの中国人がインターネットを利用していますが、当局に内容が厳しく監視されています

中国は、インターネット利用に当たって、前もってユーザーがプロバイダーに身元を明らかにするように要求する規則を厳しくしています。

新華社通信は、これは個人情報保護手段の一部と言います。

しかし、評論家は、政府が言論の自由を制限しようとしていると言っています。

発表は、中国の新指導者が脅威の対象としてインターネットを標的にしようとしている証拠と考えられるでしょう。

ここ数か月、インターネットやソーシャル・メディアは大量の抵抗組織として使われ、多くの共産党役員の汚職がインターネット上で個人に批判されています。

中国当局は、国境を越えるインターネットを厳しく監視して、中国のGreat Firewallを利用して気密性の高い情報を定期的に閉鎖しています。

しかし、多くのユーザーはマイクロ・ブロギング・サイトを使って政府の汚職を含む国家の利益に関する問題に不満を現したり運動を起こしたりしているので、政府は多くの中国人のインターネットの利用を止めることができていません。

新しい法案は、インターネットや固定電話や携帯電話にアクセスするのにプロバイダーに本名で登録する合意書に署名をするように求めていると新華社通信が報じています。

本名登録は2011年に実施されましたが、広く普及しませんでした。

中国の最大手Sina Corpは、そのような規制は人気のあるマイクロ‐グロギング・サイトWeiboへのアクセスを大きく減らすと、今年初めに、公式文書で警告しました。

新法案の下で、ネットワークサービスのプロバイダーは違法情報が見つかったら監督当局に報告する前に即座に投稿記事を削除して記録を保存することも求められるでしょう。

インターネット情報の安全性を確立し、国民の法的権利と利益を保護し、国家治安と社会的利益を守るために、法案は金曜日に最高立法府の5日間の会議で承認されました。

ウエブで広がった噂は国民に危害を与え無秩序と混乱を引き起こすとして、国営メディアがインターネットの厳しい規制を要求しました。

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不都合なものには蓋をする、中国らしい法案ですね。ネットが政府にコントロールされるようになると民主化運動は遠ざかります。共産党国家に言論の自由を求めるのは無理なのでしょうか。


日本の安倍晋三氏が首相に選ばれて閣僚を発表

2012-12-26 | Weblog

 

(写真)2006年~7年の短い任期を経て二度目の首相になる安倍氏

日本の安倍晋三新首相は、組閣をして経済の活性化の仕事を始めます。

今月初めに安倍氏の党が大勝した後、国会で首相に選ばれてすぐ閣僚名簿が発表されました。

自民党と連立党は、衆議院で3分の2の多数を得ました。

2006‐7年にも総理大臣だった安倍氏は、前首相の麻生太郎氏を財務大臣の大役に選びました。

アナリストは、安倍氏は長引く経済の悪化から脱出する任務を重視して彼に近い人をたくさん選んだと言います。

前通商産業大臣の天利氏は経済復興の大臣に任命され、経済の専門家の茂木氏は経済産業大臣に任命されました。

彼は、昨年の福島原発災害後のエネルギー政策の任務にあたるだろうと報道されています。

安倍氏は、中道右派のタカ派と考えられています。彼の前の首相任期は人気低迷と健康の理由での辞職という不名誉な結果で終わりました。

しかし、彼は危機的な時期に権力の座に戻り、6年で7人目の首相になります。

前首相の孫で前外相の息子の58才の安倍氏は、 中国との領土問題で強固な態度を取ることを約束しています。

中国は、新政府に東シナ海での領土問題に現実的な対応をするように求めています。

安倍氏は、また、日本の平和憲法の見直しと愛国的精神の教育を主張しています。

自民党は、12月16日に政権党の民主党と議論しました。その後まもなく民主党の野田党首は辞任しました。

民主党は、2009年に、福祉を充実させ、官僚や産業界との癒着を絶つことを約束して当選しました。

しかし、経済対策の失敗と2011年の地震と津波の対応で支持を失いました。

安倍氏は、今度の選挙で、数年の経済停滞を終わらせ、公共事業費の予算増加と金融政策緩和を政策綱領で約束しました。

しかし、何人かの経済学者は、安倍氏の政策つまり〝アベノミクス″と呼ばれている政策には何も新しいものはないと言います。

彼は、また、昨年の災害にもかかわらず、日本の未来のエネルギーに原発を認めると言っています。

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さっそくBBCの記事になっています。タカ派の安倍さんは、もっとタカ派の石原さんに国会で攻められそうです。本人がそう言っていましたから。

選挙運動中の発言は政権をとるとトーンダウンするのが一般的です。右翼ぶりは羽の下にでもしまい込んで柔軟な政治をしてほしいものです。


カブールでアフガニスタンの女性警官が米国人アドバイザーを殺す

2012-12-24 | Weblog

 

(写真)多くの女性がアフガニスタンの警察官として訓練中です

アフガニスタンの警官の制服を着た女性がアフガンの国際治安部隊の米国人民間従業員を殺したとナトーが伝えています。

女性が起こした初めての内部の人間による攻撃と考えられています。

別の事件では、アフガニスタン北部で、別の警官が少なくとも6人の地方警官を殺しました。

アフガン治安部隊員が、外国人隊員であれ仲間の隊員であれ射殺する事件が増えています。

月曜日のカブールの事件に関してアフガン警察によると、内務省の女性警官が重装備された本部に警察署長を探しに来ました。

米国人アドバイザーは食糧供給所に行く途中で彼女にピストルで撃たれたと考えられました。

銃撃者は拘留されています。当局は彼女がタリバンと関係があると疑っています。

最初の報道は、犠牲者を軍のアドバイザーと伝えていましたが、ナトーのISAFは、その後、彼をISAFの民間従業員と伝えました。

その事件の調査が行われていると声明が伝えました。

アフガニスタンで50人以上のナトー軍の隊員が、今年、男性のアフガン兵士や警官に殺されました。

月曜日の他の事件では、地方警官がジョージャン地方の遠隔地コーシュ・テパで少なくとも6人を殺しました。

村出身者がアフガンの地方警官の訓練を受けています。しばしば、前武装兵士が含まれています。

コーシュ・テパの不正な警官は、しばしばタリバンの侵入者だとタリバンの報道官がBBCに語りました。

米国は、9月に、そのような内部の事件を理由に地方警官の訓練を中止しました。

新規雇用者がタリバンと関係を持っているかどうかを調べていると言いました。

アフガニスタン人の治安軍を訓練することは、2014年に外国部隊が撤退する前のナトー軍の戦略の本質的な部分です。

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来年は2013年、およそ1年後迄にナトー軍はアフガン治安軍を鍛え上げておかなければなりません。それなのに、タリバン関係者が紛れ込んで訓練を受けているようなことが続くと、外国部隊は撤退出来難くなるでしょう。戦争は一度始めるとなかなか止められない!

かつて日本が体験したことです。アフガニスタンの未来が心配です。