パキスタンの部族地域で少なくとも4人が米無人機によって殺されたと役人が言いました。
情報部の役人は、殺されたのはタリバン兵だが身元は確認されていないと言いました。
ミサイルはミラムシャアの町の郊外にある家を攻撃しました。居住者はまだ死体の瓦礫を取り除いているところだとBBCに語りました。
武装兵も市民も含めて多くの人が無人機の攻撃で死亡しました。
パキスタン政府は無人機を許可していないので、国内の反欧米感情は強まる一方だとカラチのBBC記者が報じています。米国は、部族地域に逃げようとしている武装兵を標的にしていると言います。
土曜日の朝行われた襲撃は、三日で三度目になります。
最近、シカゴで行われたアフガニスタンに関するナトー会議でパキスタンと米国の代表が会合を持った後に起きました。
両国間の関係は、2011年11月にナトー軍の攻撃で24人のパキスタン兵士が殺されたときから冷え切っています。
その事件の後、パキスタンは主要なナトー軍のアフガニスタンへの供給ルートを絶ち無人機攻撃を止めるように要求しました。
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パキスタンの若くて美人の外相は、米国がパキスタンの医師を使ってビン・ラデン関係者のDNA収集を行ったことを主権国家の侵害として米国に対して激怒していますが、この無人機事件で彼女の怒りはますます増すことでしょう。米軍は早くアフガンを撤退すべきですね。