年式や走行距離から判断しても、実際に部品を見てもカムチェーンの交換は必須となり、まずはこっからやります。
カムチェーンスプロケットのクランク側も交換します。
チェーンとスプロケットのドライブ(回す方)/ドリブン(回される方)はセットで交換します。
SRのカムチェーンスプロケット(下側)は、プライマリードライブギアと数ミリ干渉し、抜けません。 惜しいっっ(;´д`)
もがいても仕方ないので、クラッチハウジングをチャッチャと外します。
新しいカムチェーンは自分でカシメるタイプなので、マサスィさんのところでカシメ工具を
お借りして” ギュッッ ” します。 画像はギュッッ する前です。
新しい部品を組む時は、エンジンオイルをビダビダ塗ります。 多い分には問題なしです。
自然にオイルが浸透しづらい部分は気をつけて組みます。
クラッチボスは、規定トルクで締めます。アタリマエデスガ。。。
クラッチボスと、プレッシャープレートの矢印↑を合わせて組み付け、クラッチスプリングも規定トルクで均等に締めます。 折れやすいボルトなので注意します。
オイラーで各部に注油して組み付けます。 注油してもクランクケース合い面にオイルが
着かないように傾けて作業します。
当たり前のことと言えば当たり前なのですが、細かい配慮で始動やその後の
健康状態に大きく影響します。 。。。と、思って作業してます。
めんどくせっ は厳禁です。
明日はピストン/シリンダをご紹介します。
あさってはヘッドまわり、組み付け他をご紹介する予定です。
でわ また明日。