笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

「御堂関白記」,「権記」読了 ~再読「枕草子」へ(^_^;)

2024年06月09日 14時00分08秒 | 読書
「小右記」と並行して読んでいた、上記2冊を読み終えました。
同じ時期に同じ事柄(事件)を見聞きしている3人の記録を比べながら読むと(ダイジェスト版ですが)、「個性違うわ。。」と、にわか素人の私でさえも感じることが多く、面白かったです(「小右記」はまだ途中)

道長は、淡泊で自分のための記録(関心のないことはスルー?)・だから短い
行成は、自分と将来の一族のための記録(残しておけばいずれは役に立つかも的な?)・だから長い

という印象を受けました。
読み物として面白いのは「権記」かなぁ。(上の2冊に限っての感想です)
この「御堂関白記」の道長ってやっぱ「冷たい」印象です。定子が皇子を生んだことには一切触れず(実際触れていないらしい)、娘の彰子入内や皇子の誕生には大喜び。ドラマではどんなふうに描かれていくのか、楽しみなところです。

ところで「御堂関白記」にこんな文章を発見!!!

おっと、ネタバレ!?


この記録が1004年で、まひろ(紫式部)が彰子に仕えはじめたのが1005年からだから、ドラマ的には「のぶのり」グッジョブかも!?



そして、今読み進んでいるのが「枕草子のたくらみ」。
もうねぇ、「え~? そうだったの枕草子?」でございますよ(T_T)。高校時代の古文の授業で誰もが習う、冒頭の「春はあけぼの」。平安時代の才女、清少納言が「宮中生活の素晴らしさをこれでもか、って書いた随筆」で、「いとをかし」のオンパレード。はいはい、もうお腹いっぱいです。。が、正直な感想でした(ごめんなさい)。ドラマ見た後だったので、「はじめに」を読んだだけで、ワタクシもう号泣でございました(T_T)これ読んで、もいちど「枕草子」読んでみようと思います。

それにしても、どんどん関連本が読みたくなる、まさに「サブリミナル広告」のような「光る君へ」。
でもね、受験勉強じゃない古文は、「いとをかし(とても素敵)」(^^)v

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 叔父さんのお見舞いと、さく... | トップ | 事務所移転から一か月 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事