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「にんげんごみばこ」という絵本の感想

2017年05月21日 17時31分07秒 | 善悪中毒(最初に読んで)
昨日、テレビで「世界一受けたい授業」を見てたら、次回の予告で・・・

「いらないひとは、ごみばこに、すてちゃおう」

などと書いてあるような、一瞬、ドキッとするような、子供向けの絵本「にんげんごみばこ」が流行している?とか言ってたので、ネット検索してみました。
 
YouTubeに、この絵本の読み聞かせの動画がアップされているみたいですね↓
https://www.youtube.com/watch?v=AaGAPEDtAVk
 
ゆっくり音読しても、3分あれば読める内容のようですね。
 
あらすじとしては・・・
どんなに自分に優しくしてくれた人であっても、本当は一緒に遊びたいと思っている人であっても、嫌な部分が見えてしまったり、自分の思い通りに動いてくれない時があったりすると、色んな事を忘れてしまって・・・
 
「もう、あんなひとは、いらない。」
 
なんていう、ひどい事を考えてしまう場合がある(汗)
そんな風に考えてしまうのは、いい事じゃないかも知れない。
でも、そういう事って、みんな誰にでも、良くある事なんだよ・・・
みたいな事を、最初に説明して、まずは読み手の「罪悪感」を和らげている感じかな?
 
いきなり最初から・・・
 
「もう、あんなひとは、いらない。」なんて言ったらダメでしょ!
「いらないひとは、ごみばこに、すてちゃおう」なんて言うのは、とっても悪い事なのよ!
 
こんな風に、叱りつけてしまったら、ほとんどの子供は恐怖心で委縮してしまって、それ以上の事を、まじめに考える事なんて出来なくなってしまうだろうね。
 
だから、子供が「もう、あんなひとは、いらない。」とか「いらないひとは、ごみばこに、すてちゃおう」などと言っていたとしても、まずは叱らない。
その代わり、色んな問いかけをして、一生懸命、考えさせてみる・・・
 
「でも、ほんとうに、すててもいいの?」
「もう、いっしょう、あえないよ?」
「いらないひとは、いるのかな?」
「ほんとうに、ぜんぶが、やなのかな?」
 
そして、この絵本のストーリーとしては、最終的には・・・
 
「みんな みんな いらないひと もってかえっていった」
 
という話の展開になってますね^^
みんな・・・
 
「いらないひとは、ごみばこに、すてちゃおう」
「もう、あんなひとは、いらない。」
 
なんていう、ひどい事を一度は考えてしまったけど、みんな、みんな、ちゃんと考え直して、いい子になりました!みたいな話になってるのかな?^^;
まあ・・・基本的には、ある程度、家族関係が成立していて、一度は、親や先生などから、ちゃんと愛された記憶のある子供向けの絵本という感じかな?
 
親から常に虐待を受けている子供とか、保育園や幼稚園などでイジメ続けられている子供とかが、「いらないひとは、ごみばこに、すてちゃおう」「もう、あんなひとは、いらない。」などと言っているからといって、この絵本を読み聞かせたとしても、何も効果はないだろうね。
それどころか、「みんな、ちゃんと考え直してるのに、なんで自分だけは考え直す事が出来ないんだろう?」とか思ったりして、ますます劣等感を募らせてしまったり、自己嫌悪に陥らせてしまうリスクもあるんじゃないかな?(汗)
そういった部分で、賛否両論があるかも知れません^^;
 
それから、大人が読んで役に立つか?と言えば、ちょっとは役に立つとは思いますけど、大人の世界の人間関係って、親や先生とかだけじゃないし、色々と複雑だからねぇ^^;
やっぱり、大人の場合は「人を動かす」くらいの事は理解しておく必要があるのかな?という気がしますけど、「人を動かす」って読みこなすのが大変だし、人によっては消化不良を起こすだろうし(僕が、そうだったし、汗)
 
ちょっと話が飛んだけど、まあ、注意すべき点を押さえておけば、たぶん、この絵本は、いい絵本だと思います^-^
 
こういう絵本に興味のある方は、下記の絵本も、オススメしておきます^-^
 
平和の絵本「子供を犯罪者に育てる方法」
http://www.j15.org/Picturebook-JuvenileCrime/index.html


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4 コメント

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世界一受けたい授業の放送日です (ユインシュタイン)
2017-05-27 14:08:41
世界一受けたい授業ですが、いよいよ今日が放送日ですね。

それにしても・・・
まだ、放送されてもいないのに、このブログの昨日の訪問者の数が595人とか、なんか知らんけど膨大に増えてますね^^;
予告のCMでも流れてるのかな?

今までの僕の記憶では・・・

森外茂子さんは悪人だから殺されて当然
http://blog.goo.ne.jp/rollingstar648000/e/ff97fcda473577ee5fad865cc3deae0a

この記事を書いた時に、訪問者の数が300人くらいになった?のが最高記録だったかな?
まあ、そんな風に思っていたのですが、そんな最高記録?が、あっさりと塗り替えられてしまった感じですね・・・
今の時点で、この数なら、実際の放送があった後は、どれだけアクセス数が伸びるんだろう?(ちょっと怖い)

ためしに、今の時点で「にんげんごみばこ」というキーワードで、ネット検索してみたら、google検索で2位まで上がってきてるし!(ヤフーとか、goo検索とかでも、9番目くらい?で、なんとか、1ページ目に入ってますね)
1週間前に、この記事を書いた直前は、3ページ目くらいまで探しに行かないと見つからなかったのに・・・
この記事、実は今日(放送日当日)または昨日(前日)あたりに書こうかな?なんて一瞬、考えたりもしてたんですけど、やっぱり先回りして書いておいて良かったみたい^-^

それから、この「にんげんごみばこ」のレビューとかないかな?と思って、Amazonで探したりしてたんですけど、その中に、かなり気になるレビューがあったので、思わず、それに対して返事を書いてしまいました^^;
かなり重要な事だと思うので、下記にコピペしておきます♪

●●●●● コピペ開始 ●●●●●
>「2度とここにきちゃだめだよ」などというのではなく、
>「うん、まってるよ。」の一言。
>この一言も衝撃でした。
>この一言の意味を大人はお子さんに説明してあげてほしいと思います。

おお、確かに、その通りですね!!
教育現場では、イジメ問題が山積み状態ですが(隠されてしまう場合が多いですが)
いじめを苦に自殺する、あるいは刃物や毒物で同級生を殺してしまうなどの事件のニュースを聞くたびに、心が痛みます。
そのたびに、大人たちは「2度とイジメ問題を起こすな!」「ちゃんと仲良くしろ!」などと、きれいごとばかり言って、それで自分たちは責任を果たしているつもりになっているのかも知れませんが、また同じような問題が、何度も何度も繰り返されてばかり・・・やっぱり、何かがオカシイ。
けれど、これを解決するには、まずは大人たちのほうが、最も向き合いたくない課題(タブー)に向かい合う必要があるのかも知れませんね。
さとまきさんのレビューには、深く共感させられました。
●●●●● コピペ終了 ●●●●●

・・・それにしても、先日から「宗教アレルギー」の記事のコメントの中で、かっさんと激しく論争してしまったお陰で、僕とかっさんだけでなく、色んな人たちの正体が暴露されてしまった感じですかね?^^;
まあ、別に隠していたわけじゃないというか(気づく人には気づくようにしていた)今まで、あんな風にツッコミを入れてくれる人がいなかったので、はっきりと書いてなかっただけなんですけどね^^;
かっさんとの論争は、正直、面白すぎて爆笑してしまったり、超イライラして吐き気がしたりして、200%の力を使い果たしてしまったので、しばらくゆっくりしたい感じです(汗)
でも、そのお陰で、なんか知らんけどアクセス数が膨大に増えてるみたいなので、かっさんには、とても感謝しております^-^♪
返信する
何もしなくていいんだよ。 (ユインシュタイン)
2017-09-10 17:46:35
>親から常に虐待を受けている子供とか、保育園や幼稚園などでイジメ続けられている子供とかが、「いらないひとは、ごみばこに、すてちゃおう」「もう、あんなひとは、いらない。」などと言っているからといって、この絵本を読み聞かせたとしても、何も効果はないだろうね。それどころか、「みんな、ちゃんと考え直してるのに、なんで自分だけは考え直す事が出来ないんだろう?」とか思ったりして、ますます劣等感を募らせてしまったり、自己嫌悪に陥らせてしまうリスクもあるんじゃないかな?(汗)

こんな事を、ちゃんと書いてたんだね(汗)
これって「平和の絵本」についても、同じことが言えるのかも知れないね。
身内に「平和の絵本」を読ませてみても、ひたすら嫌がられるばかりで、もう、これ以上、くだらん絵本を持ってくるな!って感じだし(汗)
でも僕は、ひたすら「なんで全否定するんだよ!」といった感じで抵抗し続ける・・・
これじゃ、溝が深まるばかりで、対話が成立しなくなってくるのも当然かな?(汗)

僕の父親の話だけど、今は定年退職してしまったけど、働いていた頃は、いつも職場ではイジメられていて、ほとんど孤立状態だったとか・・・
でも、話をよく聞いてみると、父親のほうが、勝手に何かを正しいと決めつけていて、それに反する人たちの事を、勝手に悪者扱いしている、まさに善悪中毒の状態なんですよね・・・
そんな考え方じゃ、イジメられても仕方ないじゃん?いじめる側と同じ事をしてるんだよ?自分がイジメられて嫌な気分になるなら、なんで同じ事を、他人にはするの?みたいに問い詰めたりして、あれこれ説得したりした事もあるけど「あわれな事だな・・・」とか言って黙り込んだかと思ったら、しばらくすると、また同じ事の繰り返し・・・
いくら言っても、もう無理なんだろうな・・・

イジメられるほうも、いじめる側のほうも、ほとんど同じような問題を抱えてるんだろうね。
まあ、問題を抱えているとは言っても、ただ親や先生などの大人たちから教えられた事を、よかれと思って守り続けているだけなんだけど、それが知らず知らずのうちに、イジメ問題へと結びついていて、もっと大きく言えば、国と国との戦争にまで結びついてしまっている。
そして、親や先生などの、教える側の大人たちもまた、その親や先生などの大人たちから教えられた事を、よかれと思って子供たちに教えているだけ。
そして、更に、その上の、ご先祖様たちも、ずっと同じような事を繰り返してきただけ。
そんな風に考えてみると、何千年も昔の人たちが、よかれと思って続けてきた事が原因で、今の状況があるという風に考える事ができる。

・・・で、こういう現実を目の当たりにして、果たして、僕らには何が出来るのか?
何かが出来るのかも知れないし、何も出来ないのかも知れないね。
もしかしたら、世界を平和に導くような事が出来るかも知れないけど、それとは逆方向に進む事をやってしまっているのかも知れないね。

だから、もう何も考えなくていいよ。
何もしなくていいんだよ。
傍観者でいるほうが、正解かも知れないからね。
でも、傍観者ではいたくない!と思うなら、それが正解かも知れないね。
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いじめる側の人=正義を振りかざす人? (ユインシュタイン)
2018-02-28 16:38:29
ひとつ上のコメントを読んだけど、この頃から、すでに同じような事ばかり考えてたのかな・・・
また、すっかり忘れてたけど^^;

で、結局、いじめる側の人にも、色んな複雑な現実があるんだから、単純に、迷惑極まりない愚か者扱いをして、ゴミ箱に捨てちゃおう!ではダメなんだろうね・・・

って、そんな事は、善悪中毒を理解してるなら、とっくに分かってるでしょ?
みたいに、自分で自分に、突っ込みたくなる部分もあるけど、「いじめる側の人」=「悪人」という風に考える事が出来れば、「誰かを悪人だと裁いてはいけない」→「その人(いじめる側の人)の事情を考えてみよう」みたいな思考の流れが出来るんだけど、この頃は、たぶん、ほぼ完全に「悪人などいない」みたいな認識になってたと思うから、「いじめる側の人」=「悪人」という風に考える事自体が出来なくなってたんだろうね(汗)
というより、むしろ「いじめる側の人」=「正義を振りかざす人」という認識をしてしまって、「正義を振りかざすな!ちゃんと相手の事情を考えろ!」みたいな説得に全力を注ぐ事になってしまって、その「いじめる側の人」=「正義を振りかざす人」の事情を考える事なんて、どこかに飛んで行ってしまうというか(汗)

ああ・・・また超ややこしい事を書いてるかな?(苦笑)
もう、難しい事ばかり考える方向に逃げるのは、いい加減にしないとね・・・
そんな事よりも、もっと治療に専念するのが先かな?という気がしてる。

だから、もう何も考えなくていいよ。
何もしなくていいんだよ。
そしたら、もっと難しい事も考えられるようになるだろうし、もっと色んな事が出来るようになるんだよ。
返信する
実際にあったら結構捨てられてる人多いだろうな (Unknown)
2018-10-28 20:32:53
平和な世界になったら命の授業として必要になるのかもですね人間ゴミ箱
現代社会にあったら不運にも生保やってたり、能力足りなくてクズやるしかない人間が殺処分される場所や、生きることが嫌になった人がビジネスとして誰かに捨ててくれって依頼しますねきっと
お話の世界ですらシュール要素が混ざってきた現代は結構やばい状態な気がしてなりません
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