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かみ合わせの無料相談~検査まで終了

2012年06月22日 22時23分49秒 | 矯正歯科(顎変形症)

先日から、顎変形症の検査のために、九州大学病院の矯正歯科に通ってたんですけど、ようやく全ての検査が終了しました。
そして、7月の頭に、矯正歯科と口腔外科との合同カンファレンスがあって、僕の診断結果や、今後の治療方針についての話し合いが行われるらしいです。
そして、その話し合いの結果についての説明を受けるのが、7月中旬ごろの予定なので、今は、その結果を待っているという状況になってます。
その7月中旬ごろの説明の時には、数パターンの治療方針が提案されて、それぞれのパターンで治療をした場合のメリットやデメリットについての説明があったり、それぞれのパターンの最終的な完成図の模型も、その時までに、すでに出来上がってしまうらしくて、そういう模型も見たりしながら相談して、最終的に、どのパターンの治療方針を選ぶのか?などという事を話し合って決める事になるし、同時に、手術や入院の話にもなる可能性も高いので、家族にも同席してもらったほうが良いだろうっていう風に言われました(今のところ、母親と弟は来てくれる予定)
なので、実際の矯正治療が始まるのは、その後になるみたいです。
それにしても「かみ合わせ治療をやってみたい!」と思い立って、矯正歯科の無料相談に電話をしたのが、4月の頭なので、実際に矯正治療が始まるまでには、割と時間が掛かるものなんだな~っていう印象を受けましたね(汗)
まあ、今の世の中には「スピード矯正」とかいう6ヶ月くらいの短期間で矯正治療が終わるような方法もあるらしいけど、僕の場合は、何が何でも急いで治療しなければならない理由は特に無いし、かみ合わせは、今後の一生の人生と深くかかわってくる事になるので、とにかく慎重さや丁寧さを重視して治療して欲しいと思ってるから、時間が掛かっても、そんなに気にしてないけどね。

・・・というワケで、今までの経過を、超カンタンに説明すると、上記の内容で、今回の話は終わり!
なーんて済ませられる脳を持ち合わせていれば楽なのかも知れないけど、実際には、書きたい事は腐るほどあって、すべてを伝えきれないので、「補足?」という事で、今まで矯正歯科とか口腔外科の先生たちと、「どんな相談をしたのか?」などという話も、特に重要だと思った部分だけ書いておきます。

口腔外科の担当医の先生と話をした時の事なんだけど、主訴は「ただ噛み合わせを良くしたい」というだけの事なのか、それとも「全身症状を改善したい!」という事なのかという、「主訴はどっちなのか?」という部分をハッキリさせる事が重要で、「全身症状を改善したい!という事が主訴なのであれば、なおさら治療する価値はあると思いますよ!」という風に、ハッキリと言ってくれたのは、やっぱり嬉しかったですね。
そして、この業界では、やっぱり丸山先生は有名みたいで、「丸山先生の本を読んだ」とか言えば話が早い感じがするというか、口腔外科の教授の先生とも話したんだけど、いきなり「私も丸山先生から習った事があるんだよね」などと、ちょっと自慢げに?自己紹介しながら話しかけてきたりするし・・・(※この記事だけを見て、丸山先生って誰?と思った人は、先日の「丸山咬合療法は自閉症やアスペルガーにも有効らしい」というタイトルの記事を参照して下さい。カテゴリーが違うので、念のために下記にアドレスも貼っておきます。)
http://blog.goo.ne.jp/rollingstar648000/e/6ff241ae2c4d2df825e0ff88192e9163

そして、口腔外科の教授の先生の説明では、『あなたの場合は、いつも下顎を前に出している状態になってるから、そんな状態で一日中ずーっと生活してたらキツイのは当たり前で、とにかく顎の位置を、筋肉や骨格にとって負荷が最小限で済む、楽な位置に持ってくれば、全身の色んな症状が改善できるだろうって事は、理論上は十分に考えられる事なんだけど、「何の症状が、どこまで改善するのか?」という説明をする所までは難しいというか、そういう膨大な統計データとかも無いから、なかなかサイエンスにならんけどね・・・』っていう感じの説明だったと思うけど、それで良いんですよ!っていうか、結局「サイエンスになるか?ならないか?」っていうのは、僕にとっては、それほど重要じゃないし、とにかく最重要課題は「顎を楽な位置に持ってくる」という事なので、そういう言葉が、口腔外科の教授の先生の口から出たっていうのは嬉しかったですね。
そして、その辺りの話は、こっちも東洋医学的な考え方(科学だけに依存しない考え方)も持ち合わせているので、僕のほうからも「顎を楽な位置に修正できて、いくらか全身的な症状が良くなったりすれば、自然治癒力が以前よりも回復して、良い循環が生まれるようになって、治りにくかった症状も、徐々に治りやすくなって行ったりするんじゃないか?っていうイメージを持ってるんですけど・・・」とか言ってみたら(この言い回しは、ほとんど神田橋條治先生の言葉のパクリなんだけど・・・汗)、口腔外科の先生も納得したような雰囲気だったというか、こういう場合、患者が東洋医学的な思考も出来るっていうのは、医者にとっても都合が良いのかも知れないね。

まあ、口腔外科の先生たちは、僕の事については、問診しただけの情報しか知らないからなのか、気軽に上記のような説明をしてくれたんですけど、矯正歯科の先生たちには、このブログで4月27日に書いた「矯正歯科の噛み合わせ治療に賭けてみたい。」という記事の内容を印刷した文章を読んでもらっているので、そのせいで難しい患者だと思われてしまっているのか(実際そうなのかも知れんけど・・・汗)、かなり言葉選びを慎重にさせてしまっている雰囲気が漂っている?というか、軽々しく「全身症状は改善できると思いますよ!」みたいな事は、ハッキリ言ってくれない感じなんだよね。
矯正歯科の科長(教授)の先生からの話では、『今まで色んな治療を受けてきて分かってると思うけど、必ずしも思い通りになるとは限らない。こっちの症状は良くなったけど、こっちの症状は悪くなったとか、そういう事が起こる可能性もあるし、何も治療せずに手をつけないほうがマシだと判断すべき場合もあるけど、今のアナタの状態を見て「放っておいて良いか?」というと、そうじゃないと思うので、出来る限りの事は、お手伝いしたい。』という感じの話し方で、あんまり「ぬか喜び」とか「過剰な期待」をさせないように配慮しながら、最後に、ちょっとした期待感を持たせるような言い回しをしてる気がしたというか・・・いや別に良いんだけどね。
まあ、僕にとっては「こっちの症状は良くなったけど、こっちの症状は悪くなった」とかいう矛盾したような事が起こるのは、今までの色んな治療でも、何度となく繰り返してきて経験的に知ってるし、東洋医学の五行説での「相生」「相剋」の関係とか知っていれば、そういう事が起こる可能性があるのは当たり前だと認識できるし、矯正治療中は、どんどん噛み合わせが変わって行く事にもなるので、「瞑眩(めんげん)」とか「好転反応?」とか言われるような、自然治癒力による回復時の反射的な現象(症状)が起こる可能性もあるんじゃないか?っていう覚悟も、いちおう出来てるつもりなんだけどね。
それから、丸山先生の事についても「丸山先生の言ってる事は、8割くらい合ってると思うけど、8割は間違っているとも言える内容で・・・」みたいな矛盾したような事を言ってたけど、「顎の位置だけを変えると、舌の位置が合わなくなってくる場合があって・・・」とかいう説明もしてくれて、僕の認識には「舌の位置」とかいう視点は無かったので、この先生は、丸山咬合療法の理論だけでは、うまく行かないパターンも色々と知ってそうな感じもしたし、この先生の雰囲気からして「何らかの自信がありそうだな」って伝わってくるものもあったんですよね。
あと、虫歯じゃないのに歯が痛む時があるっていう症状については、「たぶん奥歯のほうが痛むんじゃないかと思うんだけどね・・・」とか言われて図星だったというか、思わず「そうなんですよ!」って即答してしまった(苦笑)
で、その説明については、「前歯では噛めてないから、奥歯にばかり圧力が掛かっていて、それで痛みが出たりするのかも知れないから、ちゃんと前歯でも噛めるようにしてやれば、全体的に歯に掛かる圧力が分散されて、痛みも取れてくるかも知れないけどね・・・」っていう風に言われて、「なるほど・・・」という感じで、とりあえず納得できました。
そして、診断結果や治療方針については、1人の医者だけで決めるんじゃなくて、矯正歯科と口腔外科の先生たちが集まって、合同カンファレンスの中で決める事になっているという話を聞いた時も、かなり心強かったというか、もはや「三人寄れば文殊の知恵」どころじゃないですね(笑)
まあ、そういう内容は、九大病院サイトの「顎変形症外来」のページにも、すでに平成20年12月1日の時点で書いてあったみたいなんだけど(下記アドレスのページ)
http://www.hosp.kyushu-u.ac.jp/shinryo/dent/109/index.html

それから、どういう意図での質問かワカランけど、「精神科の先生からは、アスペルガーの中でも、どんなタイプだと言われてますか?」とかも聞かれて、一瞬「矯正歯科の先生が、そんな質問までしてくるのかよ!?」って思ったんだけど・・・(汗)
まあ、「どんなタイプ?」って聞かれて、まず最初に思い浮かんだのは「孤立型、受動型、積極奇異型とかの事なのか?」という事だったんだけど、僕の場合は、精神科の医者から「どんなタイプ」という説明は聞いた事がないし、以前、自分で調べた事があるから「孤立型、受動型、積極奇異型」という知識があるだけなんだけど、ぶっちゃけ、僕自身の感覚としては「時と場合によって、孤立型にも、受動型にも、積極奇異型にもなる」っていう感じに思ってたから、どんな風に返答したら良いのか迷ったけど、ちょっと頭を切り替えて、あくまでも「精神科医から聞いている説明」の事を話せば良いんじゃないか?と思って、『今まで、うつ状態になったり、躁状態になったりした事があるので、「躁うつ病じゃないんですか?」って聞いた事もあるんですけど、あくまでも根底に「アスペルガー」があって、そのために精神的に不安定になりやすいから、表面的には躁うつ病みたいに見えてしまう部分はあるけど、本物の躁うつ病じゃないっていう風に言われてます』みたいに返答したら、それで良かったのかワカランけど、それ以上のツッコミはなかったね・・・(汗)

そして、「どんな検査があったのか?」という事も、ちょっとだけ書くと、上下全体の歯型を何回も取ったり、顎口腔系のレントゲンを取ったり、顔写真の撮影があったり(歯を見せるようにして思いっきりの笑顔をして下さい!とか、いきなり言われた時もあって、ちょっとドキッとしたり・・・変な顔が写ったかな?汗)、3次元CTとか、MRIとかで、顎関節とか顔面全体の骨格の画像を取ったり・・・という感じの検査が多かったですね。
しかも、顎関節のMRI検査については、九大病院じゃなくて、天神にある「九州画像診断クリニック」っていう所まで行く必要があったというか、たぶん、ここにしか無いようなメチャクチャ高性能な機械で検査する必要があるからなんだろうね。
それから、丸山先生の本にも書いてあった、咀嚼運動を調べる機械(シロナソグラフ? シロナソアナライザー?)と、そっくりな機械(機械の名前までは質問してないからワカランけど、もしかしたら同じ機械だったのかも?)を使って、顔面全体に色んな装置を付けまくられた状態で、実際に顎を前後左右に動かしたり、口を開け閉めしたり(ゆっくりバージョンとか、リズムに合わせて高速バージョンとかもあった)、市販のガムを渡されて「10回だけ噛んで下さい」とか指示されたり・・・という感じの、ちょっと面白い検査もありました(笑)

・・・まあ、それにしても、今から1ヶ月以上前までは、食後の漢方薬は「甘麦大棗湯」(ツムラ72)を飲んでたんだけど、その頃は、1日、病院に行ったりするだけでも、その後、数日間、ぐったりしてしまうくらいの疲労感を感じたりしてたんですけど、5月の終わりごろから、食後の漢方薬が「加味帰脾湯」(ツムラ137)に処方が変わって、少しずつ元気が出てきてるみたいで(食間に飲んでいる、十全大補湯の煎じ薬との相乗効果もありそうだけど)、こんな風に、しょっちゅう病院に検査に行ったりしても、そこまで疲れずに済んでるようなので、漢方薬の処方が変わったタイミングも良かったな~とか思ったりもしましたね。
最近は、運も味方してるのかな?(笑)

そして最後に「お金」の話を一言だけ・・・
「矯正無料相談」に来ておいて、その後、正式に矯正歯科を受診をするという流れになれば、「無料相談からの紹介状がある」という扱いになるので、紹介状なしで大学病院を受診する時に掛かる特別な初診料が(九大病院の場合は3150円)、掛からなくなって、受診もスムーズになったので、まず最初に「無料相談」を受けておく事は、かなりメリットがあったと思いました。
それから、治療費の総額については、手術をする事になっても(保険適用)、手術をしない方法でも(自費治療)、どちらも自己負担額は100万円も掛からないくらい(80万円くらいだったかな?うろ覚えだけど・・・汗)になるようで、ほとんど差はないらしいけど、手術をする場合は保険適用になるので「高額療養費制度」の対象にもなって、それで申請して返金されるぶんくらい、手術をする場合のほうが、結果的には安くなるだろうっていう話でした。
まあ、どっちにしても、巷では、矯正治療で数百万円も掛かる場合があるとか、そんなボッタクリのような話も聞いたりするので、こういう金銭面の話から考えてみても、やっぱり安心できる感じがしましたね。

♪ It's My Life ♪
♪ きっと大丈夫 ♪
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♪ 情熱なくさないように ♪
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矯正歯科の噛み合わせ治療に賭けてみたい。

2012年04月27日 23時50分48秒 | 矯正歯科(顎変形症)
前回の記事で、噛み合わせ治療の事が、ちょっと気になってるとか書いたけど、その詳細というか、今度、矯正歯科に行って相談して来ようと思っているので、その為の相談内容をメモっておこう・・・とか思って、久しぶりに、かなり気合を入れて色々と文章を書いてたら、また長文になってしまった(汗)
↓役に立つかな?

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歯の矯正治療をしたいと思った理由は、何年も前から病院では原因不明と言われるような心身の不調などがあって(詳細は後述)、内科、耳鼻科、整形外科などを転々としていたが良くならず、今は漢方外来での漢方薬治療と、精神科の薬物治療だけを続けていて、少しは効果があるとは思うが、なかなか体調が安定せず、他に良い治療法はないのかと思って調べていたら、噛み合わせや、顎の位置のズレなどによって生じる心身の不調というのが、今までの僕の症状と重なる部分が多いようで、もしかしたら慢性的に心身の不調が続く根本的な原因に「顎変形症」とか「顎関節症」とかいう病気が潜んでいる可能性があるのではないかと思ったから。

今は、下の歯が前に出ている(下顎が前に出ている?)が、母親から聞いた話では、生まれた時は正常咬合だったのに、乳歯から永久歯に変わる頃から、噛み合わせが反対咬合になってしまったらしい。その原因として思い当たるのが、保育園に通う時のカバンのヒモ?(肩にかける部分)を、いつも噛んでいるような状態で、そのカバンのヒモ?(肩にかける部分)を何度も噛みちぎってしまうほど癖が強かったらしい。割と丈夫な素材で出来ていたと思うが、僕が何度も噛みちぎってしまうので、母親は縫い直すのが大変だったそうだ。そして、小学校に上がってからは、自分の爪を噛む癖が酷くなって、爪の先端の白くなる部分が常に無く、いつも深爪状態だったので、小学3年生くらいまでは爪を切る機会というのも、ほとんど無いような状態だった。その後、このような爪を噛む癖などは徐々に無くなって行ったものの、このような子供の頃の変な物ばかりを噛みまくる癖が強かったせいで、下顎が異常に発達しすぎてしまい、反対咬合(受け口?下顎前突症?)になってしまったのではないかという気がする。でも当時は、ただ単に反対咬合というだけで、特別に問題があるような事だとは思っていなかったが、思い返してみれば、小学生の頃から、発音の問題というか、しゃべりにくさを感じていたような記憶はあって、自分では、ちゃんと発音しているつもりでも、相手からは「何を言っているのか聞き取りにくい」などと言われる事が多かった。だが、それは気合の問題というか、「何を言っているのか聞き取りにくい」と指摘された後に、かなり気合を入れて言い直せば伝わるので、自分も他人も、噛み合わせの問題を全く無視していた訳ではないようだったが、それよりも、ほとんど気合の問題だと思っていたようで「ちゃんと気合を入れておけ!」などと言われるような感じで、もともとの発音しづらさに、それほどハンディキャップがあるのか?などと深く考えた事もなかった。そもそも正常咬合になった事がないので、自分の噛み合わせの状態が、発音しづらいのかどうかなんて、実感として分かるはずがないのだが、やはり今になって他人と比べたりして考えてみると、発音の問題があるのではないかという気がしてならない。特に「サ行」の発音は苦手で、しかも自分の名字が「さ」から始まるので、自己紹介をする時などに上手く発音できず、聞き間違えられる事が頻繁にあって、なんで自分の名字が「さ」から始まるのか?などと、自分の運命を恨んだりした事もあった。他にも、咀嚼の問題もあるのか、小学校の給食では、食べるのが遅いほうで、給食の後の昼休みの時間まで食べ続ける事が多かったし、今でも普段の食事で30分~1時間くらい掛かったりしていて、食事という作業そのものに労力を奪われて疲れを感じる事も多く、ほとんど食事を楽しむ余裕もない。それでも意識して早食いをするような気持ちで食べれば少しは速く食べる事は可能だが、たまに外食などで友人(知人?他人?)などと一緒に食事をする時などは、僕の早食いペースで食べるのが他人の普段の速さくらい?という感じになるので、マイペースで食べていると、僕が半分くらい食べている途中で、周囲の人たちは食事が終わって、僕が食べ終わるのを待っているという状況になる事が多いので、他人と食事をする時は急かされている感じがして、なかなかリラックスして食事が出来るような状況にはならない。

それから、噛み合わせと関係がありそうな他の症状として、小学生の頃から、右目だけ視力が0.5程度と少し悪くて、ちょっと薄暗く、ぼやけて見える感じだが、左目は常に1.0以上あるので、片目ずつ見ると、かなり視力の左右差を感じる。それから、中学生の頃には、耳鼻科で聴力検査を受けたら、医者から「君は60歳の耳だから、学校では席を一番前にしてもらいなさい!」などと言われてショックを受けたのを、未だにハッキリ覚えている。だが、そんなに聴力が悪いという自覚症状が無かったので、あまり気にしていなかったし、中学生の頃までは、よく運動もしていたせいか、体調面では特に悪い所はないと思っていた。だが、高校に入学してからは、クラブ活動で「ワープロ部」に入部したのをキッカケに、ほとんど運動らしい運動もしなくなって、毎日、ワープロの早打ち練習を2時間くらいする日々が続いたり、帰宅してからも夜中の2時くらいまで勉強するのが当たり前のような日常を過ごしていた。学校の成績は良いほうだったが、それくらいの努力をしないと成績が維持できない感じで、当時は一生懸命に頑張っているつもりだったが、今になって健康面から考えてみると、かなりの不養生が続いていたように思う。そして、とうとう高校2年(17歳)の頃から、少しずつ体が悲鳴を上げ始めたようで、突然、キーンという高音の激しい耳鳴り(両耳)が続くようになって、それと同時に、右耳だけ、自分の声が大音量で響いて、しゃべりづらくなったり、自分の呼吸の音が「ゴォー!ゴォー!」と大音量で響いたり、呼吸に合わせて鼓膜が圧迫される感じがする症状なども、たまに出るようになったので(これらの症状は数年後の23歳の時に「耳管開放症(右耳)」と診断されるが、当時は症状が出ても週に1~2回くらいで短時間で自然におさまる程度だったので未診断)、耳鼻科で点滴や薬での治療を受けて、キーンという高音の激しい耳鳴り(両耳)は消えたが、右耳の耳管開放症は治らなかった。そして、この時の耳鼻科(中学生の時に行った所とは違う)でも聴力検査をして、高音域の難聴がある(両耳ともに4000ヘルツが40デシベル程度、8000ヘルツが70デシベル程度で「老人性難聴」のような結果)という説明をされたが、これは中学生の時に行った耳鼻科で「60歳の耳」と言われた時と同じような検査結果だったのではないかと思う。そして、その高音域の難聴の原因も不明で、通常は17歳という年齢では、こんな検査結果にはならないと言われて、その後も数ヶ月間、治療を続けてみても、この聴力の問題も解決しなかったが、日常会話が聞き取りにくいような自覚症状は無かったし、右耳の耳管開放症も、まだ軽症だったので、なるべく気にしないようにしていた。それから同じ17歳の時に腸閉塞で1週間くらい入院したが、軽症だったので絶食と点滴だけで治って、命に別状はなく済んだという事もあった。そして、高校卒業後は専門学校に通うようになって、主にパソコンについて勉強するような学科に入学して、高校の時以上に頑張るつもりで努力を続けて成績もトップクラスだったが、また両耳にキーンという高音の激しい耳鳴りが再発して耳鼻科に通う事があった。その頃も、右耳の耳管開放症は続いていて、高校の時よりも少しずつ症状が強くなっている感じはあったが、この時点でも耳管開放症という診断は付かず、両耳の耳鳴りを、点滴や薬で治療しただけで終わった。そして、専門学校を卒業して就職する事になったが(当時21歳)、会社に通い始めて、わずか5日目で過呼吸の発作症状を起こして救急車で搬送されたが、呼吸器や循環器などの身体面では問題はなく、ストレスが原因だろうと言われて、心療内科に通うように勧められて、すぐに会社は退職する事になった。そして、心療内科で半年くらい薬物治療と自律訓練法を受けて、だいぶ落ち着いてきたので、心療内科への通院も止めて、そこから1人暮らしを始めてフルタイムのアルバイトを始めるまでになったが、そのアルバイトも3ヶ月くらいで止めてしまい、うつ状態というか、ほとんど部屋に引きこもっているような状態になって、何もヤル気が起こらなくなったり、「なぜ自分は、これほどまで無能な人間なんだろうか?」などと、色んな物事を悲観的に考えるようになったりして、だんだん精神的におかしくなっているような気がして、22歳の時に福岡大学病院の精神神経科を受診して、それ以来、今現在も通院を続けている。だが、どうも精神科の薬に対して過敏な所があるようで、少量の薬で効きすぎる面があったりして、かえって精神不安定になる事があるなど、副作用のような症状が出たりして、なかなか治療が上手く行かず、今は対症療法的に「メイラックス」という抗不安薬1種類だけを飲み続けている状況になっている。メイラックスについては、飲み続けて良くなって行くという感じはしないが、急に中止しようとすると良く眠れなくなったり、全身的に筋肉のコワバリが強くなってきたり、胃の不快感が出てきて食欲が落ちたり、手の指先の痺れる感じなども出てきて、精神的にも落ち着かなくなって生活が苦しくなる場合が多いので、とりあえず悪化を食い止めるために飲み続けているという感じだ。そして、この精神神経科の通院中、23歳の時に知能検査をした結果、言語性IQが105に対して、動作性IQが72しかなく、得意分野と苦手分野の差が大きいなど、知能の発達に偏りがある事が分かり、「アスペルガー症候群」という脳機能の発達障害があるという確定診断に至った。診断された当初は、発達障害だったから、それまでの人生が上手く行かなかったのも仕方がない事だったんだなと納得して、一時的に気持ちが楽にはなったものの、そこから現状維持ならまだしも、だんだん体調は悪くなって行くばかりのような感じで、特に精神科に通い始めて最初の3年間くらいは、「リスパダール」という錐体外路系の副作用が出やすい抗精神病薬を飲み続けていたので、その影響もあったのかも知れない。そして、この精神神経科に通い始めたのと同じ22~23歳頃に、同じ福岡大学病院の耳鼻咽喉科のほうにも行って、この時になって、17歳の時から感じていた右耳の不快な症状(自分の声や呼吸の音が響くなど)が「耳管開放症」という病気だという診断に至ったが、これも現代医学では原因不明で、良い治療法もなく、とりあえず上手く行くかどうか分からないが、耳管に特殊な粉を噴きかけて、耳管を一時的に腫れさせて、耳管を狭くするという治療を2年くらい繰り返していたが、治療を受けた直後は症状が消える場合が多いものの、ほとんど1週間前後で効果が切れてしまう感じで、いくら繰り返しても完全に良くなりそうな気配がなかった。それから、この福岡大学病院の耳鼻咽喉科でも、聴力検査が何回も行われたが、何度やっても中学生や高校生の時と同じような、高音域の難聴(両耳ともに老人性難聴のような結果)は変わらないままで、もしかしたら脳に問題があるのかも知れないと言われて、MRI検査で脳画像まで取ってみたが異常なしで、結局は原因不明のままだった。そして、この23歳くらいの頃から、歯が痛むので歯医者に行っても、虫歯ではなく、寝ている時の歯ぎしりや、無意識の食いしばりが原因などと言われる事が多くなって、1度だけ、マウスピースを作って(下顎に装着するタイプだった)、それを寝る時に装着する治療を受けた事があるが(24~25歳くらいの時?だったと思う)、効果があるのか無いのか、イマイチ分からないような感じだった。別の歯医者に行った時には、「精神安定剤などを飲んでいると歯が痛くなる事があるんです。」などと説明された事もあった。だが、この虫歯じゃないのに歯が痛む症状について、噛み合わせに原因があるかも知れないなどと言った歯科医は1人もいなかったので、この頃はまだ、自分でも噛み合わせに原因があるのかも知れないなどと疑う余地は無かった。この虫歯じゃないのに歯が痛む症状については、普段は「きゅうり」や「もやし」などの、シャキシャキした食感のある野菜や、「せんべい」や「ポテトチップ」などの、サクサク、カリカリした食感のあるお菓子など、とにかく「鋭い食感のある食べ物」で歯が全体的に痛む場合が多いという感じで、そのような鋭い食感がなければ、「するめ」のような硬い食べ物でも問題なく噛めるが、特に全身的に疲れた時などには、歯の痛みも酷くなる場合が多くて、そんな時は「ごはん(米)」のような、やわらかい食べ物を噛む事さえ痛すぎて辛い事もある。それから、同じ頃(23~24歳?)だったと思うが、右下から生えている親知らずが、口の中の右奥(ほっぺたの内側あたり?)に、しょっちゅう当たったり、食事の時に口の中の右奥あたりを噛んでしまったりして、口の中に傷が出来て痛む事が多かったので、右下から生えている親知らずを抜歯したら、口の中に歯が当たらなくなって、この問題は解決した。ちなみに、右上から生えていた親知らずも、その後、26歳の頃に歯医者に行った時に抜歯したが、自分では別に抜歯する必要性は感じていなかったが、この時は右上から生えている親知らずの隣の歯が、抜歯しなければならないほど虫歯が進行した状態になっていて、その虫歯の歯だけを抜歯するとバランスが悪いので、同時に親知らずも抜いたという感じで、今では親知らずは右側だけ上下ともに抜歯した形になっている。そして、最初の右下の親知らずを抜いた後の頃(24~25歳?)には、全身の筋力や柔軟性が著しく落ちてきた感じもしていて、ただ単に歩く事さえ歩きづらさを感じている自分に気づいてはいたが、それが親知らずを抜いたのが原因なのか?などという事は、ごく最近まで考えた事もなかったので良く分からないが、とにかく歩いている時に、特に左足がムズムズするような違和感が強くなって、足運びがスムーズに行かず、無意識に?地面を左足の足先で蹴ってしまったりするようになっていたり、少し長く歩いたり立っていたりするだけで(30分くらい?)、両足とも膝や足首、足の裏(土踏まずの部分)などが痛むようになる事が多くなったり、ただ両膝の関節を動かしただけで、ポキッ!ポキッ!という感じの音が1日に何回も鳴るようになったり、左肩のコリも数年前から慢性的に続いていて、歩く時に手を振るのも、いつからか左腕だけ常にムズムズした違和感があって、腕の運びが自然に出来なくなってしまって、何度も整形外科に行ったりしたが、レントゲンなどで検査をしても、いつも異常なしで「メンタル的な問題だと思います。」などと言われた事もあった。そして、とりあえず湿布や塗り薬で様子を見るだけの対症療法で終わるばかりだったので、整形外科には通わなくなった。だが、その後も筋肉や関節の不調は続いていて、2010年(2年前)の酷暑の夏が終わった秋の時期ごろからは、慢性的に右足のふくらはぎのコワバリと、左足のアキレス腱あたりのコワバリが続いて、数日間くらい休んだりしていれば、コワバリは軽くなっては来るものの完全には取れず、そこからまた散歩などの軽い運動をしたり、家族でのショッピングなどで1日出掛けたりするだけで筋肉疲労が出てくる感じで、また同じように右足のふくらはぎと、左足のアキレス腱あたりのコワバリが強くなってくるというパターンを繰り返していて、筋肉疲労の回復速度が著しく落ちているような状況が、今現在も続いている。それから、25歳の頃からは、胃の不快感があったり、常に食欲不振ぎみな感じもあって、近くの内科の診療所に行ったら、胃が少し荒れているのと、胃下垂もあって、食べ物を腸に送るのに時間が掛かる状態になっているとか言われて、胃薬と漢方薬(ツムラの六君子湯と加味逍遙散の粉薬)を処方されて飲んでいたら、漢方薬のほうが割りと良い感じだったというか、胃の不調だけでなく、耳管開放症や、整形外科に行っても全く良くならなかった痛みなどの症状や、虫歯じゃないのに歯が痛む症状など、色んな症状が少しずつ和らぐ感じがあったので、これならツムラの粉薬の漢方薬よりも、本物の煎じ薬の漢方薬を飲めば、もっと良くなるのではないかと期待して、内科に通うのは止めて、26歳の頃から2年間くらい漢方薬局に通い詰めて、どこまで良くなるか期待していたが、心身ともに、まあまあ良かったり悪かったりを繰り返してはいたが、やはり完全に良くなるには、ほど遠い感じがしてきて、28歳の時(2010年12月ごろ)からは、九州大学病院の総合診療科の中にある「漢方外来」を受診して、今現在も漢方薬(十全大補湯に附子を加えた煎じ薬と、ツムラの甘麦大棗湯の粉薬)での治療を続けている。そして今では、心身ともに、かなり症状が酷かった時期からすれば、だいぶマシな感じになって来ているとは思うが、やはり漢方治療は、長く飲み続けて徐々に体質改善をしていくような面があるのか、病気が完全に治るまでには、まだまだ長い年月が掛かりそうな感じがしている。

そして最近、噛み合わせについて書いてある本や、インターネットの情報などを読んでいると、噛み合わせ不良から、顎の位置のズレが発生して、それが全身の骨格や筋肉のゆがみ、体の重心の傾きなどに繋がっていて、その状態では姿勢が悪くなったり、正しい姿勢を保とうとしているだけで無意識に不必要な筋緊張が生じて、全身的な血流障害が慢性化したり、脳にも常に余計な負荷が掛かった状態が続いたりして、常に疲れやすかったり、体の至る所に痛みが発生したり、現代医学では原因不明と言われるような心身の不調が慢性化したりする所まで繋がっているなどと言われているようで、そういう話は今までの僕の人生の境遇と重なる部分が多いような気がするので、矯正治療によって、どこまで体調が良くなるか、実際にやってみない事には分からない部分もあると思うが、矯正治療の可能性に賭けてみたいと思うようになった。上記で書いてきたように、学生時代を終えて社会人になってからの僕の人生は、ほとんど病気の治療をするばかりで、マトモに働いた経験もなく、30歳近くまで来てしまったという感じで、精神科に長く通院している事もあって、「精神障害者手帳」なども持っているので、働けていなくても、それが免罪符になっているような面もあるだろうが、この先の人生も、こんな調子のままで良いハズがないし、まだまだ、この先の人生のほうが長い訳で、「大器晩成」などという言葉もあるのだから、何としても心身ともに元気になって人生を挽回したい。現状のように、病院に通院し続けていなければ日常生活を送る事さえ支障がある病人の状態から、とりあえず病気が寛解して日常生活には支障がないニートの状態になるのが目標ならば、今の調子で、漢方薬などの治療を何年も続けていれば、それくらいのレベルまでなら回復できる可能性はあるかも知れないが、あくまでも社会で自立して元気に生きて行ける人間になるのが目標であって、社会に出て働き始めたりすると、またすぐに病状が悪化するようでは困るので、そういう事を考えれば、噛み合わせの問題から根本的に解決していく必要があるのではないかと思ったので、上記のような全身的な心身の不調と、噛み合わせ不良との関連性について詳しい先生に、ぜひとも矯正治療をお願いしたいので、よろしくお願いします。
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