黄柏（オウバク）１ｇなんて飲めるか！

実は、５月くらいから「煎じ薬」に切り替えてもらって、生姜（ショウキョウ）とか川窮（センキュウ）も外してもらってたんですよね。
その最初の処方の構成は、下記のような感じだったんだけど・・・

人参４　白朮４　茯苓４　炙甘草２　当帰４　熟地黄４　芍薬４

これで最初、めっちゃ元気が出る感じがしたんだけど、だんだん喉が乾いて、動悸がして、手足が火照るようになって、夜も眠れず苦しすぎてたまらなくなってしまったので、まず当帰を４ｇ→２ｇに減らして、だいぶ落ち着きました^^;
でも、その後すぐに夏がやってきて、また上記と同じような症状に襲われるようになったので、熟地黄→乾地黄に変更してみたり・・・
でも、胃の調子も悪いとか言ってたら「地黄を減らしてみようか？」みたいな話になって、地黄を減らしたら胃の調子は少し良くなったけど、のぼせたりして頭フラフラで熱中症みたいな症状が１カ月くらい続いたりしたので、地黄の量を元に戻したら一気に回復したりして、やっぱり地黄は大切なんだな～とか思ったり^^;
で、胃の調子が悪いから、もっと四君子湯の量を増やせばいいのでは？とか主治医にリクエストしてみたけど、そしたら「食後に飲めばいいのでは？」みたいな話になって、漢方薬は本来、食前か食間（空腹時）に飲むものなんだけど、今は主に「食後」に飲んでます。
地黄など胃に障るリスクが高い薬草が必要な場合は、食後のほうがいいのかも知れないですね^^;

そんな感じでやってたんだけど、どうしても耳管開放症は治らず、漢方を食後に飲んでても、相変わらず胃の調子もあまり良くないので、最近、新たに黄柏（オウバク）を処方に加えてもらったんだけど、この黄柏も、かなり苦い味がする薬草で（グレープフルーツの皮の部分のような味？）のぼせる症状とか取れて頭スッキリするような効果はあるし、吐き気みたいな症状も取れる感じはあるんだけど、「緑茶」とか「コーヒー」の場合と同じような副作用にも襲われていて、色々と手こずってます（汗）
やたら喉が乾いてイガイガするというか、喉が詰まって声が出なくなるというか・・・
耳管開放症にも効果アリなのか、逆効果なのか・・・
そんな感じなので、黄柏の量は最初から少なめ（１．５ｇ）で、しかも「別方」にしてもらっていたので、嫌なら黄柏は入れなくてもいい！みたいな感じでスタートしたんだけど、やっぱり１．５ｇでも多すぎて、その半分くらいの量で、ちょうどいい感じだったので、先日、煎じ薬の相談に行った時に、黄柏は１ｇにして、その代わり地黄の量を増やせば、ちょうど吊り合うんじゃないか？みたいな話になったけど、どうやら黄柏１ｇでも多すぎるみたい（汗）
今の地黄の量は５ｇなので、確実に潤ってくれるはず！とか思ってたけど、それよりも黄柏の乾燥させる効果のほうが強すぎるというか・・・
なので、今の処方の構成は、下記の通りなんだけど↓

人参４　白朮４　茯苓４　炙甘草２　当帰２　乾地黄５　芍薬４　黄柏１

黄柏は、見た目が、かなり黄色い薬草で目立つので、半分以上くらい取り出してから煎じてます（汗）
たぶん、黄柏の量は0.5ｇ未満になってると思うけど、今の所は、それくらいの量で、ちょうどいいみたい^^;
でも一般的には、黄柏は３ｇくらい使うらしくて、１ｇなんて全然たいした事ない量のはずなのに、なんで、こんなに苦戦しなきゃいけないんだろう？（汗）
もっと地黄のほうが大量に必要なのかなぁ？

ちなみに、以前は耐熱ガラスの容器で煎じてましたけど、今はステンレス製の鍋で、テキトーに煎じてます（笑）
以前は、煎じた後の掃除が大変だからって事で「煎じ袋」に生薬を詰め込んだ状態で煎じたりしてましたけど、今のステンレス製の鍋だと、煎じた後の掃除も、そんなに大変じゃないし、こっちのほうが、しっかり成分も抽出されると思うので、今は上記の写真の状態に水を600ccくらい加えて煎じてます。
ちなみに、写真の右側に映ってるのが「勝手に取り出した黄柏」です（汗）