今日発売の競馬ブック「Navi Talk」に、
シングンオペラというお馬さんのお話を書かせていただきました。
2000年7月に船橋でデビューして、翌年JRAへ移籍。
怪我で引退して、オーナーさんの思いで種牡馬になり、
昨年の春に亡くなったのですが、
残したおよそ40頭の子どもたちの中から、昨年、
シングンマイケルという、障害レースのG1ウイナーが出たのです。
以前、船橋の矢野厩舎のシルバーストリークという馬が中山競馬場に遠征した時に、
レース後に張田京騎手が
「初めての坂も首を使って上手に走るところなんか、シングンオペラみたい」
と仰って、そのコメントがずっと頭の片隅にあって。
シングンオペラ、どんな馬なんだろうと思っていました。
なので!最初、シングンオペラに騎乗していたジョッキーにお話を伺おうと思ったのですが、
縁あって、当時の担当厩務員さんにお話を伺うことができました。
城市さん、ありがとうございます。
言葉一つ一つに、シングンオペラへの思いが強く感じられて、到底、指定された字数では収まらず
(またかーい!!!)
私の主観や言葉などは、いらん!!!
…とばかりに削り倒して、ようやくこの形になりました😅
これはいつか、別の形でも書きたいなぁ。
シングンオペラの船橋時代の担当さん、ジョッキー、調教師。
産駒の殆どを所有している馬主さん。
昨年、JRAの調教師試験に合格した馬主さんの息子さん。
勿論、JRAに移籍した後のジョッキー、調教師、担当さんも。
広げていったらきりがないのだけど、
馬を描こうとすれば人を描くことにもなるのが「競馬」ですから。
いつか、の夢の一つとして、温めておきます。
あぁ、短い言葉で伝えられる文才が、表現力が欲しい…。