ひろしま里山放浪記

自然とのふれあいなど気儘な書込み

富士登山( 7 ) 下山道八合目のご来光

2014-08-26 | 日記

(つづき)

富士登山、2日目

昨晩は寝ていても強風の音が聞こえてくる程の悪天候の為、登頂は取りやめ、

八合目から下山することになりました。

起床して太子館から外へ出てみると、雲海の上の東方面が、朝焼けで明るくなっていました。

 

吉田ルート下山道へ向け連絡道を少し登っていますが、足元はまだ暗く、前の人に付いて行きます。

 

上空には半月の月が富士山頂の上に残っていました。

 

明るくなっているのは、山中湖、丹沢山系の東側の相模湾方向のようです。

 

山頂から下りて来る、吉田ルート下山道へ合流しました。

 

 

 

 

 

ジグザグの下山道の曲がり角で休憩し、ご来光が登るのを待っています。

 

徐々に明るくなっていますが、なかなか現れません。

 

やっと、頭が見えて来ました。

 

登山ガイドの小山さんに、相棒との記念の撮影を上手に撮って頂きました。

 

素敵な富士山のご来光の瞬間の様子です。

 

ご来光時の富士山の裾野の様子。

山中湖や自衛隊北富士演習場?

 

ご来光を見ることが出来て満足している表情です。

 

しばらく、そのタイミングを待っています。

 

より、明るくなって来ました。

 

ご来光を拝むときは自分の影を拝むのだそうです。

 

その後、太陽に向かって 万歳三唱。

 

気持ちの良いご来光を見ることが出来て最高でした。

 

登山ガイドや添乗員その他のみなさんも喜んでいました。

 

登山ガイド始め、全員いつまでも、飽きることなく、ご来光をみつづけています。

 

富士山上空も完全に明るくなってきました。

 

(つづく)

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富士登山( 6 ) 八合目(太子館)迄

2014-08-25 | 日記

(つづき)

富士登山、吉田ルート、本七合目の鳥居荘(2900m)を通過しました。

頭上の、次の山小屋の東洋館?が見えています。

 

足元側は、鳥居荘の屋根とその上の岩場の登山道。

こんな岩場に良く山小屋が出来たと感心します。

 

 富士登山の相棒、疲れた様子は有りません。

 

上空と富士の稜線 

 

 

稜線の美を邪魔している、岩山

 

18:20頃から西の空が、夕焼けの茜色に染まってきました。 

 

六合目より下は、雲海状態。

 

 

 

 

 

 

まもなく、太陽は沈みそうです。 かなり疲れてきている方もいるようです。

八合目の山小屋も近いので、頑張ろうと登山ガイドの小山さんから激励を受けています。   

 

八合目の最初の山小屋 太子館 が目前に。

 

足場の悪い岩場を我慢して登ると

 

最後は楽な階段になりました。八合目の山小屋の太子館に到着しました。  

 

太子館内には八合目救護所も設置されていました。 

 

私の相棒も元気に到着しました。 

 

八合目山小屋の太子館では番頭さんが、当ツアーの仲間全員を一人づつ向かい入れてくれました。 

 

太子館に入りました。 

三階の二段床の寝床に入り、ザックなどを下ろします。

 

一階の食堂へ全員下りて、カレー等の夕食を取りました。

 

食後には、このような翌日の朝食を受け取りました。

 

そして、三階の寝床の寝袋に入り仮眠、11時15分起床、11時30分山頂へ出発の予定でした。

ところが

11時頃に全員起こされて、登山ガイドから、登頂は悪天候の為中止との発表が有りました。

11時現在外は、風速15mの大風が吹いており、2-3時ごろからは大雨の予報が出ていて

八合目以上の夜間登山は危険とのことでの山小屋と全登山ガイド英断でした。

今晩、太子館で仮眠している他のパーティを含む全員が登頂中止との事でした。

残念でしたが、明朝4時15分起床、4時30分、八合目から下山開始との予定変更となりました。

(つづく)

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富士登山( 5 ) 本七合目(鳥居荘前)迄

2014-08-24 | 日記

(つづき)

富士登山吉田ルート、七合目(2700m)に入りました。

岩場の急登に掛かり、渋滞して来ました。

 

森林限界に達し、ダケカンバなどの樹木はこの辺で終わりです。

 

溶岩がむき出しの岩場を登ります。

 

厚板で土砂の流出防止をしています。

 

登山道の一部です。

 

山小屋・日の出館 の前を通過。

 

上部の山小屋方面のジグザグの登山道には、多くの登山ツアー客の列がつながっていました。

 

山小屋・日の出館の屋根です。多くの石で屋根を護っています。

 

 

狭くなった岩場は一列で。

 

地層の見える稜線。

 

トモエ館前を通過。

 

装備不良の登山者用に、山小屋では、アマガッパやポンチョなどの簡易雨具も売られていました。

外人の為の、英語の登山MAPの案内も有りました。

 

更に登って行きます。

 

登山道の向こうは崩壊中の崖や、タデやイタドリなどの生えた斜面が見えていました。

 

登山ルートには鎖も設置されていますが、これにも触われないそうです。

 

足元が悪く、四つん這いになって歩くのが安全なようです。

 

とにかく、石ころを落とさないように気を付けて歩きます。

 

 

 

 

 

やがて右側に、富士山七号目救護所が見えて来ました。

この辺りから高山病の症状が現れて来るのでしょうか?

 

山小屋 鎌岩館 前を通過します。

 

山小屋の前のベンチには、一般の登山者などが、休憩をしているようです。

 

金剛杖に焼印を押してもらっているのかも?

 

登山ツアーの仲間は山小屋の前では休憩でき無いので、通過します。

 

山小屋の屋根部分。屋根に降った雨水は全て大きなタンクに溜められていました。

トイレや洗い物などに使用されます。

 

また頭上に山小屋・富士一館が見えて来ました。

 

富士一館の番頭さんの前を通過。

 

長い溶岩道の上に鳥居が見えて来ました。。

 

まさに火山を登っている気持ちです。

 

今登ってきたジグザグの登山道や山小屋です。これより下は雲で見えません。

 

 

歩いている足場の岩石です。非常に歩きにくい場所でした。

 

風が強く吹いていて紐が無いと帽子が飛ばされそうです。

 

東方向に虹が微かに見えました。

高い所の雲(傘雲)?、から雨が降っているようです。

 

風が強く、雲も早く流れています。

 

溶岩の下は赤土がえぐられて流されていました。

 

赤い鳥居を目指して登り続けます。

 

 

 

白い雲の上に、富士山の影が、映っていました。奥は相模湾方面。

 

まもなく赤い鳥居をくぐります。

 

17:50 遂に山小屋・鳥居館に到着しました。

山小屋のの前は大渋滞なので急いで通過します。

 

本七合目(約2900m)に当たる鳥居荘を通過七合目はこの後もまだまだ続きます。

 

(つづく)

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富士登山( 4 ) 七合目(花小屋前)迄

2014-08-23 | 日記

(つづき)

富士登山吉田ルート、六合目の道標やMAP類。

レンズに雨の水滴が付き不明瞭な画像となりました。

 

ここでも高度順応の為の休憩を取り、再出発。

 

上部には落石防止の柵が、万里の長城のように続いています。

 

ジグザグの落石防止の柵 に沿って登って行きます。

 

 足元は砂利や砂礫、厚板の階段で砂礫が流れ落ちないように整備されていました。

 

濃いガスで視界は無く、唯ひたすらにジグザグの登山道を登って行きます。

 

 

 

 

 

 

 

防護柵の間にも タデ は頑張って咲いていました。 

 

 前の休憩から約30分弱歩き続けたのでまた休憩をして、深呼吸の練習をしています。

 

 富士山頂迄、あと4.3kmの案内。

 

 六合目から約1時間20分、五合目からは約2時間30分

蒸し暑くなって来ましたが、ゆっくり登っているので

皆さんまだまだ元気です。

 

まもなく、ガスが無くなり、青空が見えて来ました。 

 

山頂側も良く見えるようになりました。

七合目から八合目にかけての登山道には沢山の登山者の列が続いています。

曲がり角ごとに山小屋が並んでいる様子が見えてきました。 

 

 見下ろすと、砦のような落石防止用の堰堤?

 

 登山道は砂利道から、溶岩の岩場に変わりました。

ロープの間の岩場に安全な足場を探しながら、登っています。

 

登山ガイドからの注意 : ロープは目印の為の物、危険なので触れないようにとの注意が有りました。 

 

又、歩幅も狭くした方が安全で疲れないよとアドバイス。 

 

 一歩、一歩、溶岩の岩場を登っています。

 

 山小屋も少しづつ近づいて来ています。

ロープの代わりに頼りの金剛杖を、上手に使いながら登っています。

 

七合目、吉田ルート最初の山小屋に到着しました。  

 

七合目の山小屋の名前は花小屋(2700m)、金剛杖(約1000円)を持っている場合、焼印してくれます(約300円)。

但し、ツアーの場合宿泊する山小屋でないと焼き入れ時間が取れません。

 

 花小屋の前を通過します。

 

このあと、八合目(3020m)まで、ごつごつした溶岩の急な岩場を登って行きます。 

 

(つづく)

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富士登山( 3 ) 六合目(下山道合流部)迄

2014-08-22 | 日記

(つづく)

 富士登山吉田ルート、五合目から少し下って 泉ヶ瀧迄来ました。

ここからは頂上まで登りの連続です。

小さな枯滝の前に泉ヶ瀧の石標が有りました。

 

 登山道の側面は、崩落個所が何か所も有りました。

富士山は活火山なので、山全体が微妙に動いています。

 

五~六合目間には ダケカンバ(岳樺) が多数群生していました。

雪に押し倒された、ダケカンバ(岳樺) 

 

雨が降り ぬかるみの登山道。

 

 高度順応の為、休憩中。

 

登山道の傍らに、こんなに大きな溶岩の塊が転がっていました。

 

古木の根っこが、登山道が出来て、根っこが露出してしまいました? 

 

富士山の稜線を正面に見ながら、緩やかに登って行きます。 

 

 子供連れの家族が元気に下りてきています。

 

 かなり傷んでいる石畳が続きます。

 

 

 

各国の外人さんとも、沢山出会いました。 

 

 落石避けの丈夫なシェルターが見えて来ました。

 

雨も強そうなので、雨宿りも出来そうです。 

 

 しかし、ゆっくりペースでも、止まる訳にはいきません。

 

落石防止柵 : 石垣や色々な方法で登山道が大規模に保護されていました。 

 

 

 

富士山安全指導センターを通過します。 

 

疲れた登山者を待っている馬。 

 

頂上までジグザグ登って行ける輸送車 

 

弾丸登山を止めよう の看板。

 

六合目、富士山安全指導センター

天気情報やMAPなど、準備されています。 

 

登山ガイド小山さん のお話を聞きながら休憩中。 

 

六合目では、まだガスが立ち込めています。

 

六合目分岐の道標

左方向  : 吉田口登山道(一合目~五合目)から北口本宮富士浅間神社方面へ、

左手前方向  :  富士山五合目、富士スカイライン方面へ               、

右方向  :    富士山山頂方面へ向かいます                。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登頂したのでしょうか?若者達が、ゾロゾロと下りてきました。 

 

 壊れている石の階段など厚板で保護されている間を一列で登って行きます。

 

 

 

雲海荘別館穴小屋(休業中)前を通過

 

六合目  吉田ルート下山道出口。

この分岐を右へ登れば 富士山山頂へ。

 

(つづく)

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