ひろしま里山放浪記

自然とのふれあいなど気儘な書込み

国立天文台三鷹 見学コース散策 

2014-05-26 | 日記

5月23日(金)22/14℃

 本日はJR中央線の三鷹駅の西隣の武蔵境駅からバスに乗り、

国立天文台 三鷹 の見学に出かけました。

 

国立天文台の正門です。 

 

見学コースは大正時代に設置・移動され、以後利用され続けた古い観測装置ばかりですが、

当時は最先端のレベルを持っていた貴重な天文機器やその建物などを一周します。下図の赤い部分のみです。 

 

第一赤道儀室

国立天文台三鷹でいちばん古い建物です。

口径20cmの屈折望遠鏡が有ります。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太陽塔望遠鏡(アインシュタイン塔)

スクラッチタイルの外壁が特徴です。 

 

太陽塔望遠鏡(アインシュタイン塔)

塔全体が望遠鏡の筒の役割を果たしており、塔内部は吹き抜けになっており

鉄骨のやぐらが立っています。光はシーロスタットによって垂直に取り込まれ鉄骨ややぐらに固定されている

望遠鏡で収束されます。その後半地下の大暗室に導かれプリズムや回析格子を使いスペクトルに分け

観測していたそうです。 

 


天文台歴史館 2階に有る 65センチ屈折望遠鏡の説明板 

 

 

天文台歴史館(大赤道儀室) 

 構内でいちばん大きなドームです。 

 日本最大の屈折望遠鏡(口径65cm)が有ります。 

 

 

 

 

 

 

 

 日本最大の屈折望遠鏡(口径65cm) 

主に、星の位置観測を行ってきて、1998年3月で研究観測から

引退したそうです。

 

 

 見学コースの案内板

 

 展示室 天文台で行っている研究の紹介パネルや観測装置の模型などが有ります。

 

 

子午儀資料館(レプソルド子午儀室)

惑星や主要な小惑星の赤経観測が行われていました。

 

貴重な子午儀をたくさん展示しています。 

 

レプソルド子午儀室

 

レプソルド子午儀 1880年ドイツ製  国の重要文化財

三鷹では月、惑星惑星や主要な小惑星の赤経観測にしようされ

1949年に日本で初めての本格的観測星表が出版されました。

 

 

ゴーチェ子午環室

半円形のドームと台形の入口屋根が特徴。

 

ゴーチェ子午環儀 

天体の精密位置観測に使っていた観測装置です。 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

子午線標 

 

 

天文機器資料館 (自動光電子午環)

 銀色に輝く半円形のドームが印象的な建物です。

内部は天文機器資料館となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然科学研究機構 国立天文台

天文情報センター  中央棟 

 

国立天文台は世界最先端の観測施設を擁する

日本の天文学のナショナルセンターです。

天文学・及び関連分野の発展のために活動しています。

とのことです。

 

現在はキャンパス内の未公開の建物や場所で最先端の観測機器が活躍しているようです。

またハワイ島や南米チリなどでは次世代超大型望遠鏡の建設計画も

進んでいるそうです。 宇宙も未来もどこまで発展し続けていくのでしょうか?

 

 (終了)

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